格差を肌で感じる時

nazalmohejiさんが体験した格差の記憶。自分も学生時代に家賃込み月8万円で自活生活していたからわかる。不景気と言われて20年、本当は不幸なのは自分たちの周りだけなんじゃないかと思う瞬間。
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@nazalmoheji

昔一日だけ引越しのアルバイトをしたのだが、作業内容よりもイケメン美女の夫妻とかわいい子供の家族を見てるのが辛かった オシャレなマンション、高そうな家具、大学の卒業証書やいろんなスポーツの賞状、全てが自分と違う暮らしで絶望した

2011-10-05 15:54:50
@nazalmoheji

可愛い毛のながい猫と幼児がいて、奥さんは一足先に引越し先の高そうなマンションにママ友達を呼んでお茶会をしてるんだよ。 それで、子供と一緒に作ったお菓子か何かについて話してる

2011-10-05 15:55:26
@nazalmoheji

奥さんの会話が聞こえる 「このオモチャ、ふりかけを簡単に作れるのよ。子供も一緒に簡単に作れるの。これはのりたま…」 お前ら…ふりかけなんて自分で作ったことある?そもそもふりかけ自体別に必需品じゃないだろ。 ふりかけを作るこのゆとりある生活、まるで事故に合い垣間見た桃源郷の暮らし…

2011-10-05 15:57:49
@nazalmoheji

その時私は19歳だった。髪の毛は金髪で、貧乏ながらも絵の学校に通い、こうして空いた時間にアルバイトをしてギリギリの生活を送っていたのだった… バイトが終わり、手にした1枚… 福沢諭吉が言っている…「天は人の上に人を作らず」と…

2011-10-05 15:58:05
@nazalmoheji

人の上に人を作らず… 水道料金を払いにコンビニへ向かい、店員に1万円を差し出したその時… このなんでもなかったはずの記憶が、ふいに私の脳内に蘇って離れないのだ… 23歳、雨の無職の残暑

2011-10-05 15:58:25