≪白熱教室JPN≫社会と科学技術の関係を考える。第一回「英国BSE事件が問いかけるもの」。実況ツイート13 by kei_sadalsuud さん

講師:小林 傳司(ただし)教授 大阪大学コミュニケーションデザインセンター教授 (専門: 科学哲学, 科学技術社会論) http://www.nhk.or.jp/hakunetsu/next.html 第1回「英国BSE事件が問いかけるもの」 10月30日(日), 再放送11月6日(日)【5日深夜】0:20 第2回「社会的意思決定はどう下すのか」 11月6日(日) 続きを読む
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(番組HPより抜粋)

第1回「英国BSE事件が問いかけるもの」

中等教育に見られる「正解の必ずある科学」というイメージは、社会の中で利用されている科学や技術の場合には必ずしも成り立ちません。それをまず理解することから始め、イギリスのBSE事件の事例をもとに、科学技術が不確実性を伴った見解しか出せない場面で、専門家をいかに集め、どのように社会的な意思決定をしていくべきかを議論します。

(たのしそうなお茶の間のようすは~
http://togetter.com/li/207573

はみんぐばーど @kei_sadalsuud

科学技術というのは我々の社会の現在のあり方を決定的に作っている存在。科学技術を社会の中で使うかを決める時に、どうやって使うかを決めるか誰が決めるかを考える時代を迎えている。ETV「英国BSE事件が問いかけるもの」

2011-10-31 00:46:39
はみんぐばーど @kei_sadalsuud

In these as in other circumstances.the risk of transmission of BSE to humans appears remote. 「appears remote」ETV「英国BSE事件が問いかけるもの」

2011-10-31 01:13:35
はみんぐばーど @kei_sadalsuud

科学者は、問題の発生する可能性は極めて低い。確定できないということをそれなりに正直に言っている。ただ、この報告書は誰が読んでどのように社会の中で使っていくのかまで考えないといけない。ETV「英国BSE事件が問いかけるもの」

2011-10-31 01:22:03
はみんぐばーど @kei_sadalsuud

「もし間違っていれば〜」の部分を行政官は完全に無視。見逃された「留保」。農業大臣「われわれはサウスウッド報告をバイブルとみなしている。これ以上に優れた学識ある科学者グループはない」。政府は繰り返し「安全」を国民に強調。 ETV「英国BSE事件が問いかけるもの」

2011-10-31 01:34:11
はみんぐばーど @kei_sadalsuud

サウスウッド「あの段階において、もう少し強い規制を書けることを提言すべきだったかもしれないが、そのようなことをすれば、欧州の畜産業会に多大な打撃を与えることになると考えて、やめた」こういう言葉をどう考えるか? ETV「英国BSE事件が問いかけるもの」

2011-10-31 01:41:02
はみんぐばーど @kei_sadalsuud

サウスウッド「全員一致で結論を出したが、いくつかの問題に関しては、少数意見を報告することもできたはずだったと思う。あまりに多くの不確実さがそこにはあったのだから。」ETV「英国BSE事件が問いかけるもの」

2011-10-31 01:45:43
はみんぐばーど @kei_sadalsuud

科学者にわからないと言われる→ よくわからないのに規制をかけられない(業界からの反発)。よくわからないなら規制をかけろ(消費者)。そこに関して科学者の意見が欲しくなるのが行政官の論理、現代国家の論理。 ETV「英国BSE事件が問いかけるもの」

2011-10-31 01:48:43
はみんぐばーど @kei_sadalsuud

「サウスウッド委員会の評価」お前達が大丈夫と言ったから大丈夫という風に役人は規制をかけてきたのに、挙げ句の果てに172人も死んだじゃないか! だからあなた達責任をとれよ。という議論が成り立つのか? 成り立たない場合誰が責任を取るのか? ETV「英国BSE事件が問いかけるもの」

2011-10-31 01:53:33
はみんぐばーど @kei_sadalsuud

科学者の責任でなければ、行政官や政治家の責任? 自分だけでは決断できないから専門家を集めて議論してもらっているのに・・・という議論もあるかもしれない。ETV「英国BSE事件が問いかけるもの」

2011-10-31 01:57:52
はみんぐばーど @kei_sadalsuud

我々の社会は常にベストな専門家を調達することに成功するような仕組みを持っているだろうか? そこの精度が悪ければ出てくる結果はかなり危ない。そういう仕組みを持っていないと、いくら研究している人がたくさんいても上手く使えない。ETV「英国BSE事件が問いかけるもの」

2011-10-31 01:59:40
はみんぐばーど @kei_sadalsuud

科学者だけを集めて委員会を作らされて、これだけ多くの社会的問題についての投信を書けと言われたら研究者はツライ。ETV「英国BSE事件が問いかけるもの」

2011-10-31 02:00:35
はみんぐばーど @kei_sadalsuud

サウスウッドさんを責めても何も問題は解決しない。構造的な問題。 ETV「英国BSE事件が問いかけるもの」

2011-10-31 02:01:59
はみんぐばーど @kei_sadalsuud

我々の社会の中で知識の状態が不確実生を持っている時に、科学技術の専門家をどう使い、社会的にどのように判断していくかということを考える時期が来ている。失敗するとBSEのような問題が起きる。ETV「英国BSE事件が問いかけるもの」

2011-10-31 02:02:44

(次回以降の放送予定)

第2回「社会的意思決定はどう下すのか」 11月6日(日)18:00

科学技術が不確実性を伴った見解しか出せないにもかかわらず、社会的に意思決定が求められるような“トランス・サイエンス”的状況について検討を行う。科学技術の専門家は「中立的」なのか?「科学に基づく判断」とはどういうことなのか? 科学者に答えを求めても答えが分裂している場合、人々はどのような対応をすべきかを議論し、その上で、今回の福島第一原子力発電所事故で示された科学技術の不確実性をどのように理解すべきか、その課題は何かについて考える。

第3回「東日本大震災と原発事故の問題を考える」(仮) 11月13日(日)18:00

震災及び原発事故について第2回で提示された課題をもとに、「科学技術の不確実性」、「想定外」、「リスク」などをキーワードとした討議を行う。そして、科学技術の専門家に任せることによって済む問題と、専門家だけではなく広く社会的に議論して決める問題があるのではないか、原子力発電所の安全性に関する議論を専門家だけに任せて本当によいのか、納得できるのか、を深く議論する。

第4回「社会は科学技術にどう関与すべきなのか」(仮) 11月20日(日)18:00

今各所で「社会的議論が求められている」という文言があふれている。しかし、その「社会的議論」とは具体的にはどのようなものなのか? アンケート調査・パブコメ・討論番組・国民投票・市民参加型の議論・国会議員の議論・臨調……。社会の中で大きな役割を果たしている科学技術について、社会はどのように関与していくべきか。原発事故を念頭に、社会的意思決定の在り方について討議する。