稲川淳二の『つぶやき怪談』(2023.06.29)

稲川淳二 @Junji_Inagawa

「あーっ、疲れたなァ…まいったなァ…弱ったなァ…」

稲川淳二 @Junji_Inagawa

マブダチのみなさん、お変りないですかァ！　 稲川淳Ｇです。

稲川淳二 @Junji_Inagawa

今年も交霊（恒例）の全国ツアーキャンペーンで、 連日のマスコミでの宣伝活動がビッシリ…もう疲労困憊。

稲川淳二 @Junji_Inagawa

８月に７６歳になろうかという老躯には大いにこたえます。

稲川淳二 @Junji_Inagawa

その「死のロード」も、どうやら、こうやらクリアしまして、

稲川淳二 @Junji_Inagawa

さーて、あとは本番への備えとなりますが、 大好きな、みなさんの笑顔と声援が、何よりのカンフル剤です。

稲川淳二 @Junji_Inagawa

今年のテーマは、“事件なんですよ”

稲川淳二 @Junji_Inagawa

３１年目のツアーの夏を共有しましょうね。 もう直ぐ会えますね。

稲川淳二 @Junji_Inagawa

それでは、今回の「つぶやき怪談」 そろそろ始めましょうか。

稲川淳二 @Junji_Inagawa

ゆったりと、くつろいで、 お付き合いいただければと思います。

稲川淳二 @Junji_Inagawa

そんな訳で、怖ーい噺で楽しんで下さい。 稲川淳二の「つぶやき怪談」、 怖・楽しい時間を、共有しましょうね。

稲川淳二 @Junji_Inagawa

ずいぶん昔の噺になるんですがねェ、 神津島にはですねえ、 あの、山に向かって行く道があるんです。

稲川淳二 @Junji_Inagawa

神津島の『イロハ坂』といわれるぐらいの、 グネグネ曲がっているんですねえ。

稲川淳二 @Junji_Inagawa

で、私は、かつてですねえ、 この、仲間たちと一緒にですね、 山に一番近い民宿に泊まったことがあるんですよ。

稲川淳二 @Junji_Inagawa

私を誘った友達はね、学生時代から、 その民宿を、ズッと使ってましたが、

稲川淳二 @Junji_Inagawa

私は、社会人になってから、行ったんですよ。

稲川淳二 @Junji_Inagawa

山上の方に温泉があるんですよ。

稲川淳二 @Junji_Inagawa

この温泉にもですね、木々の間をぬって行く、 そういった所でした。

稲川淳二 @Junji_Inagawa

ちょうど、山のですね、 水が流れるようなところが、道になっていましてね、

稲川淳二 @Junji_Inagawa

トカゲなんか這いずり回ってる、道ですよね。

稲川淳二 @Junji_Inagawa

まあ、道っていったって、道じゃないんですよ。

稲川淳二 @Junji_Inagawa

途中まで行きまして、フッと見たら、 その細い道が急に広がっててね、太平洋が見えるんですねえ。

稲川淳二 @Junji_Inagawa

（なぜここだけ、道が広がってるんだろう）