【ほうかご百物語】妖怪についてつらつらと

アルム＝バンド @Bredtn_1et

これじゃあ比較検討ができないではないか。仕方ない。借りてくるか…。

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http://t.co/8ic6evOQ　このサイトに拠ると、『日本書紀』でも問題のシーンがあるな…。

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ふむ…『日本書紀』は養老4（720）年完成、『先代旧事本紀』は大同年間（806年～810年）以後、延喜書紀講筵（904年～906年）以前と推定、か…。 http://t.co/W0qpUelk http://t.co/mvLD4TLJ

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ふむ…おそらくは該当するであろう誓いのシーンから天岩戸のシーンまで、一書含めて見ていったけど、『日本書紀』には問題のシーンその２はなかった。

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うん、『古事記』にも問題のシーン２は見当たらない。ありえるとすれば、『先代旧事本紀』だなぁ。

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あと、武夷鳥命って誓いの場面で生まれていたのか…。もう一回『日本書紀』の誓いのシーンを読み直して確認を取らないと…！

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http://t.co/PzeOaHZc 現代語訳だけど、このサイトに拠れば問題のシーン２は『先代旧事本紀』にはなさ気。あと、武夷鳥命の姿も見えない。

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http://t.co/phVxUaEy http://t.co/4fTjS8Mb スサノオが暴虐を尽くして、天照大御神が岩戸に篭るまで…この辺りだけど、その名前が見えない。

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もう一度熟読したら、『先代旧事本紀大成経』神祇本紀下六はいよいよ天照大御神が天岩戸が隠れるシーンに入る。

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問題のシーン２は同書・神祇本紀上五の終盤にあるけど、直前に天人熊命が保食命を切り殺し、それを月夜見尊が確認したら多くの穀物や動物、蚕などが生じていて、それを天照大御神が田畑で育てた。スサノオも田畑を与えられていたが、やせ地で、雨が降れば土が流れ、日照りが起きれば旱魃になった。

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で、嫉妬して天照大御神の田畑をスサノオが荒らしたり奪おうとしたり、他にも略奪やら色々悪いことをして暴虐の限りを尽くした、的なことが書かれているので、問題のシーンの該当場面はこの「スサノオの暴虐～天照大御神が天岩戸に篭るまでの間」で合っている。

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よって結論。『先代旧事本紀大成経』に見えるアノオカタは、その基になった『先代旧事本紀』では見えない。よってアノオカタの存在は後代の潤色。

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一応書かれていたのね。 http://t.co/x6ScfgV4

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っと、『日本書紀』には一書含めて誓いから武夷鳥命が生まれたという話はないようだ。『古事記』だけのバリエーションか？

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http://t.co/QmLQDeUU これか？