2011年11月8日

オリンパス記者会見

国内

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オリンパス高山社長「昨日夕刻当社森取締より報告を受けました　１９９０年代ころから有価証券損失計上先送りしており　ジャイラス買収のアドバイザリーにかかわった優先株　株式会社アルプス　ニューズシェフ　ヒューマラボの３社の買収資金が損失計上先送りによる投資有価証券含み損回収に利用されたことが判明した。

　本日朝東京証券取引所に適時開示させて頂いた。
　この事実を受けての対応。お手元の第三者委員会の調査対象拡大、及び人事異動のお知らせご覧頂きたい。お手元資料には本日付の適時開示項目ございます。このような事態を受けて当社は第三者委員会に対して損失先送りの事実関係も明示的に調査対象としていただくよう依頼申し上げご了解頂いた。本日取締役会において先送りに関わっていた副社長執行役員の森ひさしを解職する決議をした。山田監査役におきましても辞意を表明されている。当社としては今後第三者委員会評価の徹底した情報提供、真相究明に最善尽くす。更に追加でご報告申し上げる事実判明したときには速やかに開示する。

　株主の皆様投資家の皆様お取引先の皆様　消費者の皆様関係者の皆様に御迷惑をおかけしたことを深くお詫びいたします

（礼）」

日経田中「損失隠しに当たると思うがいつからどのくらいの規模がやられたのか　森副社長と山田さん以外に名前が上がっている方報道ベースでいるがこのふたりだけか」

高山社長「１９９０年代ということはわかっている。昨日第三者委員会に報告進めてきているが昨日の段階では全ての資料が提示できていない。第三者委員会にお出しする資料昨日もかなり遅くまでやっていたがその結果を持って全体の数字はご報告させて頂きます。

　今回の一件にかかわる責任者は社長会長やっていた菊川　山田　森　三人　雑誌等では他にも名前あったかと思うが現在の所私の認識としては十分認識していない　第三者委員会で既に調査はじめていただいていますのでその結果を持ちまして責任ある人間はご報告申し上げるつもり。金額は今は申し上げることできない　第三者委員会結果を見ないと現時点ではお答えすることができない」

日経田中「投資有価証券ということ　どういう損失、どういう有価証券　ケイマンのファンド起点になっているのか」

高山社長「ファンド幾つかございまして全てのファンドについて調査できてない。GC,ベンチャーは関係している可能性あるが昨日情報を第三者委員会に提示したところ」

日経田中「ＩＴＸは入っていないのか　国内３社とジャイラスしか入っていないが」
高山社長「第三者委員会に出した資料を明確にした上でお答えしたい　関係あるとかないとか申し上げる状況にない」

日経とうま「就任から手続き適正とおっしゃってきたが何故このタイミングで公表した」
高山社長「会見で適正ともうしあげた。昨日よる森社長からじつはこういう話あるとききまして極めて重要と判断して本日の会見となっている。新しい事実判明したときはできるだけ早く開示いたしたい　前回会見と異なる事実ですので重要な内容と本日会見」

日経とうま「今日の森さん解職　菊川さんは」
高山社長「菊川は前回解職しているのでそれ以上はしていない　第三者委員会の内容明確になった所で　責任者これ以外あるかもしれないし　内容的に認識している内容も判明してくるので適正な処分する」
日経とうま「森さんが取締役のまま」
高山社長「調査のためには更に突っ込んだ情報出して頂く必要ある　したがって現在の処遇のままやらせて頂く　第三者委員会結果出ればすみやかに」

日経とうま「ウッドフォード氏の処遇」
高山社長「現在退職している状況　変える予定はない」

ＴＶ東京おおはま「粉飾決算の認識」
高山社長「大変不適切な処理してきたこと事実　中間決算に向けて進めている　それ以降どのような形になるかちょっと分からないがタイミングを見つつ」
ＴＶ東京おおはま「上場廃止の可能性」
高山社長「上場廃止にならないよう事務的作業会計処理　取締役会でも話ししたが全力あげてそのようなことにならないよう努めてまいります」

？「具体的に誰の指示で行われた」
高山社長「先ほど申し上げました関係者　今認識しているのは先程の３人　昨日の夕方まで全く知らなかった」
？「事実上とばしというか上場廃止ぎりぎりの線　株価下落している」
高山社長「株主ふくめ大変多くの皆様にご迷惑おかけしている　大変申し訳ない　大変不適切な処理だったことは事実　飛ばしなのかどうか今回の第三者委員会の皆様に評価して頂くつもり　それを持ってご報告したい」

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