土地の記憶の継承について、短いやりとり

はるを@浅川河畔スタジオ @haruwosumi

「水恩の人」の主人公である久地円筒分水を作った平賀栄治は川崎の用水路界の偉い人だが、伝わってくる話に美談が多いのはいかんともしがたい。ただ晩年の荒ぶる老境はかなり魅力的で、未完に終わった論文を読んでみたかった気もする。

はるを@浅川河畔スタジオ @haruwosumi

狛江水害の時の、自衛隊の爆薬ごときで俺の堰が壊れるわけねーだろ！（意訳）のセリフがすばらしい平賀さん。そりゃそうだよね。きちんと水中養生して打設された土木構造物用の堰のコンクリートが、たかが数百キロの爆薬で壊れるはずもない。

はるを@浅川河畔スタジオ @haruwosumi

まあ宿河原堰堤の自衛隊による爆破は、政府的には、なにかやってるんですよアピールだったんだろうけど、と思うとき、今回の地震の時の様々な景色が蘇る。調布市とか狛江市の図書館の郷土史のコーナーには、狛江水害の消防団側の記録が入ってるはず。あれも凄い本です。

はるを@浅川河畔スタジオ @haruwosumi

狛江水害マニアになったきっかけはそれをモチーフにした『岸辺のアルバム』からだけど、掘っていく内に本当にいろんなものを学ぶことができました。たぶん、いろんな地域の小さな水害にもこんないろんなことがあるのだろうけど。

はるを@浅川河畔スタジオ @haruwosumi

最近書き込んでなかったので、狛江水害ネタでリハビリテーション。

自然薯然薯 @namak

地震から半年近くたって鯰の話をしたことについて、ふと思い出していた。 トチジの人をdisるのが本筋ではないんだけども、そう読めてしまったようなので物の言いようをもうちょっと何とかすべか。

はるを@浅川河畔スタジオ @haruwosumi

狛江と言えば、最近バーベキュー禁止で騒ぎになっているところだった。年間一人程度いる溺れ死ぬ人の数はどの程度変化するだろうか。その近くにあるかつての水害のあとは、今はがっつりコンクリートで堤防が塗り込められている。

はるを@浅川河畔スタジオ @haruwosumi

堤防という川と土地を便宜上区分けする線をどう引くか、てのはけっこう難しい問題で、というか実際の土地の開発でも忘れられてるんじゃないか、と思うことが多い。多くは、恐るべき大規模土木で圧殺できているはずなのだろうけど。

はるを@浅川河畔スタジオ @haruwosumi

土地の記憶の継承、ってのはいったい何なんだろう、ってずっと考えてきたけど、アニメの聖地巡礼を経由して、昔よりは言葉に出すようになったなあ。変なのｗ

自然薯然薯 @namak

@haruwosumi 土地の記憶って、いまいちわかってないようで実は全然わかってない概念なので今度教えてください

自然薯然薯 @namak

いやまぁ、多分にdis的な気持ちがあったことは否定しないけども。どちらかといえば「何でこんなに腹立つんだかなぁ」というのをほぐしたという。

はるを@浅川河畔スタジオ @haruwosumi

@namak まだ俺定義ばっかりで、ばっさばっさと切り捨てられるの待ちなところが多いですけど、ぜひお話ししたいです。たぶん私、だいたいその言葉のまわりをぐるぐる廻ってる感じみたいなので。

はるを@浅川河畔スタジオ @haruwosumi

滋賀県の豊郷町は、そういう場所に宿る記憶ってなんやねん！　てのを考えるのに最高の舞台でした。きっとまた行く。最近「けいおん！」には豊郷を教えてくれてありがとう、と思うことが増えたｗ

自然薯然薯 @namak

@haruwosumi 人間の記憶と同じようにさかのぼって改竄されるよなーとかそんなことを思いつつ拝聴したいです.

はるを@浅川河畔スタジオ @haruwosumi

最近アニメを旅に出るきっかけに使ってるなあｗ

はるを@浅川河畔スタジオ @haruwosumi

@namak 改ざんどころかまるっきり嘘がどんどん積み上がるのだけど……あたりが超面白いと思いつつ、一人でしゃべらないように気をつけますｗ

自然薯然薯 @namak

@haruwosumi 上に積み上がった嘘が下の嘘をドンスカ変質させるんだけども、上の嘘は下の嘘に合わせた形でしか積めないのかなぁ、などと今考えてみました。しかしまぁ地元民と異邦人が共同で作り上げてく嘘ってのは柳田國男先生！

はるを@浅川河畔スタジオ @haruwosumi

@namak 嘘の層の下に、具体的なカタチっていうか土地自体があるってのがまた奇妙な味付けをしていくのだけど、しかし嘘はいずれ土地自体の形質の変更まで迫り始める、でもでも土地の持っている自然ってのは本当にでたらめで、っていうあたりとか。

自然薯然薯 @namak

@haruwosumi ちなみに私の場合、イメージしてるのは漠然と「妖怪が出るという噂のある土地」。あとは具体的には京都の一条戻橋と晴明神社とか。未踏ですが遠野とか。橋が別の場所にかけ変えられた時記憶はどっちに積もるのかしら、とか。

はるを@浅川河畔スタジオ @haruwosumi

@namak 私の場合は、歌枕、物語作品のいわゆる聖地、いろんな人たちの生家、死んだ場所、建物、あと災害の痕跡かなあ。たくさんあるなあ。

自然薯然薯 @namak

@haruwosumi 俺は妖怪しか語れないのでｗ 妖怪は遺品もなければ子孫もなくて場所くらいしか結びつくもんがない、ってなパターンが多いのと、各地で似たような話が「うちの土地の話」になってるのがこの界隈の話と結びつけたら面白いかなーとか何とかかんとか。

はるを@浅川河畔スタジオ @haruwosumi

@namak うい。散歩の話も延び延びになってますし、機会を作らなければなりませんね！　正月？　正月なのか！？（というところで今日は寝ます）

自然薯然薯 @namak

@haruwosumi 俺もそろそろ寝ようとしてましたｗ じゃあ正月の方向をそこはかとなくにおわせながら高度な柔軟性を保ちつつ臨機応変で！

はるを@浅川河畔スタジオ @haruwosumi

ぐんないＴＬ。皆様の夜が安らかなものでありますように。

自然薯然薯 @namak

ってなところで、俺様もぐんなーい