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理性的な変人たちvol.3『海戦2023』ご感想まとめ

理性的な変人たちvol.3『海戦2023』 2023年7月5日(水)~9日(日) @アルネ543 ご感想のまとめです。
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朽錆 @nishi_satoshi

美味しい生姜焼き定食を食べたがご飯が付いてなかったというような 荒牧まりのさんがよかった。この俳優さんは喋っていても、喋っていなくても(←)同じように集中が身体が満ちている 志の ある 劇だ と思つたし いろいろ考えた し 見ることできたのは よかつた (ゴハン〜 いうだけで)

2023-07-09 19:30:07
モリミナコ @219minako_art

#海戦2023 女性のエネルギーって、やっぱりあると思う。 演者、演出家、皆様女性のこの作品は、今の時代だから?それを強く感じました。 昨今ジェンダーについては様々な意見があることでしょう。ただ表出するものとしてやっぱり性差はあるし、私はそれは良し悪しではなく面白さだと思う。 pic.twitter.com/zTUi8liUcT

2023-07-09 19:56:59
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モリミナコ @219minako_art

今映像の芝居を学んでいるからこそ、今まで当たり前だと思っていた舞台の芝居って本当に違うんだなぁと実感。 舞台上には色々な音や物が仕掛けられていて、なんでも何にでもなって、舞台の面白いいいとこギュッ。 女優と音楽家と、どっちもの黒木さん観られて、やっぱ黒木さんすごいなぁ…!

2023-07-09 19:57:00
モリミナコ @219minako_art

小さい空間での観劇はとても久しぶりで、改めてお芝居って面白い!俳優の皆様エネルギー凄かったです! 実は会場に絵を飾って頂いていました。多くの方に私の絵を見て貰えて嬉しいです。 私の大好きな芝居が行われる場で絵を飾って頂いて、実際観劇もできて、素敵な機会をありがとうございました。 pic.twitter.com/kuavqxPEfM

2023-07-09 19:57:08
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谷岡健彦 @take_hotspur

理性的な変人たち『海戦2023』を観る。築地小劇場の杮落しの演目となった有名な作品だが、自分は今回が初見。開演前に現代/近未来の戦争のニュースが流れ、水兵が船窓から海戦の「兆し」を見るところから劇が始まる。鍋やバケツが軍艦の砲塔となる見立ては、日常と戦争の境目のなさを示唆して秀逸。

2023-07-09 16:29:55
谷岡健彦 @take_hotspur

これまで台所が女性の領域と見られてきたことを思えば、戦場への台所用品の動員は、今回キャストが全員女性であることと密接に関わっていよう。演出の生田みゆきは、軍隊での性差の問題に光を当てるテキストレジをしている。また、颯爽とした演者を観ていて、戦闘美少女の問題にも繋がるかと思った。

2023-07-09 17:00:39
森山真衣 @maimz7j

#海戦2023 #理性的な変人たち すごかった…!!!!!! 身近なもので作られているのに、あの迫力。。。音がめっちゃよかった😳 最後はヒヤッと…ミネラルウォーター握りしめました。 女性ならではの空気感も面白くて、目が足りませんでした。 pic.twitter.com/wZWHDpMvXL

2023-07-09 00:42:17
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藤本康平 @konpeF_1130

理性的な変人たちさんの『海戦2023』観ました。演劇、舞台作品が、総合芸術だということを目の当たりにしました。凄く良かったです。取り扱われている戦争や暴力や在り方の部分が性別の語り口によって、人生や生き方に変換された気がしました。いま観れて本当に良かったです。総合芸術だった。 pic.twitter.com/r5QkPmcNXv

2023-07-09 00:28:48
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ミーハー観劇お姉さん @Ich_bin_watashi

理性的な変人たち『海戦』観ました。 水兵の役を女性がということで興味深く。音楽、役者の身体表現と見どころ満載。時代場所共に今の日本とは全く違う、もちろん劇の内容もだし、生きてた人間の考えてることもセリフも。やっぱりいろんな部分で楽しい。 今週は二連続海外戯曲。たまに観たいと思う。 pic.twitter.com/VUsXA3LCBy

2023-07-09 00:00:21
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大隈道雄 @MichioOokuma

理性的な変人たちvol.3『海戦 2023』原作:R.ゲーリング、翻訳・上演台本・演出:生田みゆき。日本初演から99年、限界シチュエーションを、女7人で。女優倶楽部・万里紗の歌うだけじゃない身のこなし、荒巻まりのと滝沢花野の見せ場など。小山萌子、黒木佳奈、齊藤由佳ら集めアルネ543にて、7月9日迄。 pic.twitter.com/Vj1Kp1yYNA

2023-07-08 23:31:13
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絢音*。 @zoe_deh

#海戦2023 良かった!多分これ、本が凄い好きなやつだ。 サルトルの墓場なき死者とか好きで『戦時下』『少人数の会話劇』『実存主義』『不条理演劇まで振り切れていない』みたいな条件で戯曲探しているのですが、良い作品ありますか?好きな本を見つけたいです。

2023-07-08 22:38:55
Hahakigi / はるか @Hahakigi1

「富士見台……って、どこ……?」 わたしは保守的な人間、かつ方向音痴なので、あまり知らない劇場には行きたくない。なので、知らない地名を見ると、「観なくていい理由」を探し始める。 ……出演者、演出、テーマ。駄目でした見送れなかった!今晩は理性的な変人たち『#海戦2023』@アルネ543。 pic.twitter.com/QdqPbIoIaQ

2023-07-08 21:46:48
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Hahakigi / はるか @Hahakigi1

【海戦】兵士の女たちが、戦艦の窓から敵の船が見えないか、哨戒を行っている。神や兆しを語る女、戦の前の高揚から大声で騒ぐ女たち。上官に当たる女が寝ろというが、騒ぎは収まらない。ふらりと部屋に入ってきた女は宙を見たまま反応しない。価値観の異なる女たち。だが、波間に敵の戦艦が現れ……

2023-07-08 21:58:48
Hahakigi / はるか @Hahakigi1

【戦艦】第一次世界大戦中のドイツの戯曲、日本では新劇の築地小劇場のこけら落とし公演として、1924年に上演された作品だそう。七人の、もちろん男の兵士たちの戯曲を、女性だけで演じる。えっ、面白いところついてくるなあ。 あ、劇場は一度通り過ぎました……(やっぱり……) pic.twitter.com/bcu8DZJkp1

2023-07-08 22:02:16
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Hahakigi / はるか @Hahakigi1

【海戦】そういえばメンバーの滝沢さん荒巻さんが出身の新国立劇場演劇研究所、期は違うけどイプセンの『社会の柱』やってたよね……新劇史上初めて不入りで打ち切りになった大正自体の公演が過去唯一の上演記録という。通じるものを感じる…… twitter.com/Hahakigi1/stat…

2023-07-08 22:09:33
Hahakigi / はるか @Hahakigi1

【柱】しかしこれ、上演されたの聞いたことないな……と思ってたら!そりゃそうだわ、これ観た記憶があったら大変だわ!「新劇史上初の打ち切り公演」が「我が国唯一の上演記録」というレアものでした。よくこれを研究生の修了公演に選ぶなあ……そういや昨年はアーサー・ミラー『るつぼ』。厳しい…… pic.twitter.com/EU5RLyN1yB

2020-02-26 00:03:42
Hahakigi / はるか @Hahakigi1

【海戦】初めての劇場は地下で、舞台を2面で客席が囲む。わたしの席は、哨戒用の窓の目の前、よい席でした。決して席が開けてないわけじゃないんだけど、地下とあって、どこか海の上の戦艦に閉じ込められた女兵士たちの閉塞感にも通じる。黒いパンツとカットソーの上に→ natalie.mu/stage/news/531…

2023-07-08 22:19:25
Hahakigi / はるか @Hahakigi1

【海戦】→青のペイントで汚した白いジャケットやシャツ。顔にも青のペイント。 これはいつの物語なのだろう。開演前にずっと流れている世界各地での砲撃や殺戮。第一次世界大戦の頃ではないのは確かだ。使われている兵器には核弾頭搭載ミサイルやドローンといったものも含まれる。地名はあまりにも→

2023-07-08 22:25:02
Hahakigi / はるか @Hahakigi1

【海戦】→世界中にわたり過ぎているようだ。これは第三次世界大戦が勃発した世界線、あるいは未来のことなのかもしれない。この戯曲、男の兵士の役を女性が演じるのかと思っていたが、完全に女性兵に書き換えて来ている。そこで使われる「女の妄想」「女々しさ」……これらは元の戯曲にもある言葉。

2023-07-08 22:28:59
Hahakigi / はるか @Hahakigi1

【海戦】それゆえにこそ、全員を女で演じるにあたっては、これらの言葉の文脈内での響きには気を遣いました、とのこと(築地劇場のときの脚本を今回どういう風に書き換えたかという小冊子が売られてたのよ)。 いやーしかしわたしこの船で暮らすの、無理だわ。ここではうるさくて寝られない……

2023-07-08 22:42:07
Hahakigi / はるか @Hahakigi1

【海戦】戦への恐怖(あるいは高揚)を過去のエロ話で騒いで乗り切ろうとする者、神への信仰を支えとする者、(なるほど、彼女が爪弾きにされるのは、ただ信仰にすがるのが腹立たしいというより、異教徒だからなのか)、無口で楽器や食器を鳴らす音が言葉の代わりとなる者、毅然と命令を放つ者……

2023-07-08 22:48:58
Hahakigi / はるか @Hahakigi1

【海戦】姿の見えない抽象的な敵のときには迷いや疑いがあったのが、実際に目の前に敵艦が現れると、一斉に砲塔に取り付き、索敵や弾込めなど一致して敵に向かう。敵を轟沈したときのその高揚。迷いを見せていた兵は「戦争は面白い」とまで言う。まるでその場を支配するかのような好戦的さで。

2023-07-08 23:25:34
Hahakigi / はるか @Hahakigi1

【海戦】けれど、敵を沈めたということは、こちらが砲撃されるほどに敵と接近しているということでもあり。逆にこちらに砲弾を打ち込まれる。砲撃の際にまず砲塔を潰すのは定石だ。彼女たちのいた場所も例外ではない。ついさっきまでやかましいほどに喋っていた女も、魂を失い、消えてゆく。

2023-07-08 23:27:56
Hahakigi / はるか @Hahakigi1

【海戦】彼女たちはなぜここにいるのだろう。神への信仰を語る者、砲撃への高揚に戦争に魅入られたと語るのは初陣だろうか。過去のサモアの男たちとの性の享楽を語るのは古参兵だろう。「命令だ」と口にする彼女も、他の兵がそれほど素直に従わないところを見ると、階級差があるようには思えない。

2023-07-08 23:31:07
Hahakigi / はるか @Hahakigi1

【海戦】せいぜい先任といったところか。こうしてみると職業軍人というよりは徴兵か、せいぜい行って志願兵という辺りだろうか。最後に補充としてやってくる「訓練生です」という子は、本来なら一般兵に混じって砲塔に取り付くような立場ではないのかも。そんなことを考える。市井で、彼女たちは→

2023-07-08 23:33:57
Hahakigi / はるか @Hahakigi1

【海戦】→どんな暮らしをしていたのだろう。夫は、子はいたのか。どんな仕事をしていたのか。けれど、この船の中では、それらはもう関係ない。戦艦の中に仕事や家族は持ってこられない。携えて来られるのは、ただ神への祈りだけ。彼女が他の兵たちを苛立たせるのは、そんなこともあってかな、と思う。

2023-07-08 23:36:25
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