2011/10/16 若竹七海×有栖川有栖「第1回アガサ・クリスティー賞決定記念対談」

 アガサ・クリスティーの名を冠した新人賞の創設と、第1回授賞作品の決定を記念して、第1回の選考委員を務めた若竹七海氏、第2回の選考委員に就任された有栖川有栖氏をお招きしてトークイベントを開催しました。その模様をBookJapan編集Kがツイート、他にも数人の方にツイートいただいたので実況として採録しました。不完全版ですが、雰囲気がわかる程度ということでお許しを。完全版は「ハヤカワ・ミステリ・マガジン」に掲載予定です。また、この実況映像はアーカイブ化されています(TLの最後にURLあり)。ご覧になってもし感想をツイートされる場合は、ぜひ#live_wireをつけてお願いします。
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琴瀬美沙 @K_misa_maguro

(若竹さん)クリスティというとコージーの部分ばかり取り上げられて、ミステリ作家としての凄さが語られない #live_wire ( #golivewirecom live at http://t.co/cwzRlVg0)

2011-10-16 19:29:36
BookJapan @book_japan

『アガサ・クリスティの秘密ノート』についての話題。創作手法から見たクリスティ。 #live_wire

2011-10-16 19:34:46
琴瀬美沙 @K_misa_maguro

クリスティのミステリはロジカルではないが、伏線の張り方がうまい。いくつもの意味合いが含まれた場面がいくつかある。職人技。 #live_wire ( #golivewirecom live at http://t.co/cwzRlVg0)

2011-10-16 19:35:55
homkithi @homkithi

有栖川さん「綾辻さんとミステリーのルールについて話をした時にクリスティーの話になりました。二十則のヴァン・ダインにアクロイドを批判された時、何も言い返さずオリエント急行を書き上げた。すごいなぁ、と。クイーン好きもクリスティーを賞賛しておりますよ」 #live_wire

2011-10-16 19:40:39
BookJapan @book_japan

若竹七海氏のクリスティのお薦め作品『パディントン発4時50分』などなど。 #live_wire

2011-10-16 19:46:09
BookJapan @book_japan

第一回クリスティ賞受賞(予定)者である森晶麿氏登場&若竹七海氏の受賞作お薦めポイント。 #live_wire

2011-10-16 19:48:22
homkithi @homkithi

有栖川さん「クリスティー作品は評しにくいんです。ロジックやトリックなら良し悪しはともかく評しやすいけれど、ミスディレクションは何故だまされたのか気づかないこともある」 若竹さん「すごい手品を褒めるようなものですね。『面白かった』としか言いようがない」#live_wire

2011-10-16 19:49:59
homkithi @homkithi

第一回クリスティ賞受賞者の森晶麿氏さん、受賞作品の『黒猫の遊歩あるいは美学講義』。若竹さん曰く「爽やかな薀蓄」がポイントとのこと。若竹さん、写真のクリスティーと似ているような… #live_wire

2011-10-16 19:55:42
livewire @golivewirecom

アガサ・クリスティ賞記念トーク、現在休憩中で、若竹七海さんのサイン会です。#live_wire ( #golivewirecom live at http://t.co/hItiLF1x)

2011-10-16 19:55:37
livewire @golivewirecom

まもなく「アガサクリスティ賞決定記念トーク」第二部再開です #live_wire ( #golivewirecom live at http://t.co/hItiLF1x)

2011-10-16 20:03:58
BookJapan @book_japan

第一部終了、若竹七海氏退場。第二部は何が起こるのか?クリスティを中心に色々なミステリの話し。 #live_wire

2011-10-16 20:07:30
BookJapan @book_japan

『有栖の乱読』、クリスティでは何が選ばれているか当てましょう。 #live_wire

2011-10-16 20:11:07
BookJapan @book_japan

クリスティとクイーン、どっちを読むのが早かったかという話しからあかね書房推理・探偵傑作シリーズの思い出へ。 #live_wire

2011-10-16 20:16:18
BookJapan @book_japan

有栖川有栖が原書で通読したという『見えないグリーン』 #live_wire

2011-10-16 20:24:46
BookJapan @book_japan

翻訳調、翻訳的な言い回しの日本語に対する影響。 #live_wire

2011-10-16 20:28:05
BookJapan @book_japan

翻訳物は名前が覚えられないという意見に対し、「覚えようとするからいけない。アで始まる名前が長いヤツみたいに思えばいい。覚えようとする人は真面目すぎるんだ」と有栖川有栖氏。いや、その通り。 #live_wire

2011-10-16 20:30:33
BookJapan @book_japan

杉江氏「これを新訳してほしいというのはありますか?」有栖川氏「(即答で)カー!」 #live_wire

2011-10-16 20:35:57
BookJapan @book_japan

カーも新訳準備中という情報! 基本的には全部やるそうです。 #live_wire

2011-10-16 20:37:34
homkithi @homkithi

杉江さん「新訳してほしい作品は ありますか」有栖川さん「カーでしゃう」杉江さん「カーですか。奇遇なことに私もカーです。特に『皇帝のかぎ煙草入れ』。ところどころ古さを感じさせるところがあるんです」 #live_wire

2011-10-16 20:41:25
BookJapan @book_japan

有栖川有栖『闇の喇叭』『真夜中の探偵』のシリーズはスティーグ・ラーソン『ミレニアム』シリーズのように一冊一冊は独立しつつ全体としては大きな物語の流れがある話に。 #live_wire

2011-10-16 20:42:23
BookJapan @book_japan

冒険小説の話しに。バー・ゾウハー、ジャック・ヒギンズ『鷲は舞い降りた』『脱出航路』。『脱出航路』品切の話から「冒険小説の名作は読めるようにしておかないと(そのジャンルの)作家が育たないよ」と有栖川有栖氏 #live_wire

2011-10-16 20:49:28
homkithi @homkithi

『闇の喇叭』『真夜中の探偵』について。有栖川さん「大きな物語の中に様々な作品を位置づける。本格だけじゃなくて冒険小説とか、国際謀略ものとか。一つの作品では見えてこないものがある。『全てのことに決着がつくわけではない』というリアリズムがあります」 #live_wire

2011-10-16 20:50:17
BookJapan @book_japan

マルティン・ベック・シリーズとヴァランダー警部シリーズの繋がりについてから、海外から刺激を受けないといけないと。 #live_wire

2011-10-16 20:52:33