市野川・宇城編『社会的なもののために』についての噂
おすすめの本 : もうすぐ出る本>>社会的なもののために http://t.co/twcsdOlb
2012-12-17 11:35:37ナカニシヤ出版近刊~市野川容孝・宇城輝人 編『社会的なもののために』(A5判392頁・2940円)討議参加者:宇野重規、小田川大典、川越修、北垣徹、斎藤光、酒井隆史、中野耕太郎、前川真行、道場親信、山森亮。http://t.co/jyO6Z02Q
2012-12-17 11:50:01@ustht マジレスすると、中心となるのは一章、二章、六章だし、実際面白いので、この辺りの章をメインに、こういう内容の本です読んで下さいみたいな宣伝はした方がいいんでしょうな。 http://t.co/JHxy0pq
2012-12-17 12:29:07戦後啓蒙に対する「ひっぱたきたい」世代の苛立ちみたいなものを「社会的なもの」の上昇として論じる視点は、もう少し繰り返し強調してもよかったのかもしれない。
2012-12-17 12:58:37@interbe1967 あら。もったいないことでございます。途中でつまらない場合には山羊に食べさせてやってください。よろしくお願いします。
2012-12-17 13:06:52@okisayaka 「社会的なもの」を「平等」ととられてしまったのではないかという危惧から申しますが、RTして頂いた囀りの "「社会的なもの」" は〈アーレント=ウォーリン説〉を踏まえたもので、強いて短く言えば〈市民の政治的決断ではどうにもならない過酷な現実〉ぐらいの意味です。
2012-12-17 14:06:42アーレント=ウォーリンが詳述している〈社会的なもの〉と〈政治的なもの〉の区別を踏まえた上で、かつて内田義彦が『社会認識のあゆみ』で提唱した「社会認識」は〈政治的なもの〉だったのだけど、近年の「ひっぱたきたい」言説は〈社会的なもの〉を〈政治的なもの〉への苛立ちと共に語っている、と。
2012-12-17 14:14:01o0(「社会的なもの」ときくと政治理論業界の人間はアーレント『人間の条件』とウォーリン『政治とヴィジョン』のネガティヴな記述を想起してしまうところがあって、その辺りのことをめぐる他分野の方々との齟齬について明確にしておきたいというのがわたしの「基調報告」なのです。)
2012-12-17 14:19:53@ttya70 『政治とヴィジョン』第九章です。もうちょっと簡潔に書けないのかと腹が立つような冗長な記述なのですが。
2012-12-17 14:22:27@ttya70 〈政治社会の規範の根拠は(社会契約という)政治的意思決定ではなく、それに先だって存在する「社会的」過程である〉というのがウォーリンのいう「社会的なもの」説です。歴史的には社会有機体説と市場社会(自生的秩序)論がこれに含まれます。
2012-12-17 14:31:13この整理に従って、「社会的なもの」の台頭によって、社会問題について(社会有機体説に詳しい)社会学者と(市場社会における自生的な秩序に詳しい)経済学者ばかりがもてはやされるようになり、政治学者の地位は低落したと嘆くウォーリン……
2012-12-17 14:34:52【近刊】市野川容孝/宇城輝人 (編) 『社会的なもののために』ナカニシヤ出版 http://t.co/OyOQI6et 「政治的な理念としての社会的なもの[…]が何であったか、何でありうるかを正負両面で批判的に問いなおすことが、本書の目的である」. #book
2012-12-17 15:15:01