「戦う理由のない時代」のラノベ・アニメ

2011年11月22日深夜/23日未明の呟きと派生の話
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hatikaduki @hatikaduki

雑なこと言いますけど、自分がラノベを好きな理由の大きなものとして、ラノベはマンガのマネであると言う点があります。自分はマンガがちょう好きで、マンガ文化に敬意を持っていますが、多くのラノベ作家も同じであろうと思います。んで、

2011-11-22 23:16:52
hatikaduki @hatikaduki

そうしたライトノベル作家のひとが、自身は文章書きでありながらマンガ文化をリスペクトし、本来マンガのような表現形式にこそ適した題材を、マンガのような感覚で読んでもらえることを望んで、マンガと競合する読者層に、自分の作品を届けようとするなら、

2011-11-22 23:23:23
hatikaduki @hatikaduki

それは普通のやり方、尋常な努力では叶わない望みなわけっすよ。嗅覚を研ぎ澄まし、工夫を積み上げないと。常識をぶっ壊して開き直らないと。文字媒体でありながら、マンガの土俵にのって戦い、それでなおマンガに勝つ!その矛盾を乗り越える意思がおもしろさを生むんじゃねーの?って思います。

2011-11-22 23:42:14
とくめー @FXMC_

「主人公―美少女の関係性を表現すること」に関して言うと、とっくのようにラノベって少年漫画越えちゃってるのよね。だから美少女アニメの原作は漫画よりラノベになっちゃったし、ラノベ原作漫画ってのも山ほど。萌えラノベ読みとしのとくめーては、もはや少年/青年漫画ってジャンルに敬意を持てない

2011-11-23 00:59:34
とくめー @FXMC_

で、空虚なゼロ年代を越えたのち、「主人公の戦うに値する理由」って、少女を守る/子供を守るくらいしか残ってないんですよ。とすると、主人公―美少女の関係性においてラノベが少年漫画より優れているというのは、バトルモノの「戦う理由」においてもラノベのほうが優れてることになっちゃう。

2011-11-23 01:02:44
とくめー @FXMC_

極めて特殊なスタイルのバトルラノベである『ベン・トー』では、美少女以外の「戦う理由」に基づいて戦いが行われているわけだけど、アレって、戦うに値する理由なんてもはやない、という醒めた認識がなければ決して書かれることのない作品ですよね。

2011-11-23 01:05:58
雪見バーガー @H926

「戦う理由」については格ゲーのキャラクター達のそれの無理矢理感とかも割と素晴らしいのだけれど、『DOA』が『DOAX』(エロビーチバレー)に派生したことが何よりも戦う理由が存在しないことの象徴めいている。

2011-11-23 01:12:38
コーン ショネリー @yuji_isogai

世界を守る!とか重責追うよりも、可愛い女の子を守りたい!みたいな身の丈に合った責任感とか、徹底的に自らの快・不快に従ってうごくほうがすんなり理解できるものね。

2011-11-23 01:08:18
コーン ショネリー @yuji_isogai

でもやっぱり世界救う話好き。

2011-11-23 01:12:43
とくめー @FXMC_

ロボット残党兵とか、機動旅団八福神とか、まあ、好きだけどね。

2011-11-23 01:08:52
とくめー @FXMC_

こういう前提条件からスタートすると、今年のアニメにも、もう最初っから詰んでる人がいっぱいいましたね。「戦う理由」を手の届くとこに求められた人だけが、未来に辿りつけた感じ。ラノベ原作のハーレム主とかねw

2011-11-23 01:18:39
コーン ショネリー @yuji_isogai

今年はさ、ドッグデイズがあって、ホライゾンがあって、ドリフターズがあって、大帝国があって、国とか、それに準じる群体のカタチを提示する作品は凄い多いと思う。探せばもっとある。

2011-11-23 01:19:54
とくめー @FXMC_

社会性を捨象した、ヘタリア的な歴史の擬人化にとどまってるのでは。 RT @yuji_isogai: 今年はさ、ドッグデイズがあって、ホライゾンがあって、ドリフターズがあって、大帝国があって、国とか、それに準じる群体のカタチを提示する作品は凄い多いと思う。

2011-11-23 01:21:53
コーン ショネリー @yuji_isogai

@FXMC_ そこでやっぱりドッグデイズの世界観は他のモノの持つ「擬人化っぽさ」から離れているので優れているのかなと。他の三つは確かにそうですね。

2011-11-23 01:23:44
とくめー @FXMC_

ある程度一般論に逃げておくと。一度の失点が致命傷にならないタイプの「バトル」の方が、「ネームドであってもノンネームドに狩られることがある世界観」は描きやすいんじゃないかなあ、とは言っておく。

2011-11-23 01:27:43
とくめー @FXMC_

これを裏返すとなにが言えるかというと、「一度の失点が致命傷になる」ゼロ年代前半~中盤の人命の安い世界観は、必然的に「ネームドがノンネームドに狩られることのない世界観」になってしまうということでもある。

2011-11-23 01:30:05
さだ @moonlitm

@yuji_isogai 提示したあたりのものは群体ってより英雄とか個を強調されてるような感覚も。それよりはベン・トーのほうが群体を感じるなぁ…と思ったけど二つ名とかあったりするから似たようなものかしらw

2011-11-23 01:26:29
コーン ショネリー @yuji_isogai

@moonight0430 DDに英雄譚の面があるのは間違いないですけど、他はまだどうなるか読めてない感じがします。ドリフターズは英雄だらけですけど、信長の兵法やエルフの行動を見てる限りあまり個を強調されてるイメージが無いですね。ホライゾンは原作だとそんな感じなんでしょうか?

2011-11-23 01:31:07
さだ @moonlitm

@yuji_isogai ドリフターズは未見なのと、ホライゾンは1巻しか読んでないのでほぼアニメだけなので確かに先はなんとも言えないかな。。ホライゾンは歴史偉人の置き換えとかしてるからそういうイメージでした。

2011-11-23 01:33:46
コーン ショネリー @yuji_isogai

本当にメタも英雄譚も完全に捨てきれたらそれはファンタジー戦記だよね。今それをやれるか・市民権を得られるか?と問われたら…否だろうなあ。

2011-11-23 01:35:16