ロシアが博士号取得見込み者と科学博士号取得者の動員免除法案を否決

とどのつまり、エリート層の抜け穴を作ろうとして塞がれた形になる。
更にソース元を辿っていこう。ISWが引用しているのはBBCのロシア語テレグラムアカウントだ。

ChatGPT翻訳
"ゴスダム（ロシア連邦議会下院）の防衛委員会は、博士号または候補者号を持つ人々を徴兵から免除する法案を否決することを推奨しました。

法案の提案者であるロシア連邦共産党の議員、ミハイル・マトヴェーエフ氏が、委員会の議長アンドレイ・カルタポロフによって署名された意見書をテレグラムで公表しました。

「私は法案を提案する際に、大統領が部分的な動員を宣言した際に、それが部分的であり、まずは軍務経験のある人々を徴兵するというテーゼに基づいていました。しかし、ロシア国防省によれば、「部分的な」動員という概念は存在せず、動員時間は「軍事的」という意味を持つことが分かりました」とマトヴェーエフ氏は述べています。"

更に大元の投稿を参照してみよう。

"今日、防衛委員会は私の2つの法案を審議しました。1つは博士号や候補者号を持つ人々に対する部分的な動員からの猶予を提供するものであり、もう1つは健康上の理由やその他の理由で軍務についていない人々に対するものです。両方の法案について、委員会は否決を推奨しました。

私の法案では、大統領が部分的な動員を宣言した際に、それが部分的であり、まずは軍務経験のある人々を徴兵するというテーゼに基づいていました。また、博士号や候補者号を持つ人々に関しては、現在の時期が特定の戦争ではなく部分的な動員の期間であるため、彼らの徴兵は不必要であると考えました。

部分的な動員の前の10年間に、ロシアは約30,000人の学位を持つ専門家を失いました（約10％）。部分的な動員が始まって以来、何十万人もの市民が国を離れ、その中には多くの学者も含まれています。私たちが主義を守り続ける人々を保持しない限り、ロシアの科学と教育の危機は不可逆的になるでしょう。

しかし、法律には「部分的な」動員という概念は存在せず、将来的に自分たちを制限することはできず、動員の期間は「軍事的」を意味すると判明しました。用語が違うのです。"

氏はかなり危機感を持って法案提出に臨んだようだが、虚しくも否決されてしまったようだ。
話題になってないけど健康上その他の理由での免除も否決はどうなの…？

なお、ロシア連邦下院のサイトはこちらだが…

ГОСУДАРСТВЕННАЯ ДУМА

立法に関わる記事が閲覧不能状態となっている。（更新はされているように見えるが……国外から見れないだけ？）

Объекты законотворчества