しったん( @shittatatan )がボランティアに行った陸前高田での5日間

@shittatatan

空気とか全く読まずに今から真面目なツイートを長々とします。ごめんなさい。フォローはずしてもらっても大丈夫です。笑

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夏に行った陸前高田のボランティアのことで高校生にお話する機会を頂いたので、ボランティアに行った5日間のことを振り返って書きたいと思ってます。今更なかんじもしますが...

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わたしが参加したボランティアは大学の主催ということもあって、説明会が多く用意されていて事前に陸前高田ボランティアセンターの方も大学に来て頂けました。そこで何度も言われたことは、やる気があって来てくれるのは嬉しいが、決して仕事ではないのだから効率を重視しないでほしい、ということです

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ボランティアの中には何かしたいという思いが強い方が多いそうなのですが、逆にトラブルになることがあったそうです。(配置された現場に対して、海辺の田んぼを先に片付けたほうが効率がいいんじゃない？と意見をするなど)VCとしては現地の方の心情も考慮して現場を決めているので困るそうです。

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その後陸前高田に出発し初めて市街地を見ました。TVを通してではなく初めて見る被災現場。当たり前だけれど360度がれきの山。壊れてボコボコになってガラスが割れた車は並べられ、がれきも種類別に分けられていて、ところどころに雑草が生えており震災から5ヶ月たったということを実感しました。

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そして、がれきの山以外にはコンクリートの骨組みが残っている市役所やスーパー、ホテル以外、なにもありませんでした。本当に5ヶ月前はここに人の生活があったのか疑問になるくらい、生活が感じられませんでした。

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2日目から現場でボランティアを開始しました。私たちが配置されたのは、小友町の田んぼでした。小友町は地理的な理由から震災直後に一時孤立し、なかなかボランティアも入らず8月に入ってやっと配置されるようになったそうです。

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東北の人は自立心が強く、人に頼る習慣があまりないので受援力を高めることも課題だということをこの時聞きました。その活動の１つとしてボランティアが現地に入り、活動をしている姿を現地の人に見せることでボランティアに頼んでみようかなと思ってもらうのも役割だと知りました。

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現場の作業は3,4団体が一緒に田んぼの草刈り、小さながれきの撤去を行うというものでした。作業を進めていくと、ふりかけ、冷凍食品、マスカラなど様々な生活用品が出てきて、どれだけの人の生活が失われたのか感じざるを得ませんでした。

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4日目の活動の前にVCの方がお話をしてくれたことが印象的でした。学生ボランティアについては賛否ある。サークルの延長でくる団体もいる。でもVCとしては若い学生に活動を受け継いでいってもらうことを期待してる。ぜひ後輩に活動を伝えてほしい。こういう趣旨のことを言ってくれました。

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毎日夜に学生みんなで行う振り返りでも多く出た意見は、この短い5日間で何ができるんだろうということでした。その答えがVCの方の言葉にある気がしました。私達だけで何かをするのではなく、どんどん伝えて、広げていくことが学生ボランティアに期待されていることを知りました。

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今自分で5日間を振り返ってみて本当にたくさんの方にお話をして頂くことができました。現地の皆さんは辛いはずなのに、悔しいはずなのに、笑顔で私たちを迎えてくださり、震災当時のお話をしてくれました。ボランティアとして現地の方のお手伝いをしに来たのに、本当にたくさんのパワーを頂きました。

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現地に行って感じたことは、現地に行くことだけが支援ではないということです。ボランティアに行くためにバイトを代わってくれた友達、送り出してくれた家族、みんながそれぞれ援助してくれてわたしはボランティアに行くことができました。

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支援の形はボランティア以外にもたくさんあると思います。ただ、現地で感じたことは忘れたくなくて、なるべくとどめておきたくて、こんな長々とツイートしました。こめんなさい！笑 高校生にも同じようなことを話そうと思うので、アドバイスがあったらお願いします(>_<)