デイサービスで気難しいおじいさんに野菜の世話をお願いしたところ、、？！

ツチ @dotarou

職場のデイサービスにて。パーキンソン病などで体の移動がゆっくりな方。気難しく、レクにお誘いしても「いいです」と断られてしまう。その頃、私は前職のデイ経験から、庭にプランターで野菜を育てていた。小松菜、人参、ほうれん草などなど、、、。→

ツチ @dotarou

駄目元で水やりをお誘いすると、「いいですよ」とジョウロで水やりをしてくださった。大根のときは、種まきからお手伝いお願いしてみた。すると、芽がでて、成長する様子を楽しみにされるようになった。→

ツチ @dotarou

前の職場では皆でいっせいに「おおきくなれ」と種まき後にプランターに声をかけていた。私は内心、声には出さないだろうな、、、でもこの場に一緒にいて一体感を味わえるだけでも、と思い「じゃあ、一緒に大きくなあれ、と声をかけましょう」とお誘い。すると。→

ツチ @dotarou

「おおきくなれ、おおきくなれ、おおきくなれー」とその方が三回、続けて言ってくださった。びっくりした私に、ふふ、、と笑うご利用者さん。 その後はその方は午前中、野菜の世話をするのが恒例になった。いい忘れていたが男性の方、園芸なんてやったことがなかったそう。→

ツチ @dotarou

今は種まきをして芽が出ると「出てきましたね」と興味深そうにしてくださる。園芸活動にお誘いすると、ほとんど参加してくださる。生まれて初めてやることがその方の役割や楽しみになっているご様子。 園芸の持つ幅広さ、、、アレンジ次第で参加しやすいアクティビティになる可能性。また、デイに来て

ツチ @dotarou

新しい趣味が生まれることもある。介護の現場では、その方の生活歴を尊重して、以前やっていた趣味をできるように工夫することが多いのだが、新たな趣味や楽しみとの出会いの場としても機能するかもしれない。さしずめ介護職は出会いのコーディネーターか。