3.11 大津波の対策を邪魔した男たち:出版社青志社 島崎邦彦/著 関連ツイートまとめ(2023.3.31作成)

9
Helium🎈 @heIium_com

阪神淡路大震災を契機に設置されたのが、政府の地震調査研究推進本部。 最新の科学的知見を防災に生かし、同じような被害を生まないことが目的。 なのに、東電は推本の津波評価を反映させると、津波対策に金がかかりすぎるため、わざと黙殺した。

2020-01-17 08:59:41
Helium🎈 @heIium_com

問題なのは、東電などの原子力推進勢力が、あらゆる手段を使って、この長期評価潰した可能性が高いこと。 中央防災会議の報告書に盛り込まれず、3.11 直前に公表予定だった評価も延期された。 あの報告書が発表されていたら、もっと多くの命が救えたのでは?と、東電刑事裁判で島崎先生は泣いた。

2020-01-17 09:06:37
Helium🎈 @heIium_com

東電や原子力を推進する立場にある土木学会等がどのような工作活動をしたのかは、まだまだこれから取材や調査が必要な事項。 いずれにしろ、阪神淡路大震災の教訓が、東日本大震災に生かされなかったのは、極めて残念。 こちら島崎先生たちの論文。 researchmap.jp/?action=cv_dow…

2020-01-17 09:11:06
Helium🎈 @heIium_com

田中俊一氏が規制委員会を追い出したと言われる島崎氏と田中氏の面談。 ちなみに、島崎氏の問題提起は、2016年6月24日発売の岩波書店『科学』(7月号)に論文掲載。 【アーカイブ】元規制委の島崎氏が田中委員長と面談 | ourplanet-tv.org/?q=node/2055

2020-12-05 06:59:45
リンク www.ourplanet-tv.org 【アーカイブ】元規制委の島崎氏が田中委員長と面談 | OurPlanet-TV:特定非営利活動法人 アワープラネット・ティービー 原子力規制委員会の元規制委員で、地震の専門家である島崎邦彦氏と規制委の田中俊一委員長との面会をライブ配信しました。 日にち:2016年7月19日(火) 時間:15時~ 場所:原子力規制委員会 面会者 前原子力 […]
内田 @uchida_kawasaki

『学術の動向』2020年12月号 jssf86.org/doukou297.html 動向という意味では、ありなのかも。 原発・原子力利権寄りの論考から、それらのデタラメを指摘する論考も。

2021-06-30 06:55:37
リンク jssf86.org 『学術の動向』2020年12月号 日本学術協力財団は、「科学と社会」について考え、分野を超えた学術全体の発展を目指す公益財団法人です。
内田 @uchida_kawasaki

添田孝史 東電や国は適切に津波リスク評価を進めていたのか jstage.jst.go.jp/article/tits/2…

2021-06-30 06:57:23
内田 @uchida_kawasaki

島崎邦彦 なぜ「長期評価」を用いず, 「新知見」なのか jstage.jst.go.jp/article/tits/2…

2021-06-30 06:57:58
kmiura @kmiura

これは読まねば。 twitter.com/AtsushiKomori/…

2021-10-23 11:42:26
小森敦司 @AtsushiKomori

岩波書店「科学」に掲載された、島崎邦彦先生の「葬られた津波対策をたどって――3・11大津波と長期評価」が3回目まで公開されています。今後追加されるそうです。東電原発事故の原因に関心がある人には必読の文献です。iwanami.co.jp/kagaku/tsunami…

2021-10-22 11:49:13
kmiura @kmiura

島崎邦彦さんは、原子力規制委員会から追い出された人。2014年。 facta.co.jp/article/201407… 安倍内閣になって人事的にはパージがずっと続いた。2012年から今に至るまで。行政が死亡するのも当然だろう。

2021-10-23 11:48:23
リンク FACTA ONLINE 島崎委員長代理を追い出し 原子力規制委は「ムラの砦」 原子力規制委員会の島崎邦彦委員長代理(68)の再任はならなかった。一昨年9月に発足した規制委の人事を... 12
添田孝史 @sayawudon

東電刑事裁判の控訴審、焦点は政府の地震調査研究推進本部の長期評価の信頼性なのだけど、「長期評価に信頼性があったのか」という争点にすると問題が見えにくい。「長期評価と、土木学会の津波評価技術、どちらがましだったのか」と問わねばならない。そうしないと負ける。asahi.com/articles/DA3S1…

2021-11-04 15:53:24
リンク 朝日新聞デジタル 東電元幹部、再び無罪主張 3人強制起訴、控訴審:朝日新聞デジタル 2011年の東京電力福島第一原発事故で、津波対策を怠ったとして業務上過失致死傷罪で強制起訴された旧経営陣3人の控訴審が2日、東京高裁(細田啓介裁判長)で始まった。検察官役の指定弁護士は、3人を無罪と…
添田孝史 @sayawudon

長期評価なんて、細かく探せばアラはいっぱいある。パーフェクトな地震予測なんてできるわけないのである。しかし、土木学会が出した津波予測である津波評価技術(土木学会手法)よりは100倍まともだった、と述べればよいのだ。民事は、土木学会手法との比較というやり方で高裁でも勝ち越している。

2021-11-04 15:56:46
添田孝史 @sayawudon

刑事裁判の東京地裁判決は、いろいろ細かく長期評価のアラを並べ立てて、「はい、だから信頼性ないね、無罪」という流れだ。その時、東電が全面依拠していた土木学会手法には、その100倍ぐらいアラがあったのだが(組織構成含めて)、それは問われていない、大欠陥判決である。

2021-11-04 15:59:44
添田孝史 @sayawudon

「土木学会はよりはとってもマシ(意訳)」(仙台高裁)、「少なくとも土木学会と同等だから長期評価ネグるのは誤り」(東京高裁、高松高裁)という形で、国や東電の責任を認めている。土木学会手法と長期評価が同等という判断には問題あるが、すくなくともこれで裁判には勝てる。

2021-11-04 16:09:26
添田孝史 @sayawudon

そもそも、なんで土木学会が津波の波源を決めれるのか、と素人でも思いつくし、実際そこが最大の問題なのである。土木学会が津波の計算方法を決めるのは理解できるが、「ここでは地震がおきる、ここでは起きない」なんて決められるわけがないのだ。

2021-11-04 16:10:55
添田孝史 @sayawudon

土木学会手法は「日本海溝沿いで福島沖だけは津波を起こさない」、長期評価は「日本海溝沿いのどこでも津波を起こす」と予測した。現在の地震学の水準から「福島沖だけは絶対(原子力の要求水準では10万年に1回も)地震は起きない」なんて言えるわけがないのである。そんな安全宣言を弱い根拠で出した

2021-11-04 16:13:59
添田孝史 @sayawudon

土木学会の無責任さも恐ろしい。刑事裁判の東京地裁判決は、「長期評価にはアラがある。だから東電幹部無罪」としたのだが、東電幹部の判断根拠になっていた土木学会手法の方が100倍アラがデカかったのであった。判決はそれを無視している。そこを見ると無罪にできないから。

2021-11-04 16:16:32
添田孝史 @sayawudon

2007年には、土木学会手法では説明できない大津波の痕跡(津波堆積物)が原発から5キロの地点でも見つかり、土木学会手法は破綻が物証で裏付けられていた。産総研の岡村さんは、東電社員に「もう調査は無駄、対策すべきだ」と2009年に伝えていた。これに対して東電社員は「岡村さんにネゴするの忘れて

2021-11-04 16:25:06
添田孝史 @sayawudon

ました。地震学者や津波学者には黙っててね、と根回ししてたんですが、岡村さんは地質の人なんでもれてました(意訳です)」と刑事裁判の武藤・武黒被告にメールしている。東北電力が岡村さんらの研究成果をもとに津波想定をした報告書を、東電は東北電力に圧力をかけて書き換えさせている。

2021-11-04 16:30:50
添田孝史 @sayawudon

ここまで悪質なことをやっていてもまた無罪になるのだろうか。刑事控訴審の2回目の公判は2月9日。新たな証人が採用されるか、株主代表訴訟のように現場に裁判官が入るか、東京高裁の判断に注目したい。

2021-11-04 16:36:50