『オジいサン』のミニイベントが開催されました
- idobatagumi
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「オジいサン川柳京極賞公開選考会」の感想をいくつか。「ほっこりまったり楽しかったです」(sinobu_kirisimaさん)、「いつもとひと味違うイベントでとても楽しかったです」(necomataさん)、「お楽しみ会のようでおもしろかったです」(匿名さん)→
2011-11-06 01:32:48→「こんなステキな老人会には何十年後も行きたいです!! 楽しい老後を送れそうな気になりました!!」(匿名さん)、「じいちゃんとばあちゃんの部屋にいる感じがしてきましたよ。ゆるーく、夕方のばあちゃんの部屋でおやつ食べてすもうを見てる気分。」(n-junrokuさん)→
2011-11-06 01:36:29→「今日はとても楽しい会でございました。こんな会を企画してくださってありがとうございます! ちり紙の花も、折り紙のリングも、なつかしいお菓子やBGMの数々も、とっても「老人会仕様」でしたよ♪」(hime-nyanさん)
2011-11-06 01:38:39ちなみに会場の飾り付け、ピンクの花と折り紙のド派手な輪飾りは宣伝Sとその仲間たち、昭和なBGMは販売Hの選曲です。開会前の会場アナウンスはNの上司・編集長T。飛び入りで選考してくれたのはえらい人I。皆に支えられてのイベントでした!(編集N)
2011-11-06 01:41:43何より、一時間の選考の間楽しいお話をしてくださった京極夏彦先生に大感謝! サインも一人ずつ、ゆっくりなさってくださいました。また、本日は「オジいサン川柳」最優秀賞の「世界の波平」さんもご来場! 副賞の長井好弘さんチョイスの風呂敷やとげ抜き地蔵のお守りもお渡ししました。(編集N)
2011-11-06 01:45:17「老人会資料の作りがこっていて、色々と探すのが楽しかったです」(kapiko_kapikoさん)。会場で配付した小冊子はNの編集です。プロの編集者が作ったとは思えない驚異のクォリティに、みなさん驚かれたのではないでしょうか。くれぐれも、あれ、わざとですからね!(編集N)
2011-11-06 01:48:38感想はまだまだありますので(なんと85パーセント以上の回収率)、後日の選考経過報告とともにまた、ご紹介しますね。いただいたお手紙もしっかり読ませていただいてます! 差し入れもみんなでいただきました。本日はお礼まで。(編集N)
2011-11-06 01:53:04益子徳一(72)、はじめてのファンレターをいただきました。(編集N) http://t.co/nj5AhhMu #pikubo
2011-11-06 16:29:20「ゲラゲラ笑ってたら写真あんまり撮れなかった~☆でも、会の様子録音しといたからねっ☆」と宣伝Sに渡されたボイスレコーダー。GJ! ようし、今日はいよいよ文字に起こすぞー! とイヤホンを取り出した数分前。……データフォルダが空っぽなんだけど、ど う い う こ と ?(編集N)
2011-11-22 15:24:20ともあれ、気を取り直して、記録メモを頼りにご報告いたします。「井戸端老人会 予行演習」と銘打った「オジいサン川柳 京極賞公開選考会」は、2011年11月15日、東京某所にて、14時より開催されました。 http://t.co/V3HY0arv
2011-11-22 15:29:59まずは、長井好弘さん選考による月間優秀賞と、最優秀賞のご紹介(これから、作品と長井さんの選評を連続ツイート予定です。長くなるので、今日はここまで)。ちなみに、京極先生のお席はこちら。言う程キテレツじゃ、ないよね……? http://t.co/6tjI7qps
2011-11-22 15:34:39【第1回優秀賞】美容院 じいちゃん頼む 「ちょいワルで」(紅玉):いくつになっても脂っ気の抜けない我が家のジイサン。町内の婦女子(だった人も含めて)の気を引くためなら、いまどき(?)のファンションにも果敢に挑戦するのだ。→1
2011-11-22 15:36:481→とはいえ、孫のような美容師にヘアスタイルの注文をするのは、さすがにちょっと恥ずかしい。「ちょいワルで」という言葉のビミョーな流行遅れ感が、ジイサンの愛すべき冒険を浮かび上がらせる。(選評:長井好弘)
2011-11-22 15:36:59【第2回優秀賞】すき焼きの 肉かっさらう 祖父の箸(さごじょう):肉食系ジイサン、ここにあり! 豆腐やネギやシラタキには目もくれず、鍋の真ん中に鎮座まします「上等の肉」へまっしぐら。 →2
2011-11-22 15:37:402→パワフルかつ流れるような一連の動作を、「かっさらう」という威勢の良すぎる一言で、鮮やかに浮かび上がらせた。「まだお肉がレアだから」と安心していた青き肉食獣たちに一泡吹かせ、「どうでえ」と胸を反らせるジイサンの姿が目に浮かぶようだ。(選評:長井好弘)
2011-11-22 15:37:59【第3回優秀賞】「ジュリエット」 二階の祖母に 叫ぶ爺(世界の波平):いつもの居酒屋で、珍しくワインを飲んでご帰還のジイサンが、節電のために植えた軒先のゴーヤの前に立って、連れ合いの影が映る二階の窓を見上げている。→3
2011-11-22 15:42:353→ここで「ロミオとジュリエット」の名場面を思いついてしまうジイサンは、英文学専攻か単なるロマンチストか。「ジュリエット」と声をかけられたバアサンは何と答えたのか。夏の夜の心休まる風景。尊敬と親愛の思いを込めて、私たちも呼びかけよう、「このバカジジイ!」と。(選評:長井好弘)
2011-11-22 15:42:50【第4回優秀賞】卵焼き ひとつ焼けぬが シェフの舌(良馬):厨房にたったこともないくせに、娘や嫁の料理に「オイスターソースが足りん!」などと難癖をつけるジイサンが、実は、ミシュラン級のシェフと同等の「舌」を持つ隠れ美食家だったとは。→4
2011-11-22 15:43:174→だが、「B級グルメが一番」という大ざっぱな味覚しかもたぬ家族や周囲の人々は、この市井に隠れた、恐るべき才能に気がつかない。孤老は、今日もこう呼ばれるのであった。「自分で作れ、クソジジイ!」(選評:長井好弘)
2011-11-22 15:43:30【第5回優秀賞】じいちゃんと 侮る孫に コブラツイスト(そんなひろし):クシャミをした途端に鼻水とおならが出るし、何か食べると一緒に顔中が動く。そんな醜態をワンパク盛りの孫に目撃され、祖父の威厳が吹き飛んでしまった。→5-1
2011-11-22 15:45:045-1→「わーい、爺ちゃんが壊れてる」。ワシの若い頃にそっくりな孫は、どうせ反撃など出来ないはずと高をくくって、ローキックを繰り出してきた。何のこれしき、闘魂ならばイノキにも負けぬと、起死回生のコブラツイストだ!5-2
2011-11-22 15:45:144600作品に目を通しながらの京極先生の分析がまた、面白いのです。「AKB好きのオジいサンは多い」「KARAダンスを踊るオジいサンオバあさんも少なくない」「男性は〈私はオジいサンだがまだ若い〉、女性は〈私はまだオバあサンではない〉という傾向がある」。
2011-11-22 16:00:48