memo: 11/2 キセノン・核分裂・再臨界…諸氏発信

早野先生、押川先生、遠藤先生、水野先生、菊池先生、ハッピーさん、それぞれの見立て。
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MIZUNO Yoshiyuki 水野義之 @y_mizuno

ふう、長い計算式。基本的に算数、掛け算と割り算だけ。だから意味さえ分かれば小学生でもできる(ただ、意味理解は大変かも…。でも単純)。誰かチェックできるように、皆さんも興味があれば計算できるように、後でブログにでも書くかな(でも間違ってたら大変だ)。確認してからにしよう(笑)。

2011-11-02 14:17:07
MIZUNO Yoshiyuki 水野義之 @y_mizuno

@kikumaco ごめん、今から電卓。その前に式の確認中(笑)。

2011-11-02 14:20:25
MIZUNO Yoshiyuki 水野義之 @y_mizuno

@kikumaco まいったな、ちょっとした微分方程式を解かないと(笑)。概算なら必要ないけど、後で訂正すると、信用出来ない、なんて言われちゃうしなぁ(苦笑)。

2011-11-02 14:26:33
あ〜る菊池誠(反緊縮)公式 @kikumaco

@y_mizuno nishikawa_2011さんの計算は自発で説明がつくということでしたよね

2011-11-02 14:47:05
MIZUNO Yoshiyuki 水野義之 @y_mizuno

@kikumaco ですね。もう一度、最初から電卓やりなおし。でも多分それだと思うよ。しばしお待ちを。

2011-11-02 14:49:05
MIZUNO Yoshiyuki 水野義之 @y_mizuno

@kikumaco がはは、今度はちょっと多いれどオーダーは合うってこと。計算は、普通のウラン燃料で使用済み(これで多くなったか?)のPu240の量と、自発で出来るXe133を算出、生成しながら減るのでざっくり半減期の2倍たまる、それが半減期で減る=Bq、体積は4000立米仮定。

2011-11-02 14:56:42
MIZUNO Yoshiyuki 水野義之 @y_mizuno

@kikumaco 再度、検算して、あとブログに書くので、再確認をお願い!

2011-11-02 14:58:50
MIZUNO Yoshiyuki 水野義之 @y_mizuno

影響が大きいので慎重にやろう。

2011-11-02 15:02:12
MIZUNO Yoshiyuki 水野義之 @y_mizuno

@kikumaco 後で検算後、詳細を書くが、結果は100トンU燃料の生成Pu240の自発核分裂だけで、最終的に500Bq/m3のXe133が出来る。でもこれ全部なので、1)Pu240量が最大推定の10%だった、2)生成Xeの10%だけが外部に出た(あとは燃料内)とすると合う。

2011-11-02 15:09:50
MIZUNO Yoshiyuki 水野義之 @y_mizuno

もとい、「2)生成Xeの10%だけが外部に出た(あとは燃料内)とすると合う」でなく30%だとすると。オーダーだけでなくファクターまで合う、という結果。この意味でも、ほぼ完全に、自発核分裂で説明はできる。ただし他の可能性を否定するものではない。という感じですね。@kikumaco

2011-11-02 15:12:32
MIZUNO Yoshiyuki 水野義之 @y_mizuno

自発核分裂の可能性:1)落下したと予測される炉内のウランの周囲に、今の状況で水がないわけない。でもその状況は不明、どの程度の水がどこにあるかも不明という理解でいい?以下では、自発核分裂だけを仮定、どれだけのXe133の発生が予測されるのか概算。簡単な計算で失礼。乞うご批判。

2011-11-02 21:37:49
MIZUNO Yoshiyuki 水野義之 @y_mizuno

続2)ウラン燃料の総量、福島第1原発ではおよそ100トン。初期にはU235が約4%、使用済み(最終段階)でU238から炉内中性子で生成したPu239が約1%混在、加えてPu240は約0.3%程度(データ出典は後で整理)。Pu240は自発核分裂の半減期が比較的短く、確率は割と高い。

2011-11-02 21:45:31
MIZUNO Yoshiyuki 水野義之 @y_mizuno

続3)Pu240はPu239に中性子が1個、捕獲され炉内で生成。Pu239が相対的に多いがPu240も意外に多い。実はU235、U238、Pu239すべて自発核分裂するが、Pu240は圧倒的にその確率が高く、半減期1.14x10^11年。非常に長いが、他よりは短いという状況。

2011-11-02 21:51:24
MIZUNO Yoshiyuki 水野義之 @y_mizuno

続4)解説を書いていると進まない。再チェックで遅延失礼。再開。炉内のPu240の原子数はA=100x10^6x0.3x10^-2[g]/240[g/mol]x6x10^23、よって自発核分裂する原子核数は毎秒でB=Ax0.693/(1.14x10^11x365x24x60x60)

2011-11-02 22:13:30
MIZUNO Yoshiyuki 水野義之 @y_mizuno

続5)Xe133の核分裂収率はヨウ素131等と同じくらい高く6%を仮定。よってPu240の自発核分裂でできるXe133の原子数は毎秒C=Bx6x10^-2、他方でこれはこの率で生成されつつ、半減期5日で崩壊。長時間後に残るXe133原子数はD=Cx5x24x60x60/0.693

2011-11-02 22:19:17
MIZUNO Yoshiyuki 水野義之 @y_mizuno

続6)ここで、今みたいに生成されつつ崩壊する場合、昼の計算では目分量で半減期の2倍分たまると仮定した。今はちゃんと積分。答えは、およそ半減期の2倍分でなく、1/0.693=1.44...倍、まぁ目分量の精度はこれくらい。よって最終的な回答も微妙に数字が動くが、ご容赦を。

2011-11-02 22:25:13
MIZUNO Yoshiyuki 水野義之 @y_mizuno

続7)このようにたまったXe133は、半減期5日で崩壊、これ毎秒の崩壊数が放射能=Bq値。それがドライエリア全体(4000m^3仮定)にあると仮定、その放射能密度(Bq/m3)は、E=Dx0.693/(5x24x60x60)/(4x10^3)=約350[Bq/m3]となる。

2011-11-02 22:34:34
MIZUNO Yoshiyuki 水野義之 @y_mizuno

続8)さらに1)今回のウラン燃料は使用済みでなく20%使っただけと仮定。2)発生した全Xe133のうち、80%は親のウラン燃料中の残り、20%だけが外部(ドライエリア内)に出てくると仮定。すると予測されるXe133の放射能密度は350x0.2x0.2=14[Bq/m3]となる。

2011-11-02 22:39:22
MIZUNO Yoshiyuki 水野義之 @y_mizuno

続9)14[Bq/m3]=1.4x10^-5[Bq/cm3]。この結果は測定値と一致。http://t.co/8b61eUN4 合いすぎは偶然。でも今回のキセノン133騒動がPu240の自発核分裂で説明できる事実は興味深い。当然、何の証明でもなく、再臨界の可能性は否定できてない。

2011-11-02 22:55:47
MIZUNO Yoshiyuki 水野義之 @y_mizuno

結)ところで「再臨界」騒動、世の中は解釈もデータも進んでしまったのか?ちょっと不安。無意味な計算をしたのではないか、とか。ちょっとチェックしないと。出典はブログにしよう。とりあえず、今夜はこのあたりまで。

2011-11-02 23:03:04
あ〜る菊池誠(反緊縮)公式 @kikumaco

@y_mizuno メインはCm242の自発分裂では、という話がいちぶで

2011-11-02 23:04:45
MIZUNO Yoshiyuki 水野義之 @y_mizuno

ありがとう。それで@hayanoさんがご指摘になってたのか。確かに自発核分裂の確率は桁違いに高い、分岐比で6.37x10^-6%だからPu240よりはるかに。炉内でどれくらい生成するのかな?見てみます。@kikumaco メインはCm242の自発分裂では、という話がいちぶで

2011-11-02 23:30:15

菊池誠さん -  統計力学・生物物理学・計算物理学

(研究内容: 生体分子モーター、タンパク質折り畳み、交通流、相転移・臨界現象、計算機シミュレーションの技法 )
http://www.cp.cmc.osaka-u.ac.jp/~kikuchi/index-j.html

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