ホストやナンパ師が女性に多額のカネを貢がせる方法。これでも「貢いだ女性の自己責任」と言えますか？

よっしー758（=元ナンパ師） @yosshi758

近ごろ、若年女性支援団体「Colabo」の代表である仁藤夢乃氏が、過去にホストを擁護するような発言をしていたと発覚したことに関連して、「女性に体を売らせまくってるホストをフェミニストが叩かないのはおかしい」という声が徐々に広まっている。 twitter.com/himasoraakane/…

暇空茜 @himasoraakane

ネットより街に立つほうが安心で稼げる…25歳･実家暮らしの女性が歌舞伎町で売春を続けるワケ ｢月30万～50万円くらい欲しい｣ #プレジデントオンライン president.jp/articles/-/644… ・ホストにはまったので５０万円ほしい ・だから立ちんぼ うーん、バスカフェ意味ないからホスト新法つくろ？潰せる奴

2022-12-21 03:19:17

よっしー758（=元ナンパ師） @yosshi758

多数のリツイート等がされていることもあり、フェミニストを名乗るアカウントからもそれに対するツイートがチラホラと出てくるようになったが、相変わらず「フェミニスト」を自称する人ほどホストを擁護していたりする。

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その代表的なものが、「ホスト通いは女性の自己責任なので、救済する必要は無い」という意見だ。 あるいは「アイドルやギャンブルにハマって破産するのと同じ」というような言い方のこともあるが、結局のところ「女性側の自己責任」と言いたい点では同じである。

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私は出会い系サイト黎明期から断続的にネットナンパをしていたので（知らない人も多いだろうが、元々はこのアカウントも女の子と出会うための物で、妻と知り合ったのもこのアカウント）、その関係でホストやナンパ師の知人も何人かおり、実態を知っているからこそ「女性の自己責任」とは全く思えない。

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もちろん、もし私自身がホストをやっていたら「俺は一度も強制なんてしてないし、向こうが勝手に貢いだだけだから、完全に女の自己責任」と主張するだろう。しかしそれはあくまで建前でしかない。

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ホスト業界やナンパ師界隈には「いかにして女から搾取するか」という確固たるスキームが存在する。そこには「女性が将来なるべく不幸にならないように」といった観点は全く無く、女性のことを単なる「モノ」や「道具」としか考えていない。

よっしー758（=元ナンパ師） @yosshi758

今回はその「スキーム」の他、悪質なホストおよびナンパ師の実態について私が知っていることを出来る限り詳しく書き連ねていこうと思う。

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ホストの世界は完全なる「売上至上主義」である。 大勢の女性を苦しめたとしても、より多くのカネを稼いだ者こそが偉大であり、たとえ大勢の女性を幸せにしてもカネを稼げなければ「無能」の烙印を押される。

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私自身は女性が悲しそうにしていると自分も悲しくなるような性格なので、女性をモノ扱いするなど到底できず、ナンパ師界隈ではハッキリ言って「ダメな奴」だったが、女性に平気で酷いことをできるような男ほどモテて稼げる、それがホストやナンパ師の常識なのだ。

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では彼らは具体的にどうやって女性から搾取するのか。 もちろん、初めから「好きな男のためなら風俗でも何でもやっていくらでも貢ぎます！」と宣言している女性がいるはずもない。 いわゆるホス狂（＝「ホスト狂い」の略）に陥る女性も、自分がまさかそうなるとは想像もしていなかった人ばかりなのだ。

よっしー758（=元ナンパ師） @yosshi758

一応言っておくと、ホストクラブに通う女性の中でも、多額のカネを貢ぐ人の割合は多くはない。 あるいは、一時期は多額のカネを貢いでいても、限界を感じリタイア（いわゆる「卒業」）する女性客もいる。

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一方、ホストクラブの営業時間は風適法により「日の出から深夜0時まで」と定められているので、ホストが売上を伸ばすには「少額のカネしか使わない客を多数取る」という薄利多売戦略は使えず、限られた時間でより多く貢いでもらう必要があり、多額のカネを貢ぐいわゆる「太客」の存在が必要不可欠だ。

よっしー758（=元ナンパ師） @yosshi758

そういった理由から、ホストには「少数の太客から限界まで搾り取ろう」という意識が発生しやすく、そのことが時として女性の命までも奪う結果に繋がっていると言わざるを得ない。

よっしー758（=元ナンパ師） @yosshi758

実際、東京の歌舞伎町にはホスト通いで多額の借金を作った女性が頻繁に飛び降りることで有名な「自殺の名所」とも言えるビルがあるが、ホストが罪悪感を感じることは無く、ホストから出てくるのは謝罪ではない「ありがとう」といった言葉でしかない。 pic.twitter.com/KBUvQnUOLC

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さらには、キャバクラにはほとんど存在しない「売り掛け」（略して「掛け」と言うこともあり）という制度がホストクラブには存在する。いわゆる「ツケ払い」、つまり借金のことである。 なぜそんな制度があるかと言えば、若い女性客は体を売りさえすれば何十万というカネをすぐ作れるからだ。

よっしー758（=元ナンパ師） @yosshi758

つまりホストクラブに存在する「売り掛け」という制度の存在そのものが、既に女性に対する性的搾取を前提としているわけだが、もし売り掛けのある女性客がカネを払わずに「飛ぶ」（つまり逃げる）と、その女性客が指名していたホスト（「担当」と言う）がカネを払わないといけないルールになっている。

よっしー758（=元ナンパ師） @yosshi758

そのため、ホストは自分の担当する客が飛ばないよう、犯罪スレスレのものから完全に違法なものまで、あらゆる手段を利用する。

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新宿・歌舞伎町の通称「トー横」が児童買春など犯罪の温床になっているとして問題になったのは記憶に新しいが、ホストやナンパ師は時折このような場所に出向き、将来の金ヅルとして育てるために家出少女などの親や社会との繋がりが希薄な子を見つけてナンパする。

よっしー758（=元ナンパ師） @yosshi758

孤独感を抱えた少女は、イケメンから「一緒にメシ行かない？奢るからさ」「今日は行けないなら今度行こうよ。LINE教えて」などと優しく声をかけられた時、毅然と断れるような意志の強い子はほとんどいない。