フェイクドキュメンタリーQについての感想

ありんこだと思った @thoughtants

フェイクドキュメンタリーQ youtube.com/c/pro9ramQ/vid… 先週の月曜日に「緊Q特版」が配信（その後非公開）になり それに間に合わせるために駆け込んだわけですが 自分が好きな塩梅で謎がちりばめられていて 心霊マスターテープ以降どはまりしている心霊ドキュメンタリーの一つとして大変好きです

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まあ考察はたくさんあり、それらはYouTubeのコメント欄にたくさんちりばめられているので 敢えて自分が並べる必要はないと思ってます なのでここからは全部個人の感想と予測 予測がオーバーランすることで有名な自分ですが オーバーランもまた楽しいのでしばらくお付き合いください

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公開されている12本がフェイクドキュメンタリーQの1stシーズンなのですが 全体につながりが見いだせそうな要素がありつつ 個々のクオリティも大変高い作品になっています 時代や場合が違えど「なにか」が起きた作品を収蔵しているチャンネルのようでいて 判然としない「なにか」が怖い作品ばかり

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年齢が高いほど「この時代これが主流だったな」という記憶と作品が結び付き、"なにかこわい"により強固な現実感を伴います 90年代の留守番電話のテープ ダビングされたレンタルビデオ 守秘義務駄々洩れの個人ブログ そしてラスト・カウントダウンのその時代その時代でのたくさんのテープや映像

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時代を感じるもの 今ほどデジタルではないからこその恐ろしさがたくさん詰まっています レンタルビデオもセロテープ一枚でダビング出来た時代だもんな… ラスト・カウントダウンの怒涛の12本 理解が追い付かないたくさんの短い映像の奔流がとても大好きです 自分が混乱の渦に落ちてるって感じがする

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言及が少ないですが「春田くんまであと何周？」の 目が黒い若い男性の部分と 屋上の人影の部分は 心霊マスターテープの冒頭に引用されていることに気づきまして 製作時期を考えて「心霊マスターテープの時にはもうこの話が持ち上がっていたのか…」という考えとともに 「このビデオは本当にあるのか」

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という考えも同時に持ち上がって来ます フェイクドキュメンタリーQに感じる得体の知れない感情は 「もしかしたらこれは本物かもしれない」という絶妙な曖昧さが含まれているから生まれて来る不安感であり恐怖なのだろうというのが自分の考えです 春田くんでその考えが強まりました

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以前別の作品の感想でも書いたのですが そんなに都合よく答えが得られないのが現実で 決定的な答えが得られてしまうとそこで完結してしまうし やはり創作だったのかと思うと興奮が落ち着いてしまうところもあります だから予測や考察を読みながらも 答えが見つからないほうがいいなと思ってしまう

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端的に言うところの不気味さは 解答を得て理解してしまったらぱっと消えるような気がしています だから 解答を得たい→創作であってほしい 答えが欲しくない→終わらないでほしい という二つの感情に挟まれます そういった意味での緊Q特版は自分的にベストな配信でした

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緊Q特版では新しく差し込まれた映像や情報がありつつ 一方で配信の順番でなにかのヒントを見たような気分になっています 謎は深まり、少しのヒントを得られた状態はとても楽しい またたくさんたくさん考えてしまうし コメント欄の考察も読みまくってしまう 笑

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先週土曜に公開された「フィルムインフェルノ」も 損傷が激しくほとんどが不鮮明で確定的なことがわからない復元テープが 海岸で行方不明になったカップルの始まりから途中までを記録していて たくさんの「恐ろしい」の感想がTLに流れて来てきゃっきゃしています、今も 自分は「よくできてんなー」です

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別作品の話ですがグレイヴ・エンカウンターズの病院を彷彿とする洞窟 なにかの確信があってカップルはそこに入って行っているのに ジャーナリストさんが「洞窟なんてないんですよ」と言う 地中の異世界に迷い込んだカップルの顛末が怖すぎるし 人間がいるかもしれない恐怖が絶妙

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2ndシーズンが来年始まるそうなのですが 来年は完全に乗っかっていくぜ！と思っています 相変わらずの散文ですが ドキュメンタリー好きにも フェイクドキュメンタリー好きにも ホラー映画好きにも一度は見てほしい作品群 そしてYouTubeで全編見られるということを推したい！ぜひぜひ！！

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一部追記 ここ一週間くらい 「そもそも本当にあったことか創作なのか」をずっと考えていたのですが 創作だとすれば準備が大変だろうと思う部分もあります 1本目の「フェイクドキュメンタリー」に出て来るビテオテープの準備もそうですが そもそもビデオ販売店自体にも手間がかかりそうで

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生活感使用感ありありの雑多な事務所と 監視カメラの番号が焼き付いたブラウン管は すぐに準備できそうもないなと思ったりとか 留守録のテープもそれが使える電話機も必要だし ラスト・カウントダウンの映像の準備もかかりそうだし とかいろいろ考えると「これはガチのほうが手間が少ない」と

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もちろん一本一本丁寧に作っているからこそ生まれるクオリティと現実に肉薄した怖さなので 考えすぎな気もしますが 監死カメラでも生活感のある部屋の再現（？）はとても手が込んでいるなと思っていて 誰かの部屋丸ごと借りてやってるのかもしれないけど 「ありそうな部屋」「いそうな人」がうまい

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主題がどこにあるのかを考えながら まだまだ全体を見直しています そして来年を待つ

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#フェイクドキュメンタリーQ シーズン2リアタイ出来ました！ 社会的な問題も絡めつつ やっぱりじわじわ来るホラーになっていて シーズン1とフィルムインフェルノで13回分経験しているからこそ汲み取れてしまう怖さも仕込まれていて 今年は幸先がいいですね！ 以下要素の書き出し twitter.com/pro9ramQ/statu…

フェイクドキュメンタリー「Q」 @pro9ramQ

【配信中！】フェイクドキュメンタリー「Q」シーズン2第1話「ノーフィクション」公開！引きこもり38年—、彼女は何故家から出られないのか？ #Q #pro9ramQ #JapaneseHorror ノーフィクション - Nofiction - YouTube youtu.be/hepgb-pjGyY pic.twitter.com/opk1IlDxcx

2023-01-01 00:30:42

ありんこだと思った @thoughtants

・冒頭のディレクターは途中死亡している ・終わり部分で出て来るディレクターと冒頭が同一人物 ・15歳から38年引きこもり ・姉は3つ上 ・遺影はシーズン1と別物 ・鏡の中の人影？はのっぺらぼう ・両親の部屋の赤い顔？の前にお札が巻かれた赤い包丁 ・範子さんの人を迎える視線は「顔」を見ている？

ありんこだと思った @thoughtants

・丸い顔をどっかに置いた＝赤い顔？ ・邪魔をした人が死ぬ理由を範子さんは知っている ・「外へ出て」の発言からノイズ ・メガネはなぜ外した？ ・姉が行方不明になった年齢が不明、日付は5/20 ・40年近く経っている事件＝引きこもりと同時期？ ・40年近く経っているのにチラシはPCで作成されている

ありんこだと思った @thoughtants

・外に出た範子さんの後ろの家の中に人が二人 ・亡くなったほうのディレクターが見つけた布団？の中身 ・祠と思しきものの朽ちた中身 要素を書きだしただけなんですけどね

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亡くなったディレクターはどこで範子さんを知ったのか？と ディレクターはなぜ範子さんの家を家探ししているのか？というのは一つのつながりだと思います 明らかに取材テーマから逸脱したなにかを探している様子なので 他の映像だとここまで失礼な探し方はしていない気がします

ありんこだと思った @thoughtants

長年の引きこもりの方の取材で その家の中を家主に気づかれないように探っている＝荒らしている という印象はあります その点、新しいディレクターに頼っている様子があったり NPOを連れてきて解決へと進もうとしている辺りは 「邪魔」はしていないように感じます 少なくとも黙って家探しはしていない