茂木健一郎(@kenichiromogi）さんの連続ツイート第3139回「ぼくが整列バラ園が苦手な理由」

茂木健一郎 @kenichiromogi

連続ツイート３１３９回をお送りします。文章は即興で書いています。本日は感想です。

茂木健一郎 @kenichiromogi

昨日、大阪で結婚式があって、それに出席する前に、中之島公園に向かう道を旅ランした。先日見つけて以来お気に入り。前回は雨だったけれども、昨日は良く晴れていて、人々が気持ちよさそうに歩いていた。

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中之島公園にはよく整備されたバラ園があって、ちょうど満開で、多くの人が賛美したり写真をとったりしていた。ぼくも旅ラン動画の中で「いいですね」とか言っていたけれども（笑）、実は昔からバラ園が苦手なところがあるのである。

茂木健一郎 @kenichiromogi

バラが、品種ごとに名前がついて、それが整然と並んでいる感じが苦手なのである。ぼくの理想の庭は、十勝千年の森にあるダンピアソンが設計したようなさまざまな植物が複雑に並んだ、自然の景観に近いもので、整然と並んでいるとなんだか苦しくなる。

茂木健一郎 @kenichiromogi

もちろん、バラ園の目的は、さまざまな品種を栽培、育成してそれを比較展示することだろうから、ぼくのような感覚は超少数派だと思うのだが、子どもの頃からバラ園が苦手だった理由は、この、品種ごとの整列主義だったと最近ようやく言語化できた（笑）

茂木健一郎 @kenichiromogi

世界を見ると、さまざまな品種のバラが複雑かつ雑然と並んでいるようなガーデンもあるかもしれず、そのようなところに行くとぼくはきっと安らぎを感じるんだと思う（笑）。ただ、その際には一つひとつの品種の同定が面倒になるだろうから、きっと整列バラ園が便利でこれからも続いていくのだろう。

茂木健一郎 @kenichiromogi

以上、連続ツイート３１３９回、「ぼくが整列バラ園が苦手な理由」をテーマに５つのツイートをお届けしました。