放射能防護の仕方
放射線防護の仕方(食品編)11 バベンコ副所長 最後は野菜と同様に流水で洗う。手間はかかるが、目に見えない放射能と闘うのだから仕方がない。
2011-12-11 01:20:59放射線防護の仕方(食品編)12 バベンコ副所長 肉や魚からも放射性物質を取り込む可能性は高い。特にセシウムは動物の内臓系に取り込まれやすく、ストロンチウムは骨組織に沈着する。
2011-12-11 01:21:10放射線防護の仕方(食品編)13 バベンコ副所長 塊の肉は薄切りやブツ切り、ひき肉にして2%の塩水にさらす。このときにビタミンCや酢を加えると効果が高くなるばかりか、肉の栄養分の流出も食い止めてくれる。そしてその状態でひと晩置く。
2011-12-11 01:22:25放射線防護の仕方(食品編)14 肉は時間がないときはゆでる方法もある。沸騰したお湯で8~10分間ゆでるのも可。ゆで汁には放射性物 質が溶け出しているので必ず捨てる。
2011-12-11 01:23:52放射線防護の仕方(食品編)15 バベンコ副所長 魚もまずはよく洗い、骨にストロンチウムが沈着している可能性があるので、内臓とともに取り除く。さらに放射能を減らすには、 肉と同様に塩水につけるか、ゆでる。エビや貝類にもストロンチウムの沈着が心配されるので同様の処置をする。
2011-12-11 01:24:45放射線防護の仕方(食品編)16 バベンコ副所長 ある研究では、ストロンチウムは水洗いで 10~30%、3%の食塩水で30~70%が除去されたという。とにかく洗うことを習慣づけるしかない。
2011-12-11 01:25:22放射線防護の仕方(食品編)17 バベンコ副所長 中国ではお茶の作法として、飲む前に一度 お茶の葉に熱湯を注いで湯を捨てる「洗茶」といういれ方がある。日本茶でも、まずこの「洗茶」をして、その1杯目を捨てることで放射性物質の除去を期待できる。
2011-12-11 01:25:38放射線防護の仕方(食品編)18 バベンコ副所長 ストロンチウムが体内に入って骨組織に沈着しないように、鶏卵を固ゆでにして殻をむき、その殻を粉末状になるまで砕き、一日に 2gずつ摂取する方法。こうすることでストロンチウムが沈着しやすい骨組織の隙間を埋めてくれるのだそうだ。
2011-12-11 01:26:28