茂木健一郎(@kenichiromogi）さんの連続ツイート第3107回「タスクの締め切りのタイミングを、追われる側から追い込む側に変える」

茂木健一郎 @kenichiromogi

連続ツイート３１０７回をお届けします。文章はその場で即興で書いています。本日は感想です。

茂木健一郎 @kenichiromogi

今朝のNowVoiceでも話したのだけれども、締切は自分で設定するのが良い。外部から来た締切に追われていると、どうしても自分は「使われる側」になってしまう。そうではなくて、自分で締め切りを決めることによって、自分の人生の主役になることができる。

茂木健一郎 @kenichiromogi

たとえば、一ヶ月後の締め切りがあるとするならば、自ら決めて、３週間後に締切を設定すれば良い。そのような余裕をもたせることで、追われているのではなく、むしろ自分が追っている感覚になることができるのだ。

茂木健一郎 @kenichiromogi

誰もが、自分の人生のＣＥＯである。たとえ、外部的には人に使われているように見える時でも、外から降ってきた締切を自分自身のスケジュールに翻訳して、自ら判断し、選択し、組み立てることによって被使用者からＣＥＯへと変身することができる。

茂木健一郎 @kenichiromogi

しばしば見られる、「コスパ」とか「タイパ」とかいった発想は、「使われる」側の論理であって、自ら締切を設定する人生のＣＥＯ側になれば、もっと実質的で余裕のある、そして柔軟な考え方に至ることができる。単なる効率を超えた創造的な判断ができるようになるのだ。

茂木健一郎 @kenichiromogi

ほんの少しの発想の転換で良い。そのためには、タスクの締め切りのタイミングを、追われる側から追い込む側に変えるだけでいい。発注されてそれをこなすだけでなく、自ら自分に発注する側に回ることで、誰でも、自分の人生のマネッジメント側に立つことができるのだ。

茂木健一郎 @kenichiromogi

以上、連続ツイート３１０７回、「タスクの締め切りのタイミングを、追われる側から追い込む側に変える」をテーマに５つのツイートをお届けしました。