- kanoiratsume
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[mimiさん] 君にとり色を失い透けながら 空気と混じり消えてくあたし / 前の歌からの流れに涙が出そうになりました。この世界の中で自分が消える感覚で、さらに彼の中の世界からはすでに消えていたのかなと思いました。消えていきながら何を思うのだろう、気になります。 #ut1111
2011-11-24 13:25:14[主務さん] 「夢ないの?」大人は夢を叶えたのそこで初めて大人になったの / 夢を語っている間は大人と名乗ってはいけないのだなあとまず思いました。でも夢を叶えてしまったのは失くしてしまったのと同意なのかもしれないとも読み、大人と夢の共存の難しさに切なくなりました。 #ut1111
2011-11-24 13:42:38[山田水玉さん] 角砂糖 正しい個数入れながら「好きじゃなかった」なんて言うなよ / 正しい角砂糖の数は、冷静の証。好きじゃなかった、から冷静でいられるのでしょうか。それとも「好きじゃなかった」であるために冷静なのでしょうか。自分は決意の上の冷静なのだと信じます。 #ut1111
2011-11-24 13:44:37[龍翔さん] 曖昧にしないでほしい "m"なんて気休みにしかならないのだし / 素敵な感性に溜息が出るばかりです。曖昧さは時として大事ではあるけれど、ずっと続かれると困る。"p"や"f"でメリハリがないと、やはり何かが違うのです。的確で美しい歌だと思いました。 #ut1111
2011-11-24 13:53:53[じゃこさん] 誰からも同意を得たくない気分 全ての問いににゃーと答えよ / 思わずにゃーと云いました。自分がにゃーといって同意を得ないのではなく、わざわざ問いかけているのににゃーと答えよと云ってしまっているのがすごい。うるうる来てたのが一瞬引っ込みましたw #ut1111
2011-11-24 14:15:32[嶋田さくらこさん] バスタブの淵に沈まぬようにしておかえりなさいの練習をする / 膝を抱えているのかと思いましたがバスタブの淵なのですね。淵に腕を置いて溜息をつきながらのおかえりなさい。切なさとともに艶っぽさも感じました。気が緩めば湯の中に沈んでしまう気持ちも。 #ut1111
2011-11-24 14:33:09[ユキノ進さん] ドーナツの穴から空を見ていたい人生がまだこれからならば / ドーナツの穴から空を見るのは特別な空に見えます。世界を切り取るような、世界を食べちゃうような感じ。なのに「人生がまだこれからならば」と続くのが切ない。きっとこれからだから遠慮なくどうぞ。 #ut1111
2011-11-24 15:20:02[たたさん] 後ろ向きのみに流れる川沿いで「じゃあ」と別れて踵を返す / なんて哀しい歌なのでしょう。でも、後ろ向きに流れる川に対して踵を返すから前向きな気持ちに切り替わっているのでしょうか。前向きになれなくても川の流れに乗って前に進めるといいなと感じます。 #ut1111
2011-11-24 15:39:39[田中ましろさん] 歩幅など無理に合わせているほうが駄目になるから自由に生きて / これを云えたならどれだけいいだろう。そう思ってしまいました。歩幅を合わせて歩いてもらえるのは嬉しいことですがでもやはり窮屈にさせてしまう。自由に生きることを共有できたらいいですね。 #ut1111
2011-11-24 15:54:05フォロワーさんの批判めいたツイートにびくりとしつつも、元ネタばらしてるだけだから解釈は読み手に任せます。と若干逃げ打っておいて「アーケードゲーム短歌」どや顔解説第四弾。「禁破り~」の元ネタは『レイクライシス』(タイトー:1998年)。 #ut1111
2011-11-24 23:51:25一首目の元ネタ『レイストーム』の続編にあたるゲームで、見た目は前作を踏襲。ロックオンレーザーのシステムも改良されて面白くなる‥‥はずだったのに、何故か微妙な残念感の漂うシューティングに。 http://t.co/baGbvpx5 #ut1111
2011-11-24 23:54:24村崎(瓦)さんの自由詠“透明水彩の日”2首目 まみどりに塗りつぶされたF0のアミメキリンの悲劇は続く #ut1111 まともに感想を書けないので、好きな歌だけ紹介してゐます。
2011-11-25 10:49:23ちょろ玉さんの自由詠“夜はぷちぷちケータイ短歌”2首目 「無事ですか」「無理してませんか」母からのメールはいつも無からはじまる #ut1111 まともに感想を書けないので、好きな歌だけ紹介してゐます。
2011-11-25 10:52:29烏野サギ子さんの自由詠“カミングアウト”4首目 是が非でも命を紡ぐことにある行為以上に殴り合おうよ #ut1111 まともに感想を書けないので、好きな歌だけ紹介してゐます。
2011-11-25 10:55:13藍原晶さんの自由詠“平衡感覚”5首目 「ばいばい」で終わらせるのはこわいからプラスチックの「またね」を投げた #ut1111 まともに感想を書けないので、好きな歌だけ紹介してゐます。
2011-11-25 10:58:50ヒロマルさんの自由詠“別離”1首目 じゃあねって いつも通りに言うもんで ああ、じゃあなって いつも通りに #ut1111 まともに感想を書けないので、好きな歌だけ紹介してゐます。
2011-11-25 11:10:43[ヒロマルさん] 秋空に飛行機雲が線を引く 僕と君とを隔てるように / 飛行機雲が二人を隔てるのと同時に、空と地の距離感もあるのかなと感じました。高く澄んだ秋空は綺麗ですが、飛行機雲によって区切られていく空は切なさで溢れていく。世界を区切る残酷さもまた美しいです。 #ut1111
2011-11-25 11:43:44[蛍子さん] 空っぽの心にすいと入り込む三十一文字の音はやさしさ / こころに沁みる一首です。空っぽの心、虚しさでいっぱいの心に短歌に救われることが多々あります。三十一音という短さ、テンポの良さ、切り取る情景の美しさに救われる。そんな心にこのお歌はぴったりきます。 #ut1111
2011-11-25 12:39:33[かおるさん] 君のことが好きだと言ってはしゃいでるあの子に絶対読めない空気 / 目線は"君"のこいびとでしょうか。二人の間には絶対的な空気があって、よくよく観察すれば気づく空気なのかもしれませんが、"はしゃいでる"状態では絶対に気づくことはない。納得の一首です。 #ut1111
2011-11-25 12:50:29[竹中裕貴さん] 空をあらうひとの背中をいつまでも眺めていたら錆びていく夏 / "空をあらう"という感覚が素敵だなと思いました。どこまでも、竹中さんのお歌は美しい。"錆びていく夏"は"寂びる"にもかけてあるのでしょうか。置いてけぼりになるような感覚を覚えました。 #ut1111
2011-11-25 13:09:55[嵯野みどりはさん] 諦めたつもりだけれど 空っぽはやっぱり辛い 浮かない風船 / "諦めたつもり"から"浮かない風船"が出てくるのがすごい。栓の外れた風船がひゅる、と飛んで落ちるのを想像しました。胸に風船の冷たい風が吹くような、そんな気分にさせられました。 #ut1111
2011-11-25 13:37:41[東徹也さん] 人生を抜いてしまったその時は空になるしかないのでしょうか / "人生を終えて"ではなく"抜いて"なのですね。目標としていた人生を追い越してしまったのでしょうか。思わすついた溜息とともに魂まで抜けてしまいそうな、こころが無になるお歌だと思いました。 #ut1111
2011-11-25 14:26:18[すずすえさん] リンクするあの子の機嫌と空模様 秋風吹くなと祈る僕です / 思わずにやにやしちゃいました。秋晴れに秋風は心が澄むんだぞーといいたくなっちゃう"僕"ですね。たくさん振り回されるんだろうなあと想像してしまいます。かわいらしくて心が弾むお歌でした。 #ut1111
2011-11-25 15:12:37[たたさん] 空になるまで飲むことを躊躇ってコップに水を注ぎ足していた / ごく自然な日常の風景のはずなのに、切り取られてしまうと特別に思えます。注ぎ足すのは本当に「水」だけなのだろうか?と思ってしまいます。気持ちが空っぽになるのが怖いのと同じなのでしょうか。 #ut1111
2011-11-25 15:26:28[田中ましろさん] 見下ろせば花 見上げれば空 君はどうしてそんな顔で笑うの / 良くあるといえば良くある風景なのに、ましろさんに切り取られるとどうしてこうも綺麗なのでしょう。「君」が表情で伝えようとしていることを想像するだけで胸が痛いです。ただの想像なのに。 #ut1111
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