月刊マーガレット副編集長 治部(担当J)氏‪の発言「編集者が言った通りに直しただけのネームを漫画家から貰うとガッカリする」‬に寄せられたプロ作家の反応

大橋薫『王宮女官の覗き見事件簿』『呪殺ナビ』連載中！ @ohashikaoru

なんだか… twitter.com/tantoj_margare…

担当Ｊ（治部） @tantoJ_margaret

（これってめちゃ「はあ？」と思われることなんじゃ？と思いながら書いているのですが）例えば、作家さんとネームの打ち合わせをしていて「こう直した方がいいんじゃない？」と僕が提案したとします。後日その作家さんから僕が言った通りに直しただけのネームをもらうとですね、…ガッカリするんです。

2023-01-17 20:26:17

ダテナオト＠『イラスト解体新書』２９刷　好評発売中！ @datenaoto2012

うーん、サラリーもらってる編集にネーム代が無料の状態でこれ言われてもなぁ…… そんな「面倒くさい恋愛のかけ引き」みたいな事されると作家サイドは困る 編集「俺はこう言ったがお前はどう動く！？」 作家「面倒くさいから編集の言うと通りにします」 こうしかならない

ダテナオト＠『イラスト解体新書』２９刷　好評発売中！ @datenaoto2012

何より「ガッカリします」とか言われたくないわなー 必死で考えて死活問題であり人生賭けてやってるのに時間とコストかけてネーム修整してその答えが「ガッカリします」とか思われてるの知ったらその出版社出ていくだろうな

ダテナオト＠『イラスト解体新書』２９刷　好評発売中！ @datenaoto2012

まぁ良い作品を作るという意味ではわかるんだけど、そのプロセスが面倒くさいというか作家に向き合ってない感じがするんだろうな 編集にとっては単なる一人の作家でも作家本人からすると死にものぐるいいだからそこに温度差を感じでしまうんだろうな・・・

観月藍@ゲームフルボイス版公開中!! @ctcpink

この方は炎上覚悟の前置きがあるので、個人の感情は置いておきます。 編集は創作者じゃないので、言う通り直さず、もっと上の改善案を出すのは作家の仕事で、それができないならプロたり得ないのは完全に同意します。 観月も編集の言われた通り直すことなんて一割あるかどうかです。 twitter.com/tantoj_margare…

大久保 @otsatellites

これはわかりみが深いです。自分も経験上、編集者の意見に逆らったネームを描いた方がOKが出やすいので…(編集者の意見の出し方が理不尽なんじゃなくて、編集者の言う通りにするだけじゃ作品は動かない…という話) twitter.com/tantoj_margare…

大崎アイル【信者ゼロ】12巻4月25日発売【ゼロ剣】3巻決定！ @Isle_Osaki

編集さんの言う通りになおしたのなら別にいいのでは？　と一瞬思ったけど。 自分の場合も編集さんの指摘分だけの修正じゃなく、 言われた分＋αで提出してたので普通のことだった。 なるほど…今後は意識的しよう twitter.com/tantoj_margare…

虎戸リア@【すくドラ】書籍化決定！ @S3wLdutGYMZFZwP

クライアントの修正案通りにやったらガッカリされるとか、クソゲーすぎるんよ…… twitter.com/tantoj_margare…

丘野　優 @okanoyu01

これは編集が個人事業主とかで立場対等なら作家側も素直にいやお前の意見なんか知らんがな俺は俺の考えで行く、と言えるけど、編集は会社の権威を背負ってこうしてくれと言ってくるのが普通なので個人事業主でしかない作家は言われた通り直さなければとまず思うだけではと思う。信頼関係がないのでは。 twitter.com/tantoj_margare…

あかね/朝日暁音@1巻発売！童貞絵師の異世界ファッション革命 @getwild23

描き手側はここの門を唸らせてこそだと思う。 自分の担当様がどう思ってるか分からないけど相違が起こった時、担当の真意をなんとか理解してさらに良く、違うものを提出しようと思ってる。ただ「言われた通りにしてたまるか！」くらいの気持ちで描いてるんだけれど客観視できてないのは良くないので。 twitter.com/tantoJ_margare…

増村十七 @masumura17

RT、これはもう「はあ？」となるのはむべなるかなで、一般的にクライアントとしてかなり良くないムーブで、業界内でも改善しなきゃいけないところというのは（長い）前提として、2点、予備知識を加えておきたいとこはある……

増村十七 @masumura17

1つは、他の仕事と違い、マンガはきちんと納品された仕様書通りの成果物でも、ほとんどが原稿料やら人件費やら回収できる売上にならない。ので、依頼者側としては、「期待を上回るオバケ作品」を狙うのが基本戦略となるのも理解できる。それでも他に方法ない？ というのは最もな疑問で、

増村十七 @masumura17

それがもう1つにつながり、新人は「ガチャ」を外しても、掃いて捨てるほど湧いてくる、という前提があること。バブル期を体験してた会社人はもちろん、大手だと若い人でも今もその考えでもおかしくないかも。要は、才能も心身の体力もあり、勝手に伸びる素材を、莫大な資源から見つけるのが目的なら、

増村十七 @masumura17

依頼側の思考や時間の手間を極力はぶき、片っ端から「こちらの想像以上のもっといいものを」と要求し、逆境やストレスを与えるのが効率的、という話だと思います。という、全然擁護ではなく、理屈は理解するけども、その上で変わったほうがいいのでは、と思う感じ。

増村十七 @masumura17

もう一個付け加えると、テニスのトッププレイヤー養成施設の一部では、どうせ世界トップになるにはパワーが必要なので、パワー重視のフォームを全員にやらせて、向いている人をさらに育てる、と聞いたことがある。「トップ」育成に効率のいい方法は議論としてありうる（今回のそれが正解かは不明）、

増村十七 @masumura17

それで、マンガの出版社が長らく、（囲い込みの意味も含め）育成機関の役割も兼ねていた（いる）ことも、先の発言の事情としてあると思います。それも様々な経緯があって簡単ではないんですが、様々な意味で時代が変わってて、通用しにくい話をしてしまったんだな、という感想です。