私的メモ:就活は経験的な学びとしてどう成立するかー社会への広がりとしてのキャリア教育の可能性

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walker_hotate @walker_hotate

"「若者にチャンスがない」と若者はいうけど、私は逆に「若者にしかチャンスがない」ことが若者のシンドサの理由だと思う。" / #いまの就活を知ってください の若者はなぜシンドイのか http://t.co/whP0XRXu

2011-12-07 10:15:26
walker_hotate @walker_hotate

今の就職活動中の大学生こそ、自分たちの「つらさ」を叙述して見つめ直すことから進めていく経験学習的な学びが成立するのではないかと思う。こう言うと学習至上主義かもしれないけど。

2011-12-07 10:20:50
walker_hotate @walker_hotate

自分たちの「つらさ」を核にした学びの広がりは、企業社会ないし大学キャリア支援の論理に対抗し得る大学生の論理武装になるんだろうし、ある意味でそれを具現化したのが「就活ぶっこわせデモ」だったのかもしれんなぁ。

2011-12-07 10:23:07
walker_hotate @walker_hotate

実際「社会がどうであるか」を考えることは「自分がどうするか」とは容易に結びつかないし、むしろ自己の選択に躊躇を迫る部分もあるとは思うから「そんなことしても意味ないよ。目の前の就活にどう立ち向かうかだよ」と言う人をどう説得すべきなのかはわからんが。

2011-12-07 10:25:52
walker_hotate @walker_hotate

そして、二言めには「ゆとりだから」「不況だから」「○○大だから」などの言葉に逃げて思考停止してしまう人たちに対して、どうやってその学びを広げてあげることができるのか。

2011-12-07 10:27:37
walker_hotate @walker_hotate

「キャリア」って非常に個人的なものとして捉えられるし、教えられるけれど、もっと社会的な広がりをもって捉える方法論はないのかなとも思う。「自分のためのキャリア」なんてものを強調するから先が見えない人はいっぱいいるんじゃないか?

2011-12-07 10:29:39
walker_hotate @walker_hotate

内田樹氏のこのエントリ(http://t.co/xSCUZcEM)はそれ自体議論になったけど、「人間が努力をするのは、それが「自分のため」だからではありません。「他の人のため」に働くときです」というのは論点の核心にあるのだと思う。

2011-12-07 10:32:47
walker_hotate @walker_hotate

「キャリア」という言葉を「自分がどう生きるか」ではなく「人とどうつながりたいか」という意味でとらえたら、もう少しハッピーな世の中にならないかな。

2011-12-07 10:34:42
walker_hotate @walker_hotate

と、こういうことを書くと、今年1年のいろんなニュースは結局「コミュニケーションのデザインの問題」に還元できるんだよなと思ったりする。

2011-12-07 10:35:55
walker_hotate @walker_hotate

キャリアの縦軸はどうしても「自分がどう生きるか」になったとしても、横軸としての「他者(社会)とどうかかわるか」をもっと強調したキャリア教育を受けたいと思う。

2011-12-07 10:37:53
walker_hotate @walker_hotate

そういえば、「農村共同体の解体」ってトピックばかり最近は勉強してる気がするんだが「企業共同体の生成と変質」ってトピックはどんな議論があるんだろ。決して「公共性」とは言わずに「共同体」と言うのがミソ。

2011-12-07 10:40:58
walker_hotate @walker_hotate

午前中のツイートに補足するなら、「他者(社会)とどうつながるか」を学ぶということはいたずらに軽薄な「社会貢献」という言葉(就活する人も企業もいたずらに使い過ぎだと思う)へのアンチテーゼなのかもしれないなと思ったりもする。

2011-12-07 15:38:58