冒険者の大倶利伽羅さんはエルフ歌仙さんにぶっかけられた気付け薬が口の中に入ったので無事戦闘不能から回復しました。やったね!(`・ω・´) #やってない
2018-08-05 13:12:22冒険者大倶利伽羅さん、気ままなエルフ歌仙さんに助けられたはいいけど歌仙さんはあまりにも気ままなのでわりと途方に暮れる #からちゃんはいい子なので助けてもらったらお礼をしないといけないと思ってる
2018-08-05 13:23:12多分このエルフ歌仙さんは森から久しぶりに出てきたタイプの長命種。ちょっと見ない間に前と随分変わったねって言うので大倶利伽羅さんが前っていつだって聞いたらさらっと三百年前とか言ってくる
2018-08-05 13:38:51エルフ歌仙さんに助けられた冒険者大倶利伽羅さん、礼をさせろと言ったらすったもんだの末に今の人間の街が見たいと歌仙さんが言い出すので街につれていくんだけど当然のように歌仙さんがトラブル起こすので頭を抱える
2018-08-05 15:19:41ちなみにそのトラブルの半分くらいは大倶利伽羅さんが原因だったりする #大倶利伽羅さんが突っかかられて大倶利伽羅さん本人は無視するけど歌仙さんが怒っちゃったりする
2018-08-05 15:21:01冒険者大倶利伽羅さんを助けたエルフ歌仙さん、みったださんの前はバーバリアンたぬぬのことが好きだったりしたんじゃないかしら。多分そういう感じなんだと思うんだよなエルフ歌仙さん…短命種ばっかり好きになるの
2018-08-05 18:31:28そのくせどうせ短命種は先に死ぬんだからって思い切ることも出来なくて、愛した伴侶に先立たれるたびに泣いて傷ついて悲しんでたんじゃないかな……
2018-08-05 18:33:56なんだかんだで冒険者大倶利伽羅さんと冒険の旅に出たエルフ歌仙さん、五年くらいして大倶利伽羅さんから少年の面影が消えて大人のと男になったあたりで別れを切り出されて、ああこれで今回はこの男が死ぬところを見ずに済むんだなあって
2018-08-05 18:42:43一人森に戻ったエルフ歌仙さんはまた悠々自適の生活に戻るんだけど百年くらいしてそろそろまた森の外に出ようかなーという気になって出てみたらそこに大倶利伽羅さんそっくりの人間が立っててびっくりしつつ懐かしくて声をかけるわけですよ
2018-08-05 18:55:55「やあ、はじめまして。僕は歌仙。突然だけど、もしかして君のお祖父様かひいお祖父様は大倶利伽羅というんじゃないかい?」で、大倶利伽羅さんそっくりの男は顔をしかめて「違う」って言うわけですよ。その顔がほんと大倶利伽羅さんそっくりなので、歌仙さんは赤の他人かーってちょっとしょんぼりする
2018-08-05 19:03:11「やあ、はじめまして。僕は歌仙。突然だけど、もしかして君のお祖父様かひいお祖父様は大倶利伽羅というんじゃないかい?」で、大倶利伽羅さんそっくりの男は顔をしかめて「違う」って言うわけですよ。その顔がほんと大倶利伽羅さんそっくりなので、歌仙さんは赤の他人かーってちょっとしょんぼりする
2018-08-05 19:03:11長命種の生きる楽しみの一つが知り合いの子孫に会うことなのですな。で、そのしょんぼした歌仙さん向かって大倶利伽羅さんそっくりの男が言うわけですよ。「俺だ」って。「え?」「俺の名前だ」「は?」そこで炸裂する真偽判定!エルフの知力ポーナスで楽勝で成功する真偽判定!
2018-08-05 19:36:20「えっ大倶利伽羅、本当に大倶利伽羅かい?!君人間だったろう?!」ってめちゃくちゃびっくりする歌仙さんに、百年経ってるのに別れた時の姿のまま、まあ正確にはちょっと歳取って歴戦の風格をもった大倶利伽羅さんがシャツの前を開けるorめくって、自分の胸に歌仙さんの手を当てるわけですよ
2018-08-05 19:45:31「あんたならわかるだろう」「あ、ああ、これは……竜の心臓、だね?」歌仙のさんの手の下で脈打つ魔力の塊!間違いなくレアアイテムというかレアスキル!で、百年ぶりに会った大倶利伽羅さんが歌仙さんの目をじっと見て「竜はエルフより長く生きる」っていうわけですよ
2018-08-05 19:48:04