悟空がクリリン戦で見せた速さアピールは天津飯戦での残像拳の布石？

佐藤未悠 @miyou_satou

なぜ天津飯は悟空の残像拳を三つ目による目視ではなく「裏の読み合い」という心理戦で見破ろうとしたのか？ 悟空を恐れたからである。 クリリンとの準決勝で見せた悟空のスピードを「かすかにしか見えない」天津飯は、「戦闘用のパワー」を出した悟空のスピードを目視で捉える自信が無かったのだ。 pic.twitter.com/BqvXbw3zsi

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判断の根拠が自分の目から心理戦に。 これは判断の根拠が自分から相手に移行していく過程である。 自分の眼に自信のない人ほど対立する相手が何を考え意図しているかを忖度してその反対を選ぼうとする。 相手の考えや意図を読んで「のせられない」ように常に身構えている。 所謂「依怙地になる」。

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これに囚われるとどんどん袋小路に入っていき触れようと思っていた実体から遠ざかる。 クリリンの実力差ははっきりしていたから、悟空は別にわざわざ試合の最後にスピードをひけらかすようなことする必要はなかったのにやった。 実は天津飯との決勝の布石だったんじゃないか？ pic.twitter.com/NvdPDZad9T

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本当は準決勝で見せたスピードがほぼマックスなんだけど、それを悟られると残像拳を目視で見破られるから「戦闘用のパワー（準決勝で見せたスピードも本気じゃないよ）」とアピールすることで心理戦勝負に移誘導した。 本来天津飯が目視で残像拳を見破ることはジャッキーチュン戦で照明済み。 pic.twitter.com/6mtQ287ebn

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✕ 照明済み ◯ 証明済み

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こういう深読みすると必ず「いや鳥山明そんな事まで考えてないよw」という人が出てくる。 勿論いちいち言語化しては考えてないけど「なんとなくこういう展開やセリフにしたほうがいい」という感覚（暗黙知）のレベルでちゃんとキャラや展開が整合的になるように調整してるのだ。