『しかしそのときにはすでに手遅れであった』

小野宗幸 @so_ko_

『ナチが共産主義者を襲ったとき、自分はやや不安になった。けれども結局自分は共産主義者ではなかったので何もしなかった』

小野宗幸 @so_ko_

『それからナチは社会主義者を攻撃した。自分の不安はやや増大した。けれども依然として自分は社会主義者ではなかった。そこでやはり何もしなかった』

小野宗幸 @so_ko_

『それから学校が、新聞が、ユダヤ人が、というふうに次々と攻撃の手が加わり、そのたびに自分の不安は増したが、なおも何事も行わなかった』

小野宗幸 @so_ko_

『さてそれからナチは教会を攻撃した。そうして自分はまさに教会の人間であった。そこで自分は何事かをした』

小野宗幸 @so_ko_

『しかしそのときにはすでに手遅れであった』――マルティン・ニーメラー（ドイツの神学者、ルター派牧師　1892ー1984）