エリー提督と加賀さん日記まとめその14

エリー提督と加賀さん日記 @EllyKaga

第四航空戦隊任務に挑戦……中ですが、どうにも叢雲の調子が上がりません。目を離すと重巡にも一撃大破させられる状態です。 「お前がそんなだと、私たちが頑張り損に思えてくるっぽい」「ゆ、夕立さん、そんな言い方は……」秋月がフォローしてくれてはいますが。 #加賀さんとエリー

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「提督も提督だよ。調子の悪いやつをわざわざ使うのはなぜ？　村雨とか、Fletcherに任せればもっと楽できるっぽい」「アタシが、頼み込んでるからよ」下をむいたまま叢雲が悔しそうに言いました。 「そう。……やる気はあるんだね？」「当たり前よ！　やられっぱないじゃないわ！」 #加賀さんとエリー

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「占守だけじゃなくて白雲も見てるのよ。やられっぱなしなんて……ダメなんだから」「あー、お前、また勝手にプレッシャーに負けてるの？　本当にバカ。私たちの本分を思い出せば気が楽になるのに、バーカ」それだけ言って夕立は執務室を出ていきました。 #加賀さんとエリー

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「本分？　何が言いたいのよアイツは……」「ゆ、夕立さん、戦ってる時にずっとブツブツ言ってるんですよ。先日気になって、近くにいたら……『目の前の敵を倒すんだ。今いる敵を倒すんだ』ってずっと繰り返していたんです」「なにそれ。意味がわからないわ」 #加賀さんとエリー

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「誰かが見ているからとかではなくて、倒すべき相手を見ろ、と言いたいのだろう」「あ、日向さん」「何よ、日向までわかったようなことを言って。戦いに集中してないとでも！？」「そうではない。ただ、最近の秘書艦殿の戦い方は、泥臭さがなくなっている」「泥臭さ？」 #加賀さんとエリー

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「誰かの見本になろう、と気取っているように見えるのだ、動作や体さばきがな。生き残ることに対する必死さが少し薄く感じられる。だからかはわからんが、脇の甘さを感じるのは間違いない」「……そうかもね。少し休むわ、明日の朝、起こしてちょうだい」「あ、うん……」 #加賀さんとエリー

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今週もろ号完了しました。気分転換も兼ねて叢雲に行かせましたが、「5-3はたまに当たるしバシーはやることがないしで極端すぎるのよ！　他にもっと効率のいい方法はないのかしら？」とイライラしていました。いらいら軽減のための出撃だったんだけどなぁ。 #加賀さんとエリー

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比叡がそろそろケッコン練度です。「私、お姉さま以外の人とお付き合いをするつもりはないのですけど」「こ、こら、比叡！　いくらテートクが相手とはいえ失礼ネー！」「でもほら提督ですよ？　こんなに小さくて可愛いのにケッコン？」「ぎ、儀式みたいなモノナノー！」 #加賀さんとエリー

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「そうなんだよ比叡。儀式みたいなもので、指輪すらつけてないやつもいるんだよ。金剛だってそうだよ？」「ワタシはラビアにピア」ギュッと押しのけて。「今のは聞かなかったことにしようかな。真似しちゃダメだよ」「お姉さま、見せてください！」「ノー！　流石にノー！」 #加賀さんとエリー

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「練度を今以上に上げるのに必要な手続き、と思ってもらえばいいかな。まぁ、その時になればわかるよ」「わかりましたぁ」比叡は帰っていきました。 「しかし金剛、相変わらず傷だらけだねぇ」「セクシーでしょ？　生き残ってきたショウコ、だからネー！」 #加賀さんとエリー

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叢雲も傷跡はありますが、金剛は、肉が抉れていると言えるくらいの傷です。左胸から脇腹にかけてひどい引きつりがあり、その胸はまっ平らです。装甲服の上からではわからないので、初めてお風呂で一緒になった子は大抵悲鳴を上げます。なんで直さないのと私に言う子もいます。 #加賀さんとエリー

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結論を言ってしまえば「金剛がそうしたいから」で終わってしまうので、こう言うようにしています。「戦って生き残った証拠だからね、あいつの誇りなんだよ」と。「せっかくの美人なのに」や「水着着られないの」と更に聞かれるときもありますが、笑って終わらせましょう。 #加賀さんとエリー

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その「金剛を直したい勢」の一員である神通さん。この神通さんは戦うのが好きな、改二の方です。改装していないのは戦うのが嫌いな改装していない子。 「旗艦たるもの、常に傷一つなくいてください！」とお風呂で声を荒げていたのを聞いたことがあります。 #加賀さんとエリー

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「いいヨージンツウ。ワタシは今のままで……」「いけません！　艦隊全体がナメられたらどうするのですか。『修復もできない貧乏鎮守府』なんて言われたら」「うちに対してそう思うヒトは少ないと思いマース」「それは昔を知る人だけです！　今の大人しい六冥館は……」 #加賀さんとエリー

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「市井と馴れ合いすぎたのです！　我々は艦娘、人とは違うと」「テートクは『お前の好きなようにしなさい』って言ったノ。だからワタシは好きなようにするノ。さ、話はジ・エンドネー！」「あ、まだ終わってません……！」どうもあの二人は相性が悪いようです。 #加賀さんとエリー

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巻雲が遠征から戻ってきました。「まっきーやっほ。これを持って霧島のところに行ってほしいんだけど」「えー？　巻雲、お風呂に入りたいんですけどー」「夕雲さんについてってもらうことになってるんだけどなぁ」「わー、行きますー！　この封筒２つですね？」「うん」 #加賀さんとエリー

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話した通り、夕雲にも同行してもらいました。工廠では明石、霧島、夕張、神通が待っているはずです。あの封筒の中身は戦闘詳報と改装設計図。そう。巻雲にも改二になってもらいます。 「えええー！？　巻雲、改装されるんですかー！？」工廠から大きな声が聞こえました。 #加賀さんとエリー

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巻雲を改装するきっかけになったのは夕雲です。「提督さん。そろそろ夕雲型の指定任務をやりませんか？　巻雲さんも遠征で練度が貯まっていますよ」「長波とかじゃなくて巻雲なの？　もっと戦闘に適した艦がいると思ったけど」「いえ、巻雲さんがいいんです」 #加賀さんとエリー

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そんなことを振り返っていると、背の高くなった巻雲が工廠から戻ってきました。「巻雲が、大きくなってる……」「大人の魅力です！　巻雲、これからも夕雲姉さんと一緒に頑張ります！」うんうん、高性能駆逐艦として頑張ってよ。出来るだけ夕雲と一緒に出すからね。 #加賀さんとエリー

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巻雲……。袖、余ってない……？「余ってませんよ〜！　提督、今の巻雲を子供扱いしないでくださーい！」「でもね、この折り返しを……」「夕雲姉さん！？　あ、伸ばしたらダメだって」なんか、中学生みたいだね……「うふふ」「巻雲、せめて高校生って言われたーい！」 #加賀さんとエリー

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今日は任務パネルの更新のためのお休みでした。夏の限定海域は閉鎖され、ハロウィンやオクトーバーフェストがやってきます。 「アタシたちにはあまり馴染みのない行事なのよね。そっちは神鷹やレーベに任せて、アタシたちは「はろういん」の用意にかかるわよ」 #加賀さんとエリー

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「当日の甘いものはアタシの方で用意しておくから。アンタはとにかく、逃げることに集中するように」逃げる？「去年と同じように、チビ共がアンタを倒して甘いものを砕こうと襲ってくるわよ」それは困ったね…… #加賀さんとエリー

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「叢雲？　うちの鎮守府、かぼちゃが貰える任務が少ないように見えるんだけど？」 「はひはへんへいははふんひゃないの？（なにか前提があるんじゃないの？）」 「なんでこの時間におせんべ食べてるのさ……」 「加賀にもらったのよ。美味しいわよ、ばかうけ」 #加賀さんとエリー

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「かぼちゃ任務は大淀にかふひんひまひょ」 「しゃべり終わってから食べなよ……」 「美味しいものには勝てないのよ。アンタも食べる？」 「やめとくよ。変な時間に食べて夜起きると困るから」 「子供かおばあちゃんみたいなことを言うわね。じゃああーげない」 #加賀さんとエリー

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「ん？　指定艦の任務があるじゃない」 「月間のはやったよ？」 「こっちよ。夕立を指名してきてるわ」 「なんで……ああ、衣装があるからかな」 「そんなことはないと思うけど、もしかしたらそうかも知れないわね。調べておくから出撃は明日にしましょ」「今からじゃないの？」 #加賀さんとエリー