2011/10/20(木) ニコ生「緊急報告 これが福島の放射能汚染の実態だ！福島放射線マップ大公開」

番組紹介

原発事故で、大量の放射性物質が飛散し、
放射能汚染という深刻な問題に直面している福島。

今後は放射能と向き合いながらどのように暮らせばよいのか？
その指針となるのが、放射線量の把握。

そんな中、今年8月、高エネルギー加速器研究機構の岩瀬広氏が
報道番組制作プロダクションCWVの宮井優氏と共に
最新鋭の放射線測定器を車に積み込み、
24時間体制で1ヶ月以上福島県内の市街地を走り続けました。
そこで計測されたのが「福島放射線サーベイマップ」。

地図上に、放射線量を落とし込み、放射線量を可視化することに成功。
その地図からから見えてきたのは、福島県民の生活に関わる意外な結果でした。

今回のニコニコ生放送では、「福島放射線サーベイマップ」を大公開。
調査の結果の報告をいたします。

各種リンク

番組リンク http://live.nicovideo.jp/watch/lv67698374

放射線マップ (ニコニコニュース http://news.nicovideo.jp/watch/nw135679 より)

• Google Earthをダウンロード→インストール

Google Earth : http://www.google.co.jp/intl/ja/earth/

• 下記kmzファイルを実行して閲覧 (9ファイルの合計:約3.7MB)

・伊達市 http://info.nicovideo.jp/niconews/map/date.kmz
・福島市 http://info.nicovideo.jp/niconews/map/fukushima.kmz
・飯舘村 http://info.nicovideo.jp/niconews/map/iitate.kmz
・川俣町 http://info.nicovideo.jp/niconews/map/kawamata.kmz
・郡山市 http://info.nicovideo.jp/niconews/map/koriyama.kmz
・南相馬市 http://info.nicovideo.jp/niconews/map/minamisoma.kmz
・二本松市 http://info.nicovideo.jp/niconews/map/nihonmatsu.kmz
・田村市 http://info.nicovideo.jp/niconews/map/tamura.kmz
・上記全エリア http://info.nicovideo.jp/niconews/map/all.kmz

資料編

• 【グラフ】ガンマ線の物質透過曲線。
  ガンマ線（Cs-137 662keV) の物質による減衰。
  （ウインターサイエンスキャンプ2010KEK Dコース放射線班より）
  [縦軸：透過率，横軸：厚さ]

http://twitpic.com/775vhn

• 【グラフ（ニコ生非公開）】ガンマ線の物質透過曲線。
  （スプリングサイエンスキャンプ2012KEK Dコース放射線班より）
  [縦軸：透過率，横軸：厚さ]

http://twitpic.com/977b6k

• 【グラフ】ガンマ線の空気による減衰。
  PHITSによるモンテカルロ計算。
  減衰項だけをみるため平行線源。
  （100本のガンマ線をまっすぐ飛ばしたとき、100m先に80本、400m先には10本届くという意味。）
  ※空気の減衰の計算は、ペンシルビーム、空気、大きな検出領域で、異なる距離ごとの検出領域での計数。
  exp(-x/λ)/r^2のeの項だけを求めた形。

http://twitpic.com/7idoo5

• 【動くグラフ-1】地面に均等に放射能が分布していて、そこから放射線が出ている図。
  （非汚染地域における大地からの自然放射線も同じ様子になる。）
  青がガンマ線、緑がベータ線。
  [y=0：地面，その下は土，上は空気]

http://twitpic.com/775wix

• 【動くグラフ-2】ホットスポット（放射能が一カ所に集まった場所）から出る放射線の可視化。
  黄緑がガンマ線、赤がベータ線。
  [y=0：地面，その下は土，上は空気]

http://twitpic.com/775x6z

• 【グラフ（ニコ生非公開）】ホットスポットからの線量寄与。
  30cmの等方球線源。
  100μSv/hのホットスポットの場合10mはなれて0.2μSv/h。

http://twitpic.com/7idqzo

ふくしま再生の会： http://www.fukushima-saisei.jp/

放送中の実況と反応