二次資料も読むべし
- ryojikaneko
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政治家や官僚の回想録、古本屋だと二束三文なので嬉々として買って長くなるが、どれもこれも我が家から出れば世間的にはゴミ扱いなので辛い。
2011-11-14 23:08:56@Innocent_PP_3 おっしゃる通り。最近、回想録のたぐいを検索すると、え、こんなものなのという値段がついていることが多くて……いや、有り難いんですけど、なぜか眼から汗が……。
2011-11-14 23:15:53官僚の回想録は宝物。RT @Innocent_PP_3 政治家や官僚の回想録、古本屋だと二束三文なので嬉々として買って長くなるが、どれもこれも我が家から出れば世間的にはゴミ扱いなので辛い。
2011-11-14 23:41:21@Innocent_PP_3 私は労働関係なので、冨樫総一『冨樫総一』、それから中西實『機縁の日々』あたりですね。あとは大臣の『石田労政』も大事じゃないでしょうか。組合関係者は随分、伊藤隆さん、実質リーダーは梅崎修さんでオーラルヒストリーが進んでます。
2011-11-15 00:45:55@ryojikaneko ありがとうございます。なかなか入手困難なものが多いようですね… 自分がよく買っていた、通産、外務あたりのそれと比べるとそういう印象を受けます。労働という観点ではなかったのですが、参考になればと梅崎先生のオーラルは図書館で一部手にとって見たことがあります。
2011-11-15 00:52:25@ryojikaneko わりと散漫な本が多いので難しいですが、オーラルという効果もあり、GRIPSの山下英明のオーラル・ヒストリーは面白かったと感じます。http://t.co/nA58DJCF KINSで「続」が出たそうですが、こちらは未読だったりします。
2011-11-15 00:59:20@Innocent_PP_3 ありがとうございます。たしかに、回想録はちょっとした情報がおおっということも多いので、一冊全部となると難しいですね。あと、座談会は面白いですね。戦前は農商務省が工場法の所管官庁だったので、吉野信次はよかったです。ただ、彼は著書より座談の方が面白い。
2011-11-15 01:02:32ちなみに、昔の偉い先生の回顧録も面白い。今なら大河内先生の学説を理解したい人は、いきなり『独逸社会政策思想史論』や『社会政策の経済理論』や『社会政策の基本問題』に行かず、『社会政策四十年』に当たられることをお勧めする。世代が変わると、パラダイムも大きく変わるので、理解困難。
2011-11-15 01:07:02@ryojikaneko 座談の方が面白いというのは絶対的にありますね。『経団連月報』や『エコノミスト』とかの経済誌に載っている座談やインタビューだと外交官や経済官僚が思いのほか率直な物言いをしていて、資料を読むときの補助線になる、という例はわりとありました。
2011-11-15 01:07:28@Innocent_PP_3 そう、よくよく分かります。補助線が重要なんですよね。決定的に。僕は一次資料主義というのは非常に疑問を持っていて、二次資料による補助線で当時の感覚を追体験しない解釈は危険だと思っています。
2011-11-15 01:10:34@ryojikaneko そっち=タイムトリップが楽しくなってしまうというのはあるのですが(広告とかベタ記事とか…)、絶対的に必要ですね。資料だけでは実は文脈が作れない、わからないというのは痛感させられました。
2011-11-15 01:16:14DBPOとかの至れりつくせりの編纂された一次資料だけで文章書くこと、確かにできるけど、「たたかうわれらが外務英連邦省」になって見事に史料のパペットになる。
2011-11-15 01:21:32歴史認識問題とかの話見るたび、「まあ議論とか飛びかかる前に山崎正和『歴史の真実と政治の正義』くらい読んでから議論しろよ。表題作は60pくらいだし」と思う程度に心が狭いし、広げる気もない。
2011-11-15 01:38:49