池上彰の現在史講義 石油編 ( #bsjapan )
- komakusaryama
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アラビアンライト(アラブ諸国の軽質石油)の価格。1960年代〜'70年代半ば横ばい。'70s後少し上がる。2000年以降急激に上昇。なぜ昔は値動きが激しくなかったか。かつては価格をコントロールする組織があった。石油メジャー(大手)。米英仏蘭7社が強い態度で。 #bsjapan
2011-10-16 21:31:14石油は地下の深い岩の中に成分が細かく詰め込まれている。石の中に閉じこめられている。地下は圧力が高い。圧力によって原油の成分は岩の中に閉じこめられている。地上から穴を掘り(油井)穴が空くと1気圧になり閉じこめられていた石油が一気に液体で噴き出す。石の中だから石油。 #bsjapan
2011-10-16 21:27:30円高になっているのにガソリンが上がっているのではなく、原油が高騰していて円高によってこの程度になっている。 バレル=樽。なぜバレルか。米南部で原油が見つかった。酒の樽に入れ運んだ。それで一樽=1バレル。一樽何L入るのか。途中で漏れて着いたら1バレル159L。 #bsjapan
2011-10-16 21:24:59逆に安い値段で入ってきたら安い値段で売らなくてはいけない。貯蔵した時の値段でなく、常に入ってきた時の値段。値段が気になる人はWTIの動向を見て、2か月後原油が入ってくる。2〜3か月後に反映される。 #bsjapan
2011-10-16 21:20:26逆に安い値段で入ってきたら安い値段で売らなくてはいけない。貯蔵した時の値段でなく、常に入ってきた時の値段。値段が気になる人はWTIの動向を見て、2か月後原油が入ってくる。2〜3か月後に反映される。 #bsjapan
2011-10-16 21:20:26ドバイで値段が決まってから積まれるまで2か月程度タイムラグがあって日本に入ってくる。これに基づいて日本のガソリン・灯油価格が決まる。輸入時期によって高い原油が入ってくると、元々安く買った原油も高い方に合わせて売られる仕組み。ずるいなと思うが必ずしもそうではない。 #bsjapan
2011-10-16 21:19:07WTIの原油量は世界の取引の6%。しかし売買が多いため世界最大の取引市場。一方ドバイ原油は重質油。WTIよりやや安い値段で取引価格が決まる。WTIを見て、じゃあドバイ原油、アブダビ原油はこの位。値段決まる。値段決まってからタンカーに入れ輸出。 #bsjapan
2011-10-16 21:17:27WTI、西テキサスの原油は軽質油。熱すると比重で分かれる。非常に軽い部分はプロパン原料、軽油、重油、ナフサ(プラスチック原料)等。ガソリンが多く取れる原油が軽質油。タンカー燃料になる重油が多いのは重質油。大きく値が上下するので必要でない人が参入。 #bsjapan
2011-10-16 21:15:31先物、権利を売買。本当に必要でない人も買うことができる。どっと資金が流れてくるようになる。ヘッジファンド。代表的なものがニューヨークマーカンタイル取引所。取引される原油がWTI(West Texus Intermediate)。WTI、米西テキサスで取れる原油 #bsjapan
2011-10-16 21:13:29では世界の原油の値段はどう決まるのか。国際的な市場の値段の決定に大きな影響力を持っているのはニューヨーク・マーカンタイル取引所。様々な物の先物取引が行われている。先物、現物と違う。今すぐ欲しい=現物、そうでない、1か月2か月半年先にいくらで買えるか。値段の売買。 #bsjapan
2011-10-16 21:07:39