未勝利馬がトライアルに出走
たまに見かける未勝利でクラシックレースのトライアルに出走してくる馬。
未勝利ではクラシックレースには出走できないが、重賞なら2着で本賞金を獲得することで未勝利(本賞金0円)ではなくなり、
0勝馬でも本番のG1レースに出走可能、理論上は初勝利がG1ということもあり得る。
現時点では、0勝馬がクラシックレースに出走したことはない(はず)。
wikipediaの人たちも0勝馬の出走例は知らないみたいです。
https://ja.wikipedia.org/wiki/ノート:東京優駿#未勝利馬の出走資格について
今年のチューリップ賞にはルカン(2戦 0勝2着2回)が出走。
2着以内なら本番の桜花賞に出走可能。
ちなみに3着だった場合、桜花賞までに未勝利戦などを勝って賞金を加算したとしても優先出走権は復活しない。
この3着だった場合のルールは初耳です。
未勝利馬がトライアル重賞3着もこれまでなかったはずです。
おそらく日刊スポーツもJRAに確認した上で書いてるはずですが、
実際に3着や2着に入ってこの特殊な状況でのルールをはっきりさせてほしい。
ルカンは1着でも2着でもネタ的に非常においしいので、何としても頑張ってほしいもの。 1着なら初勝利が重賞というのはJRA史上初ではないかと思いますし、2着なら0勝なのに未勝利条件脱出でこれもきっと初めてでしょう。
2023-03-03 23:34:072022.12.28 阪神競馬第5レース・メイクデビュー阪神(芝1600m)のパドック。 ルカン(父:ハーツクライ/母:スパニッシュクイーン)。馬番は9でしたが、18番の後を周回(もう1頭後ろを歩きたい馬がいました)。 pic.twitter.com/gObItHcnec
2022-12-29 13:29:48結果
【 #チューリップ賞 】未勝利馬ルカンが0秒1差5着に健闘 安田翔調教師「いい経験になりました」 umatoku.hochi.co.jp/articles/20230… #競馬 #馬トク #スポーツ報知
2023-03-04 17:46:03過去の未勝利馬トライアル出走例
ジュネーブシンボリ
デビュー戦がオープン特別の青葉賞。
1着ならダービーに出走できたが4着に終わる。
ロイスアンドロイス
6戦して2着5回3着1回という成績でオープン特別の青葉賞に出走。
1着ならダービーに出走できたが3着に終わる。
その後未勝利を勝ち上がって、ラジオたんぱ賞3着、500万下で2着、2着からセントライト記念2着で菊花賞優先出走権獲得。
菊花賞ではBWNに次ぐ4番人気に推される。
wikipediaでは2008年に競走馬の特筆性の基準として重賞勝ちを条件とし、議論の中で例外の代表格としてロイスアンドロイスの名前が上げられている。
ヘヴィータンク
デビュー戦が弥生賞。2着以内で皐月賞に出走できたが最下位に終わる。
その後、ヘヴィータンクルールと言うべき形でタイムオーバーの規定が改定された。