- toshi3636_1
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公営プールで撮影会があるのが中止になって、またその決定がくつがえされた、というニュースだけど、ぼくはああいう事象が苦手で、興味もないのだけれども、一般論としてはゾーニングとかすればあってもいいかとは思う。ただ、興味がなくて苦手なことには変わらないので、その理由を書く。
2023-06-12 07:04:16まず、一人のひとをたくさんのカメラマン(圧倒的に男性が多い写真が出回っていたのでカメラパーソンとかPCで書かないでカメラマンと書く)が、一つの被写体に向かってカメラを構えている構図が苦手。珍しい鳥が来た時のバードウォッチャーや記者会見じゃあるまいし、なんか苦手。
2023-06-12 07:06:03次に、服装に関係なく、撮られる側は疲れるという事実がある。ぼくも単独でも、集団のフォトセッションでも、撮られる側になることがしばしばあるけど、あれが続いている間って心がなんか無理しているというか、基本的にストレスがたまる状況のように感じる。個人差があるかもしれないけど。
2023-06-12 07:06:56ここから先は文化の問題であり、個人のpreferenceの問題でもあるんだけど、ぼくはたとえばビートルズのメンバーをとられた写真でも、一連の流れの中で、スナップ的に撮られたやつの方が圧倒的に好きで、ポーズを決めて決め打ちしてくる写真はそれほど好きでない。
2023-06-12 07:08:19このところ日本で展覧会が時々開かれて人気で、ぼくも大好きなソール・ライターの写真がいいのは、ニューヨークの街を行きかう人たちの何気ない表情が捉えられているからで、「撮影会」という設定された文脈の中でバードウォッチャー的な構図の中で撮影された写真よりも、ぼくにとっては遥かにいい。
2023-06-12 07:10:00以上は、公営プールでの撮影会についてネットで議論されている論点とは違う視点だと思うけど、ぼくは、文化としてそういうのがあってもいいという意見には同意しても、積極的に擁護したり、エンドースしたりする気持ちになれないのは以上のような理由です。あくまでもぼくの個人的感覚ですが。
2023-06-12 07:11:35この一件に限らず、昨日もちょっと言葉を交わしてとても楽しかった松尾貴史さんの「ちょっと違和感」ではないですが、世間で通常議論されている文脈と重ならなくても、それぞれの人が自分が感じていることをできるだけ精確に表現することは多様性と合意形成において大切なことと考えます。
2023-06-12 07:13:02以上、連続ツイート第3151回、「公営プールでの撮影会に対するちょっと違和感」をテーマに7つのツイートをお届けしました。
2023-06-12 07:14:22