未来予測と損害判断、自己保全プログラムは一見すると人為的に合成させておくことに何も不都合はないん(むしろ省エネ)だけど、自己保全のバイアスが未来予測や損害判断を歪めることなんてしょっちゅうあるんよな。 しばしばそれは致命的なところで露見する。
2023-01-19 09:33:32思うに、サイコパスと呼ばれる人たちはこれらが独立した上で自己保全プログラムの優先度が著しく高い(あるいは他の能力が低い)という状態なんだと思う。 知能の高低はあまり関係ない。低すぎる個体は未来予測が下手くそなので事故って早めに死ぬという生存バイアスの話。
2023-01-19 09:37:11わたしが「本を読むといいよ」というのは、ノーリスクでの失敗ケースの収集ができることが一番ではある。 それこそ、戻ってこなかった戦闘機の被弾箇所と同じで、わたしたちは死んだ人間たちの死んだ理由を基本的には見聞きできない。類推することしかできない。
2023-01-19 09:37:12人類種は、お互いに害しあうことが多い。もはや自然や動植物は敵と呼べる域にない。 同胞は、友愛の対象ではなく「根絶不能の捕食者」として仮定し、唯一「対話可能である」という部分にのみ救いを見るべきかと思う。 この辺、いわゆる「国家外交」のセオリーに近いわよね。
2023-01-19 09:44:47国家運営が故事に学ばねばいかように行うか(故事によってのみ運営する国家もこわいけど)、という話を凝縮すると、本を読むといいよ、になるんよな。
2023-01-19 09:50:32滅びた国家の話は、基本的には本によってしかさわれない。 現在栄えている国家の栄えている理由はどうとでも言えるし大抵は一方的で間違っているけど、過去に栄えた国家が栄えた理由については、形を変えて色んな角度で描かれている。
2023-01-19 09:50:33人の心がない、というのは国家に例えると「国民の投票により意見を変えるシステムが搭載されていない」のに近い。 まあ、独裁の状態よね。絶対王政とか、賢人政治とか呼んでもいい。 この政治形態は、シンプルにはトップがバカである場合はバカ国家と呼ばれ、賢ければ神君政治と呼ばれる。
2023-01-19 09:55:48人の心がない、と評される人物が「でも有能」と呼ばれるのか「終わってる」と呼ばれるのかは単純に置かれた場所の特性でしかないような気がする。 ここで考えるべきなのは、有能と呼ばれる一握りになるためにどうすべきか、というハウツーの話ではなく、せめて溶け込むためのエミュレートのやり方。
2023-01-19 11:13:37再三言うけど、本を、読むんだよ。 気持ちのいい人物を見つけたら、その人物を模倣してみるんだよ。あまり理解されない人物をエミュレートしちゃダメだ。それは縛りロールプレイみたいなものだ。
2023-01-19 11:13:38人類種はほとんど盲目みたいなものだから、「本当の良さ」なんてものに頓着はしない。よっぽど仲良くならない限り「うわべ」だけで交信しあう。 なら、社交辞令として「気持ちの良い人物」をエミュレートするのはむしろ実用的なマナーだよね、という話でした。
2023-01-19 11:18:23伸びてるので宣伝だい! 気持ちのいい人物とか英雄譚とかいうやつは普段どんな話を書いてるんだい、と言われたらエヘヘって照れ笑いを浮かべるやつ。 倫理的にはだいぶグレーだけどお茶目で気持ちのいい人物を描いてます。思い出したから続き書くぞ! kakuyomu.jp/works/11773540…
2023-01-18 15:50:11