テイワットでの出会い

旅人がであった印象に残った人々や出来事について。時系列はバラバラです。
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次回お楽しみに @cha_boshi

旅人は囲まれた。万事休す。 しかし、仇討ちなれば受けて立つべきであろう。剣を抜き、距離を取りつつ赤き鎧と菫の鎧の者共の出方を伺う。彼らも構えてじりじりと間合いを取り始めた。さて、このお話の続きは次回をお楽しみに。

2023-07-05 23:35:14
次回お楽しみに @cha_boshi

さて、白狐の野にて起こった事の続きをお話しよう。 岡崎と柳葉の両名が旅人を相手取って八双に構える。師の岩蔵光造の使った抜刀術は使わないようだ。あの静かな闘志と異なり二人の男の使う剣は苛烈な様相を見せている。

2023-07-06 22:12:26
次回お楽しみに @cha_boshi

じりじりと間合いを詰めてくるふたつの剣は、ひとつは燃え盛りひとつは紫電を放っている。 実に油断ならない。顔の横に構えるこの構えは兜を着けた時に上段へ振り被れぬからこの様になるが、唯の代替ではない。上へ構えるよりも疲れにくく状況の変化にも対応し易い。

2023-07-06 22:12:45
次回お楽しみに @cha_boshi

苛烈に猪突猛進に来ると見せかけているが、相対する者の出方を見て動きを変える余裕のある者達なのだ。流石は免許皆伝の腕前の持ち主である。 さあ、来い! どちらからとも無くそう言い、これがこの仕合いの始まりの合図となった。

2023-07-06 22:13:01
次回お楽しみに @cha_boshi

旅人は一合二合と先ずは柳葉と剣を交えるも、キンキンと剣を合わせる音がし全て防がれた事を悟る。一旦間合いを取るかと旅人が考えた隙を横合いから燃え立つ剣が襲う。旅人は弾かれてたたらを踏むがどうにか堪える。

2023-07-06 22:13:09
次回お楽しみに @cha_boshi

久仁彦の仇… その言葉に以前も岡崎と名乗る相手と戦ったのを思い出す。なるほど、兄弟であったか。岡崎へ向き直る。 岡崎も剣を後ろへ引き、構える。岩蔵光造が使った技かと思ったがこれがとんでもない間違いであったと気が付くのは食らった後であった。このお話の続きは次回のお楽しみに。

2023-07-06 22:13:21