日本が空母機動部隊を維持しつつ海自並の対潜能力を持ち、近衛師団もあれば機甲師団も複数あり、現実世界の倍の規模がある空自を持つ世界線の妄想。

針泉@大鏡路地／「日本国は手を抜けない」小説家になろうにて連載中 @harishimizu

拓銀令嬢世界の日本が第一次FS-XにF-111(B)を選定していたと仮定した世界線の、第二次FS-XにF-14を母機とした対艦番長を開発した場合の想像図 pic.twitter.com/cg4HWuRqfz twitter.com/harishimizu/st…

針泉@大鏡路地（新作構想中） @harishimizu

フルスクラッチを落として大破させてしまったので修復しててパテの硬化待ちになったのであれこれ調べ物することにしてふと思ったのだが、拓銀令嬢世界の日本だと支援戦闘機としてF-111買ってそうな気がした（※サイドワインダー×2 + ハープーン×4 積んで最高速度マッハ2.5で突進してくる

2023-02-18 21:00:01

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針泉@大鏡路地／「日本国は手を抜けない」小説家になろうにて連載中 @harishimizu

大前提として「F-14J2を装備する海上自衛隊（空母付き）」が欲しいからその世界線を想像してるので、そもそもF-14を日本が採用しない世界線になる可能性は排除してあります

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日本海軍が珊瑚海海戦以降、防空と対潜戦闘に注力する様になってミッドウェイ海戦不発 -> 最終的には米海軍機動部隊の母艦航空隊をマリアナ沖で擦り潰し、同時にその後方の上陸部隊を回り込んだ戦艦部隊で蹂躙したら、半年〜1年単位で侵攻を頓挫させられないかな？

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トラック諸島、マリアナ諸島の絶対国防圏の死守に成功 -> 戦果報告の際に帷幄上奏で停戦講和の上意を引き出し、「では海軍はその様に行動いたします」つって陛下と協同して近衛師団と海軍陸戦隊使ってクーデター。

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飽く迄も継戦を唱える主戦派は航空機で大陸に逃げて貰って、日本列島は「天皇制護持」「戦争を主導して大陸に逃げた叛乱軍に対する海上封鎖」「艦上爆撃機・艦上雷撃機・陸上爆撃機の保有放棄」でまとめ上げて対米英条件付き降伏案を出して講和。

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無条件降伏を米英が撤回して講和出来たら、亞細亞各地から日本軍は撤兵。講和（実質的には降伏）を肯じえない連中については叛乱軍と規定して残置するなり大陸追放するなりして日本人を二分。

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叛乱軍は多分満洲国まで撤兵。あるいは現地残留して各地の植民地独立戦争を戦うかもしれない。満州の日本人達は捲土重来を目指して、先ずは満洲国の一層の傀儡化のため同国に帰化。

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そんなゴタゴタの間に、日本本土では憲法を改正し大政翼賛会を解体して解散総選挙を実施して憲政の常道・民本主義に回帰。アメリカは本命中の本命である中国大陸（中華民国）各地に進駐して満洲やソ連と睨み合いを始めるかもしれない。

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そして兎に角一に叛乱軍への対処を基本戦略として、二に防空、三に対潜、四に航路護衛、みたいな感じで日本列島の日本軍を再編成。日本軍は自衛隊に改組。

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日本列島に帰還した陸軍部隊は近衛師団が麾下に置いて陸自を組織。日本海軍も海上自衛隊に名称変更の上、旧式艦は積極的に戦時賠償として米英に譲渡してスリム化。

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更に陸海軍の基地航空隊から陸上攻撃機（長距離爆撃機）を廃止しまくって、局地戦闘機と襲撃機（戦闘爆撃機）と対潜哨戒機と輸送機に絞って航空自衛隊を組織。

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これらを統合管理する組織として兵部省を設置して、外征能力を放棄して反省の意を示し、合わせて「世界の敵」である軍国主義者の巣窟となった満洲国と対峙する姿勢を見せて自らの立ち位置を明確にする。

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そんな感じでグダグダ1944年〜1950年までの5〜6年間を費やしてる間にドイツが斃れる（ここでは太平洋戦線が早期終結したため、東西の連合軍が握手したのはポーランドをヴィスワ川で分割するラインとし、ドイツは東プロイセンを喪失しただけで済んだものとする）。

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「最後のファシズム国家」「最後の軍国主義国家」として世界の敵となり、実質的には日本列島との分断国家になった満洲国はソ連の赤色テロと戦力の積み上げに屈して現行体制護持を条件として東側陣営に鞍替え。

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中国大陸はソ連が後援する満洲国と、大陸西側を支配する中華人民共和国、アメリカが進駐し蒋介石を傀儡化してアメリカ式社会改革が実施された中華民国の三つ巴の様相に。

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そして1950年、中華人民共和国は満洲国を除く中国大陸の統一、満洲国は帝国主義者に席巻された日本列島の解放を掲げて越境、東亞細亞戦争が勃発。日本は当初独力で対馬海峡上空で制空権獲得競争を戦うも実質ソ連軍の本格派兵により劣勢となる。

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その間に中華民国救援を掲げて本格介入するアメリカの兵站拠点として産業構造から何から抜本的に梃入れが行われ、アメリカ製兵器を一部日本に適合する様に改造しながら導入。台湾を中心に米軍の派兵も受け入れ。

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一時は押し返すも、「主戦線」である中国大陸にアメリカが掛かり切りとなって抜本的な戦局の好転には至らず。1953年には中国大陸も結局元の国境（？）線に戻ったところで満洲国軍という建前のソ連軍が南樺太に侵攻。日本は樺太からの全面撤退に成功するも、

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対馬海峡と宗谷海峡の二正面作戦を戦うには荷が重く、更に米ソが中国大陸で核爆撃合戦を実施したことにより、相互確証破壊と米ソ代理戦争を戦うことの無意味さを説いて単独で満洲国との停戦を実現。

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同時に中国大陸では自国領土でもない所で身勝手に大量殺戮兵器の応酬を行う米ソに対する中国人の暴動が吹き荒れ、米ソは中国大陸から撤退。以後、中国大陸はイデオロギー的に東西に分裂しながらも東西両陣営の何れにも所属しない第三世界化。

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満洲国と日本国は互いに東西陣営にそれぞれ米ソとの主力兵器開発や購入という形でやんわりと所属しつつも互いという正面の敵を抱え、外征する意思も能力も持たない実質的な中立国として存続し、冷戦終結を迎える。

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……という世界線なら、ワンチャン日本が空母機動部隊を維持しつつ海自並の対戦能力を持ち、近衛師団もあれば機甲師団複数もあり、現実世界の倍の規模の空自を持つ理屈が成り立つし、現実世界にはない架空国家が複数成立して架空戦記脳的に美味しいかなー、と妄想してた。

針泉@大鏡路地／「日本国は手を抜けない」小説家になろうにて連載中 @harishimizu

まあ扶桑かつみ先生の「虚構の守り手」の変形バージョンだな、と自己評価。