クレヨンしんちゃんについて

雀魂最弱雑魚【生きる価値なし】 @riverpride

ミクシィで描いたクレヨンしんちゃんについての意見をこちらに輸入。褒められて調子付くタイプなのです（＊・ω・）＋

雀魂最弱雑魚【生きる価値なし】 @riverpride

ただやはり、これを一回でまとめるのは難しいので分割します

雀魂最弱雑魚【生きる価値なし】 @riverpride

懐古厨だという批判を受ける覚悟で申し上げたいことがあります。 それはクレヨンしんちゃんの大分後半。 厳密に云えば妹が我々読者に認知されたころ。

雀魂最弱雑魚【生きる価値なし】 @riverpride

野原ひまわりと云う存在が出来る前は、 野原しんのすけは五才児らしく振舞い、下半身露出したり、下品な踊りをしたり、いたずらしたり、大人達を困らせたりしておりました。 私にとって、これが「クレヨンしんちゃん」でした。

雀魂最弱雑魚【生きる価値なし】 @riverpride

毎回毎回、しんのすけが織りなす破天荒な寸劇を見るのが大好きでした。 臼井義人テイストが溢れているブラックユーモアなんかが子供のころには衝撃でした。

雀魂最弱雑魚【生きる価値なし】 @riverpride

そんなクレヨンしんちゃんに妹ができました。そして、妹ができたしんのすけは徐々にお兄ちゃんであることを自覚し始め、破天荒なことをやり続けてはいながらも、 どこかその責任を背負っているように見えました。

雀魂最弱雑魚【生きる価値なし】 @riverpride

何故妹が出来たのか、僕は世の中がしんのすけに求めるものが変わってしまったんだからだと思います。 五才児が破天荒で色々やらかして怒られて、それでもめげずに明日もまた遊ぼう！って云う気持ちで自由だったのが、妹の存在が新之助に自由を奪ったと思うのです。

雀魂最弱雑魚【生きる価値なし】 @riverpride

お兄ちゃんだから、妹の存在も気にかけないといけない、という父母のプレッシャーもあったでしょうね。（そういうエピソードも描かれていましたからね、その話では結局お兄ちゃんらしくってやっぱり難しいなってなってましたけど）

雀魂最弱雑魚【生きる価値なし】 @riverpride

そうやって着実に、臼井氏はしんのすけのお下劣な部分からお兄ちゃんらしくという部分へシフトさせていったんだと思います。

雀魂最弱雑魚【生きる価値なし】 @riverpride

このシフトが必要になったのは、 社会情勢の変化もあるでしょうけれど、それよりも ＰＴＡがしんのすけの自由を殺してしまったんだと思います。 極端に云えば、正義が自由を殺したんだと思います。下品なものを排除する運動が展開され臼井氏もかなり悩まれたんじゃないかなと思います。

雀魂最弱雑魚【生きる価値なし】 @riverpride

それにつけ込み、正義はしんのすけの自由を奪い、代わりにしんのすけにあらゆる手本を行うように強要し始めました。 そして、その影響のもと、 以前騒がれた、まつざか先生の恋人が殺されるという事件があったんだと思います。

雀魂最弱雑魚【生きる価値なし】 @riverpride

命の尊さを教訓とする話は初期にも見えましたけど、この事件はそういう道徳性は低く、明らかに読者を意識した内容に見えたのが異常でした

雀魂最弱雑魚【生きる価値なし】 @riverpride

臼井氏はひまわりを存在させることまでは許容できたと思います。だけど、その後の正義の自由なふるまいに我慢しながらも、何とかその中でキャラを汚さないように描き続けた、勇猛果敢な漫画家だと私は認識しております。