@nobukoza先生の循環生理講座
【循生講座続編1】何を追加しようと思ったかと言うと、最初の駆血の話では、「動脈が止まるほど締めてはいけない」という話で、橈骨動脈が触れる程度にしましょうね、というつぶやきでした。では、実際にはどれくらい駆血したらいいのか?
2009-12-21 01:07:05【循生講座続編2】教科書的には「駆血して静脈を怒張させる」とか書いてある気がします。(ちがったらすみません)。では、本当に駆血したら静脈は怒張するのか?というと、するのですが、見た目にはわからない、というケースが多発します。よって、慣れない新人さんは、駆血が足りないと思って…
2009-12-21 01:09:07【循生講座続編3】ますます締めあげて動脈を止めてしまう。そしてますます怒張しなくなる。だって、動脈からの供血がありませんから。で、採血失敗するわけです。しょぼん。…看護学生の方は、男子学生の腕を見せてもらうといいでしょう。血管見えやすいですよね。駆血すればまさに怒張します。でも…
2009-12-21 01:12:19【循生講座続編4】私みたいにw皮下脂肪が多いと、血管見えないんですよね。でも駆血して触れると確かに怒張している。血管も割と立派です。で、見えない静脈怒張を見つけるためには、「解剖学」が必要ですね。くれぐれも脈が触れるところ刺しちゃだめです。動脈ですから。刺してしまったら圧迫止血!
2009-12-21 01:14:51【循生講座続編5】で、結局どのくらい駆血で締めていいのか?まず、橈骨動脈は触れる程度にする。これが限界。強さは、採れさえすればゆるくてもいいんです。静脈の怒張だけ狙うと失敗します。駆血して触れてみて、血管わからないと思ったら場所を変える。触れてわかるかは、数をこなすしかないです。
2009-12-21 01:23:35【循生講座続編6】で、締めすぎちゃダメなケースは、血小板値が低い、骨がもろいの2つが2大ケースだと思います。患者さんが痛がるほど締めるのはまずよくないでしょう。軽めに締めて、患者さんにグーパー繰り返してもらうもの一つの手です。よほど出にくい方は、温めたりしてますが…
2009-12-21 01:26:22【循生講座続編7】よくあるのが、駆血前に腕をしっかり上げて待っててくれる方。座位なら、腕を下に垂らしたまま駆血して台に上げてもらうと重力にひかれて腕先に多少なりとも血液がきています。臥位で採るなら心臓より下げててもらうといいかも。駆血前に腕をぐるんぐるん回すとかも実はよく出ます。
2009-12-21 01:29:27【循生講座続編8】今回は、どうやって針を刺すの?とかは踏み込んでないのでいいですよね。駆血ネタですからw コツをお伝えするとすれば、「上手い人の手技をたくさん見る」です。イメージトレーニング大事です。私下手なんですって言いながら、見せない人、見ない人たくさんいますがそれじゃダメ。
2009-12-21 01:33:04【循生講座続編9】あと、駆血の高さの話ですが、教科書的には肘関節から2横指って書いてあると、言ってましたね。でも、実際そこを縛ると、健康な方ではわからないのですが、高齢の方はしわが寄ってしまって見にくいです。駆血した位置の皮膚のゆがみが影響しない程度に上で駆血。
2009-12-21 01:36:00【循生講座続編10】最後に、駆血帯って金具がついて挟めますけど、腕の細い方だと金具の部分が採血したい血管の中枢側にあたってると駆血が上手くいきません。血管の真上はゴムになるように。それでも無理ならゴムだけで駆血します。
2009-12-21 01:37:46って、とりあえず気付いたこと拾いました、誰かがまとめてくれるかな?明日からも平日の日中は実習してますのでつぶやけない予定です。よろしくお願いします~。ではおやすみなさい。
2009-12-21 01:39:45