テニミュ100th怪文書まとめ
- butterfly_1127
- 3825
- 50
- 0
- 0
2023年怪文書大賞
事の発端
4thを観てテニスの未来は明るいなって思いましたね 人はいつか死ぬし演出家はいつかは変わる 初期の台本片手に同じものを続けるのもクラシックぽくて良いのだけど、様々なテニスの姿を見られるということはテニミュ100thシーズンも夢じゃないんだよな その頃には全キャストアンドロイドかもしれんけど
2023-01-10 00:07:29以下ツリー単位で時系列順にまとめ
ツリー1
全キャストアンドロイドによるテニミュ観てえな 公演中予期せぬアクシデントで発声できなくなったり、動きが止まってしまったアンドロをほかのアンドロがどうカバーするのか見たい そのくらいの知能は入ってるだろ(無茶ぶり)
2023-01-10 00:10:17全キャストに脚本のすべてがインストールされてるし、声色も言動もいくらでも変えられるから人数分のアンドロを集めなくても、1人で朗読会しちゃうこともできるんですよね それをせず、生身の人間がやってた頃と同形式で続けるのは、原作が生身の人間による物語だからという理由なんですけれども
2023-01-10 00:13:10既に演劇はコスパの良い朗読劇に取って代わられているんだけれども、その中で演劇という形を選択し続けているテニミュくんには希望を感じるね 2人以上が舞台に立つ形式はかなり珍しくなって古臭いとも言われているのに、2人どころか20人以上動かし続けるそのこだわり 円盤で追体験することしかできない
2023-01-10 00:19:03現在のテニモンたちに、生身の人間の熱をなんとかして伝えようとしているんだよね 意味の無いアンケートと叩かれながらも客席の声を聞いて、不要な変更と言われながらも凱旋に向けて演出を変えていくシステムは次のの101thでも踏襲していってほしい
2023-01-10 00:19:03ツリー2
最新AIによってすべての演出が最適化されてるってのはどの舞台でも共通しているのに、初日と千秋楽で演出が変わるのはテニミュくんくらいのもんだよ 唯一脚演だけは生身の人間が手がけてるってのも有名な話だけど、原作では我々と同じ人間がテニスをしていたという理由で、その役割を譲らなかったのも
2023-01-10 00:26:23すごくテニミュというコンテンツらしい 世の流れに乗って自動化してしまえば安定したクオリティの公演を続けられるというのに、最適化の波に乗らず不安定な人工演劇を選択し続けるという決断 いやあネルケってすごいな
2023-01-10 00:26:24単体
ああ、ネルケは旧体制の名前だったか でも都市伝説によるとネルケ最後の社長がテニミュだけは人工で続けろと遺言を遺したとか遺していないとか
2023-01-10 00:28:321stから100thまでの人間キャストの合計を日本の人口は既に下回っているし、150thシーズンまでに1公演の登壇アンドロイドの数より客席の人間数は下回ると予想されているけど、人間が生まれ続ける限り生身の演出家によるテニミュは終わらないんだよな
2023-01-10 00:32:27ツリー3
テニミュの歴史を語る上で、日本の少子高齢化の話は欠かせない 36thシーズンでは全体の半分が外国籍の役者がキャスティングされた 当時の様子は文献でしかわからないが、かなり批判されたらしい 日本人役は日本人にしかできない このあたりは人種差別問題にもなったと当時の新聞にある
2023-01-10 00:38:30ブラック企業とも喩えられた日本特有の部活の雰囲気を、外国の人間が演じられると思っているのかと そんな声が多かったらしい だが、シーズンが終わる頃には評価の高い感想が多くなっていた 部活動というシステムを演じるのではなく、国籍関係なく人類が知る努力・友情・勝利を意識したことが大きい
2023-01-10 00:43:49これで、日本の少子高齢化に伴うテニミュ断絶の危機は乗り越えられたというのが現在の共通認識である 「テニミュは国境を越える」は当時のSNSで多く見られたフレーズだ 日本人の手塚国光とイタリア人の跡部景吾という組み合わせは凄まじい反響だったらしい 金髪碧眼の候補キャストたちから選ばれた
2023-01-10 00:55:19黒髪黒目の彼は情報解禁時、悪い意味で大騒ぎされたが、初日公演後には手の平を返す感想が多く見られた 無意識な差別的発言もあったため、国際問題に発展しかけたが、役者本人が鎮火に努め、その姿勢もあって観客に受け入れられることとなった これをきっかけに外国籍キャストは増えていった
2023-01-10 00:55:2067thシーズン ついに娯楽職業に貴重な生身の人間を費やすとは何事か、という声に逆らえずアンドロイドキャストが増え始めた 80thシーズンでは壇上に生身の人間が上がることはなくなり、演出もAIが担当すると発表された しかし、81thシーズンで実は演出だけは生身の人間を密かに当てていたという発表
2023-01-10 00:55:21人間に対する冒涜だとされ、ネルケは名前を消さざるを得なかった しかしテニミュに劇場を提供したいとする団体は少なからず見られ、意地を貫いたテニミュは唯一生身の人間が手がける舞台作品となった(このへん勇気VS意地っぽさを感じて初期テニミュを追っかけているオタクとしては興奮ポイント)
2023-01-10 00:58:18唯一といっても当時の唯一であり、テニミュの熱意を研究したくなった舞台オタクによる、人工演劇は一時ブームとなった 当時より数は減ったものの、今でも人工演劇は1つのジャンルとしてひっそりと続けられている 54thシーズンを担当した演出家の脳は、当時最先端だった保存医学により
2023-01-10 01:04:21