市野川・宇城編『社会的なもののために』についての噂
「ビュッシェンヴァルド先生、ありがとうございました。結局数学を理解することは叶いませんでしたが、自由がどのようなものかということは伝えてもらったのだと思います。
2013-03-13 22:10:15このブーヘンヴァルドやその他の強制収容所に送られた男女にわたしたちすべては多くのものを負っている。これらの人びとこそが野蛮と戦い、少しでもよい未来を望んでいたのだから。
2013-03-13 22:13:02未来がいくらでもよいものであること。私たちすべてがそれを望んでいる。けれど、そのためには、ただ変えるためだけに何かを変えるだけでは十分ではないし、私たちの運命にきっちり責任がとれるようになるためには、はやりの振る舞いに身を委ねればいいというものでもない。」
2013-03-13 22:19:30「もしブーヘンヴァルド収容所の今日的な教訓というものがあるのならば、それはいまこの瞬間も存在する差別に警戒を怠らないということになるだろう。そしてそこから生み出される派生形態にたいし、たとえそのあらゆる姿が分かっているわけではないにせよ、そうしたものを、手遅れにならないうちに、
2013-03-13 22:34:31カステル氏が亡くなった。喪失感がすごい。Le sociologue Robert Castel est mort http://t.co/nRXgAHGK1o @lemondefrさんから
2013-03-13 22:35:34根絶しなければならないということであろう。…… わたしは意図ゆえにひとを裁くつもりもなければ、ナチの異常さ、強制収容所を相対化するつもりもない。あれこれの差別のすべてを同列に扱うつもりもない。だが、アレントが断固として剔抉した悪の凡庸さは、いまもなお存在し、根を下ろそうとしている
2013-03-13 22:41:54Le sociologue Robert Castel est mort http://t.co/NXSWZkSopq @lemondefrさんから
2013-03-13 23:02:28ブーヘンヴァルドが今日に伝えた遺産、それによって、わたしたちは抵抗の力、その活力を維持している。たとえそれが抵抗せねばならないまさにその対象を新たに定義し直すことで、それを呼び起こすことになろうとも。」
2013-03-13 23:02:48たしかにそれはきわめて困難なことであり、あるいは不可能なことであるのかもしれないが、カステルが最後に掲げた理念は、社会連帯であったということは記憶しておこう。
2013-03-13 23:09:172006年4月反CPEの運動が盛んだったころ、ロベール・カステルがラスパイユ通りの人間科学館前で「街角セミナー」を行なった様子。CPEにたいして「プレカリアート」を制度化するものだと批判していた。 http://t.co/7tMT9kk7fE
2013-03-13 23:11:52