拳銃素まとめ

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Wolfgang・Gottenberg【残余一万九千八百文字】 @C11katao

日本陸軍の軍用拳銃は『スミスウェッソン』から来ている 教範には用心金に曲がり鉄があったりなかったりするので混在していたのは確かだ 基本的には片手で扱うのだが、シングルアクションであるため、連射時には保持が不適切になりがちで当たらないし何よりデカくて重たい pic.twitter.com/Fz7iEdW6rg

2023-02-26 15:06:57
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Wolfgang・Gottenberg【残余一万九千八百文字】 @C11katao

これを置き換えたのが二十六年式である 装填などの基本的な取り扱い法はスミスウェッソンに同じで、射撃はダブルアクションのみのため、連射時にはより安定して射撃できるからよりよく当たる 如何せん黒色火薬最末期の弾薬と同等性能の弾薬を与えられたため、かなり弾道の性能は悪いが、実用十分 pic.twitter.com/X5xgzOonSb

2023-02-26 15:11:03
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十四年式はそんな二十六年式の置き換えを行うべくあった銃だ 弾道性能はより良い 反動はより小さく、速射に適である このへんくらいから日本陸軍では拳銃の安全装置については解くべきときに解いて、他のときには何があっても解けないことが優先されていて、片手で解くとかそんなことは求めていない pic.twitter.com/KoX4qUh35h

2023-02-26 15:32:00
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Wolfgang・Gottenberg【残余一万九千八百文字】 @C11katao

基本的には十四年式拳銃は弾倉を脱して安全装置して携帯する だから射撃したいときは弾倉を装置するついでに安全装置を解く 射撃を中止するなら弾倉を脱して安全装置して嚢に戻す だからこれで問題にならないと考えられていた pic.twitter.com/BihO26EH2I

2023-02-26 15:35:59
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Wolfgang・Gottenberg【残余一万九千八百文字】 @C11katao

ここに国ごとの考え方の差が出る 九四式拳銃は『将校の軍装用小型拳銃』の文脈なので少し異なるが、概ね十四年式の取り扱いに準ずる ここで気がついたかもしれない 『弾倉を脱したら引き金が引けない十四年式や九四式なら本来の安全装置の性能が低下しても問題になりにくいな?』 そういうことらしい

2023-02-26 15:41:48
Wolfgang・Gottenberg【残余一万九千八百文字】 @C11katao

要するに射撃の再興があり得るなら薬室に一発残しておくっぽい

2023-02-26 16:08:32
Wolfgang・Gottenberg【残余一万九千八百文字】 @C11katao

十四年式や九四式でまれにスライドストップがないことが色々言われるけど、スライドストップの有無が影響するほど敵が近いなら、銃から手を離して軍刀なり銃剣なりの腰の刃物抜いたほうがいいぞ

2023-02-26 16:19:13
Wolfgang・Gottenberg【残余一万九千八百文字】 @C11katao

嚢から次の弾倉を出して装置して、より刃物抜いて奇声を発して飛びかかったほうがジッサイ早い

2023-02-26 16:29:25
Wolfgang・Gottenberg【残余一万九千八百文字】 @C11katao

大正14年に自動が制式になったなら昭和3年くらいまで待たないといきわたり始めない だから『ほんのちょっと前までリボルバーだった』というのはあると思うのよ twitter.com/C11katao/statu…

2023-02-26 16:56:52
Wolfgang・Gottenberg【残余一万九千八百文字】 @C11katao

この時代の拳銃でデコッキングできる意味は全くない なんせ撃鉄と撃茎は接しちゃうのであまり安全でない 『撃鉄あげて安全装置してた方がまだ安全』 じゃあなぜデコックできるように作られたかといえば、それ以前に使ってたリボルバーがデコックできたからですね 軍銃よくある『惰性』というやつ pic.twitter.com/iu6s6TiBzh

2023-02-26 23:01:49
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