iMacのおかげでUSBが普及したりUSB周辺機器が多数出たりはしていないという事

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それと大容量FDのSuperDisk(LS-120)も出ている。大容量FDとして一発逆転を狙ったと思うのだがZipやMOを置き換えたりはしなかった。iMacのおかげで普及したりはしなかったのである。まあZipもMOも元々普及していない上にCD-RやUSBメモリに負けて消えていったのであるが。

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他のMac専用としては下記のような機器がある。 MOドライブ ascii.jp/elem/000/000/3… CD-Rドライブ ascii.jp/elem/000/000/3… Zipドライブ ascii.jp/elem/000/000/3… モデム ascii.jp/elem/000/000/3… ドライブ系が多いように思う。ただドライブにしてもWindows用の方が数多く出ているのである。

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ASCIIの新製品情報からUSB関連を数えてみる。 1998年 Windows専用 25,Windows/MAC 2,Mac専用 3 1999年 Windows専用 26,Windows/MAC 56,Mac専用 6 2000年 Windows専用 37,Windows/MAC 62,Mac専用 2

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PC Watchの新製品情報からもUSB関連を数えてみる。 1998年 Windows専用 35,Windows/MAC 17,Mac専用 5 1999年 Windows専用 57,Windows/MAC 76,Mac専用 10 2000年 Windows専用 46,Windows/MAC 112,Mac専用 1

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USB周辺機器の新製品のWindows専用の割合は1998年で6～7割、1999,2000年で3～4割となっている。 iMacによってMac用のUSB周辺機器の開発が増えたとは思えない。それよりWindows専用のUSB機器が多いという事の方が目立つ。

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ただ、Windows用として開発していたUSB周辺機器もドライバさえあればMacにも対応できるので、Mac対応の周辺機器というのは増えたと思う。 これは日経MAC 1998/8のUSB解説記事だが、この記事にあるようにUSB採用はMac対応の周辺機器を増やすという意味ではAppleの狙い通りであろう。 pic.twitter.com/5u9szr5QUu

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この記事は日経バイトの記者が書いているようなので冷静な見方をしているが、当該号の特集記事ではiMacでUSB対応が増えるといったお花畑の内容となっている。

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en.wikipedia.org/wiki/IMac#Infl… を見てもUSB採用によってWintel PC用の多数のデバイスから選択できるようになると書いてある。

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ここでiMacが最初のレガシーフリーPCと書いてあるが、PC98-NXの方が先だと思う。まあPS/2がコネクタはないものの基板には載っていたりFDドライブがついていたりはするが。

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NECは最初のUSB規格制定会社の一つなのでUSBについては力をいれていたように思う。 pc.watch.impress.co.jp/docs/article/9… を見るとPC98-NX発売に合わせてUSB周辺機器をいろいろ出している。

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次に当時のシェアを確認してみる。まずは1998年の国内 pc.watch.impress.co.jp/docs/article/9… AppleはiMacが売れたはずなのにシェアを1997年の5位から6位に落としている。 つまりiMacは当時のAppleからすればバカ売れした機種ではあったが、Windows 98搭載のPCはそれ以上に売れたという事である。

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iMacは売れたがシェアを押し上げるほどではなかったというのは theregister.com/1999/01/29/wor… あたりでも言及されている。

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pc.watch.impress.co.jp/docs/article/9… 1998年は世界シェアをみても5位には入っていない。おそらく多くても5%前後であろう。 わずか5%、しかも1998年はUSB搭載機はiMacだけでPowerMacには搭載されていない。Appleのシェア全部がiMacではないという状況でわざわざMac用のUSB機器を開発するだろうか。

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pc.watch.impress.co.jp/docs/article/9… をみると家庭向けはシェアを伸ばしているが、それ以上にソニーが伸びている。VAIOがiMac以上に売れまくったという事であろう。

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スケルトン(トランスルーセント)のデザインは一時的にブームになったとは思うが、VAIOをルーツとする銀パソはいまでもノートパソコンのデザインの一大潮流であり、MacBookなんかもその影響下にあるといってもよいと思う。

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世界的にはVAIOはそれほど売れていなかったようだが、さすがにソニーという事でデザインの影響力はあったのだなあと思う。

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スケルトンのブームが去ったのは安っぽいからだと個人的には思っている。安売りしていたスケルトンUSBハブを買った事もあったがよくよく見るとやっぱり値段相応なデザインだなと思った。

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iMacにしても正面からみると結構間抜けなデザインで、そりゃあの角度からの写真を宣伝に使うわけだと当時思ったりした。そもそもユーザーが一番見るであろう正面からの写真を宣伝に使わないってのはいかがなものかと思う。

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スケルトンは別にMac専用の機器だけに採用されていたわけではなかったりする。 pc.watch.impress.co.jp/docs/article/9… ハブ以外は全てWindows専用である。 akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/990605… スケルトンデザインのPCケース akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/991016… akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/991106… キーボードがスケルトン。Windows用である。

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pc.watch.impress.co.jp/docs/article/2… pc.watch.impress.co.jp/docs/article/2… 1999年も国内では5位以内にはいっておらず、世界市場では7位で3.4%しかない。

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pc.watch.impress.co.jp/docs/article/2… xtech.nikkei.com/it/free/ITPro/… 2000年には国内では10位(3.9%)まで落ち、海外でも7位以下で3.8%未満となっている。

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USB正式対応のWindows 98が出て爆発的にPCが売れたおかげでそれをターゲットとしたUSB周辺機器が多数開発され販売されたという事はいえると思う。

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そもそもWindows 95 OSR2でUSB暫定対応が入りWindows 98で正式に対応という段階を踏んでいるわけで、成功が約束されているWindows 98発売にあわせての製品開発は各社進めていたのであろう。

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そこに急にiMacが発表されてこれも売れそうだしドライバだけで良いのであれば対応してみるかという動きはあったのだろう。ただiMacターゲットでというのはシェアを考えると元々Mac周辺機器を作っていたメーカー以外ではやらないと思う。

i @donttrustover40

元々Mac周辺機器を作っていたメーカーというのは少数だったのでそれがUSB対応に舵を切ったところで普及に貢献するなどと言うことは普通に考えればありえない。