- HummingBird1979
- 2601
- 0
- 0
- 0
デザフェス雑感 久しぶりのデザフェス。恐らく七年ぶり。 立地のせいもあり、行くまでが億劫だが、行けば面白いのは世の常w
2010-05-17 01:03:39全体的にパワーダウンしたように感じるのは、「デザイン」に対する意識が7年前とは違うからだろうか。興味を惹かれる物もたしかに沢山あったが、学園祭の域を出ていない物も沢山。没個性というか、よく見かける作風の人が殆どで、なおかつそのレベルも高くはない。
2010-05-17 01:03:46その中で、独創性とレベルの高さで明らかに異彩を放つのが「猫祭り姫×幼虫社」の第N無人居住區。段ボールの街。さすがにここは常に人だかりで、撮影して行く人があとをたたなかった。
2010-05-17 01:03:51そういったどんぐりの背比べの中で目を引くのはやはり大きさ。巨大なキャンパスに生で絵を書く、などは分かりやすい例。高さのあるディスプレイや登りなども目立つ工夫だ。
2010-05-17 01:03:58これは自分で選べることではないが、角のブースは重要。全てを隈無くまわる人は兎も角、多くの人はざっと流しながら見回るため実際に通る通路は多くて7割程度。通路の両側を全て目にするわけではないから、ブースで考えるとせいぜい5割。
2010-05-17 01:04:15全体を見て回る人でもそのくらいだから、平均値としてはもっと低いものと推測する。そうやって流して見る時に、どの通路に足を踏み入れるかは、角のブースと通路をざっと見渡した雰囲気。
2010-05-17 01:04:28意図的に似たような雰囲気・テーマの店は集められているから、角を見ればだいたいの想像はつく。それ故に角の責任は大きい。
2010-05-17 01:04:34もちろろん何にも増して重要なのがブースの作り方。壁は通る人の目線の高さにあたるから非常に重要。それと、前に人だかりができた時には、目線よりさらに上の部分に目が行くことに。
2010-05-17 01:04:41そうそう。さすが、といった「猫祭り姫×幼虫社」さんは兄( @DocSeri )の友人。 兄の撮った(?)「第N無人居住區」の動画がコチラ。 http://www.nicovideo.jp/watch/sm3418473
2010-05-17 01:11:16置く物にもよるが、間口の広さとそれに負けない品揃えがあれば、自然と目に入る事になる。限られたスペースで自分達の世界観を作り出すのは非常に重要。それだけに、似たテーマの人が互いに集まってエリアを形成するのは効果的。その意味では今回の「妖怪商店街」はうまい方法だ。
2010-05-17 01:04:47だが、これには参加者同士のネットワークか、主催者の配慮が必要になる。が後者は現実的には難しいだろうな。ある程度のエリアわけはすでに行われているし、今以上を望むのは難しいだろう。
2010-05-17 01:05:01もちろん丁寧に見て回る人にはどんなブースでも見てもらえるだろうけれど、必ずしも相手が大きなアンテナを持っているとは限らない。 そういう人に向けていかに効率的に発信するか、は重要な要素。 如何にして人の目を向けさせるかは、仕事でデザインをやりたいなら尚更重要な技術といえる。
2010-05-17 01:05:09「自分が楽しむため」にやっている人と 「人の手に渡ること」を意識している人と 「商業ベース」に乗っている人と あきらかにブースの作り方も商品のクオリティも値段設定も違う。
2010-05-17 01:05:15