自閉症スペクトラムに関する「偏り」という表現についてあれこれ
- mamiananeko
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なんかおかしいなあ…ASD関連の本によく出てくる「偏り」という言葉に引っかかる。「認知の偏り」、「発達の偏り」「受け止め方の偏り」…、なんに対して偏っているのか?反対方向への偏りってのはは無いのか?…「違う」ことを安易に「偏り」で片付けてやしないか??
2011-11-01 20:12:20.@mamiananeko 有名どころではカクテルパーティ効果。ノイズの中から自分の名前が浮かび上がるなどというものですが、選択的に、言い換えれば偏って注意力が働くわけです。m(_◎_)m
2011-11-01 20:15:59.@mamiananeko (続き?)まあ、その系統の本にある「偏り」ってのは、オーディオや通信等で言う信号対雑音比のようなものではなく、健常者の感覚に対する偏りという意味であることが多いようで、定量はなかなか難しそうです。(測定技術的に)
2011-11-01 20:19:05@mamiananeko 私は検査結果の数値が偏っているというイメージで使うことがありますね。バランスが悪いという意味合いですかね
2011-11-01 20:19:44@wanderland1124 @mamiananeko そこらへんも定型発達を基準(倫理的重み付けの意味にあらず)にしての話ですね。
2011-11-01 20:20:50@mamiananeko そうでしょうね。猫さんのように突っ込みを入れる方がいなかったのかな。多人数が正しいみたいな表現になりますよね。本を読んでいないからコメント難しいけれど。
2011-11-01 20:24:39@mamiananeko @bunten 定型発達の方々に比べれば極端に外部刺激に過敏やったり鈍感やったりする面があるといったところでしょうか?
2011-11-01 20:26:05ASD者によるのでは?偏ってる人もいれば、浅くしか考えられない人もいて。うちは雑学派だから、最初「こだわりはありますか?」と問われて「???」だった RT @mamiananeko: …って、いちいち突っ込みたくなるのが認知の偏り、こだわりって言われるんだけど、なんか腑に落ちない
2011-11-01 20:26:58偏ってくれてる当事者の方がわかりやすいと思う。まだらだと何が支援として必要で、何が必要でないかわかりにくい RT @mamiananeko: …って、いちいち突っ込みたくなるのが認知の偏り、こだわりって言われるんだけど、なんか腑に落ちない。
2011-11-01 20:29:26@wanderland1124 @mamiananeko 私の発言については、定型発達の感受性とズレがある、以上の意味は持たせていません。▼聴覚が対数的な感度を持っているとか、周波数特性がまっすぐではないとかそのへんの話からは、定型の感度に歪みがあるとも言えます。
2011-11-01 20:29:41@wanderland1124 @bunten 一番気になるのは「認知の偏り」とかいうやつ…だな。特に言語に関するもの。たとえば…叱責の受け取り方とその対応とかね、定型者とは大きく異なるけど、「偏り」と言われると???になってしまうのよね。
2011-11-01 20:33:20定型発達者をコントロールとすればASD者の反応を偏りと見る事はできる面は多いけど、コントロールを反転すりゃ偏りも逆転するから、偏りはお互い様だよねっておもうわけで…。
2011-11-01 20:35:41.@mamiananeko @wanderland1124 一部の情報(非言語情報など)が脳の情報処理機構の不具合(または差異)によって入力されていない結果、認知というか感じ方が違ってくるわけなので、そこらは「偏り」ではなく、誤解を恐れずに言えば「不全」の方が近い気がします。
2011-11-01 20:37:26@bunten @wanderland1124 うん、納得、確かに「不全」の方がしっくり来る。…とすると、それをあえて「偏りと表現することが多いのは何でなんだろう??
2011-11-01 20:43:16WISCなんかのグラフからの視覚イメージって感じなのかしらん。 RT @guriko_: @mamiananeko 私は検査結果の数値が偏っているというイメージで使うことがありますね。バランスが悪いという意味合いですかね
2011-11-01 20:45:26.@mamiananeko @wanderland1124 多くの人あるいは健常者は、アスペルガーあるいは自閉性障害者においても定型発達者と同じような入力が中枢に(意識レベルまで)なされているので、意識レベルでの処理に偏りがあるのだと認識しているのだと思われ。
2011-11-01 20:46:25ASD者のありよう、性質に対して「偏り」という一般用語を使って説明する事によってかえって偏見をふやしてやしないかなあなどとふと考えてしまう。
2011-11-01 20:47:51あー。ASDのどこが障害なのか?どの辺が障害なのかを通訳する言葉がないとか?元々「自閉症」だって正しい通訳とはいえないわけで。この場合の通訳は「定型語←→ASD語」 RT @mamiananeko: ASD者のありよう、性質に対して「偏り」という一般用語を使って
2011-11-01 20:52:24.@mamiananeko 偏りなら補正できます(or 補正可能という意味を含んでいる)が、見えていない(非言語情報がたとえば網膜に写っていても、意識されないという意味では実際には入力されていない)ものは補正のしようがないという意味では、かなりまずい表現かも知れません。
2011-11-01 20:55:44.@mamiananeko (続き)んで、色々知識を詰め込んで、定型発達者が意識下で自動処理させていることを無理矢理意識上でロジカルに処理させるのがいわゆるSST。m(_◎_)m
2011-11-01 20:58:18補正可能なイメージはあるでしょうね。だから、支援者も補正するようにという働きかけをしたくなる。 RT @bunten 偏りなら補正できます(or 補正可能という意味を含んでいる)が、見えていない(非言語情報がたとえば網膜に写っていても、意識されないという意味では実際には入力され
2011-11-01 21:06:25そそ、感覚の入力制御不全とか、言語認知の不全というのが、かなりそれっぽい気がするんだけどねえ。それに相当する用語がついていない。 RT @ohanami_road: あー。ASDのどこが障害なのか?どの辺が障害なのかを通訳する言葉がないとか?元々「自閉症」だって正しい通訳とはいえ
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