[mstep] Exchange Server 2010 新機能と旧バージョン
- yukio_saitoh
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Exchange インストールの種類は「標準」 or 「カスタム」 です。標準パスは C:\Program Files\Microsoft\Exchange Server\V14 とな // 管理者は熟知しておく内容ですな。 #mstep
2011-12-07 10:40:33Setup /PrepareADを実行していない場合は、Exchange 組織名の入力を促すフォームが表示される。(新規インストール時のみ) ADフォレストとExchange組織は1対1、会社合併時は2つのフォレストになるので要注意。 #mstep
2011-12-07 10:43:15Exchange Server 2010 セットアップで、社内にたった1台でも Outlook 2003 環境がある場合は質問に答えてくださいね。さもなければ、PublicFolder を使う Outlook 2003 ユーザは使用不可とな。(修正可) #mstep
2011-12-07 10:46:14クライアント アクセス サーバの外部ドメイン名は社内利用のみであれば、空白で構わない。ただし社外から使用する場合は必要。 #mstep
2011-12-07 10:47:04前提条件の確認とインストール。 // 他の MSFT サーバ製品のインストールと同じですね。最近はこの前提条件の確認で助かった!と思う IT Pro さんは多いと思います。 #mstep
2011-12-07 10:47:54Exchange 2010 SP1, SP1 のインストールに必要な主な HotFix 情報、ロールアッププログラム(旧環境から)は意識してくださいね。 #mstep
2011-12-07 10:48:54そして、そのままインストレーションを実行する。マシン性能もあるが、20~30分程度。 1h や 2h もかかる操作ではない。 #mstep
2011-12-07 10:49:26まず、Exchange 2010 のサーバの役割を紹介。 ①メッセージの格納と管理、②メッセージの配信(社内、WAN)、③セキュリティ&コンプラ対策、④モバイルメッセージング、⑤スパム&ウィルス対策、⑥ユニファイド メッセージング #mstep
2011-12-07 10:50:535つの役割:①メールボックスサーバ、②ハブ トランスポートサーバ、③クライアント アクセスサーバ、④エッジトランスポートサーバ、⑤ユニファイドメッセージングサーバ。 このうち④のエッジのみ共存不可(DMZ 設置するので、単体インスコしなければならない) #mstep
2011-12-07 10:53:00詳しくは顧客環境に応じて、サーバの役割の理解通り配置設計する。サーバ台数や稼働率などの設計ですね。 // ここで知識が伴っていないと、全部インスコしてからフロントエンド分離するのは昔のイケてない手法ですな。 #mstep
2011-12-07 10:55:05Exchange 2010 トポロジー:①ハブトランスポート、②メールボックス、③クライアントアクセス。 #mstep #mstep
2011-12-07 10:55:50①メールボックスサーバ:すべてのユーザメールデータを格納し管理する。ストレージ(回復用)グループはない。データベースの実体は *.edb ファイルの単一ファイル。 // Notesはユーザごとにファイル作成される。 #mstep
2011-12-07 10:57:59ユーザーメールボックスについて。ユーザーアカウント:メールボックス=1:1 となっている。 // リソースメールボックスは後述 #mstep
2011-12-07 11:00:16リソースメールボックス (2007から) はDC に登録されたユーザーオブジェクト(無効状態)で、会議室メールボックス、備品用メールボックスとして使用可能。2007以前は、会議室や備品の予約(スケジュール)用にユーザを作成していた。 #mstep
2011-12-07 11:01:52【重要①】データベース(*.EDBファイル)管理の考え方:データベース・オブジェクト(AD Obj.)は組織レベルで管理する。データベースコピー(実体)はメールボックスサーバで管理する。トランザクションログファイル (*.log) と明確に区別 #mstep
2011-12-07 11:04:32【重要②】 データベースオブジェクトは EXchange 管理コンソール→組織レベル→メールボックス「データベース管理」タブからデータベースオブジェクトを管理する。即ち、構成情報管理と実体管理の2種類を伴う。 #mstep
2011-12-07 11:06:12データベースは組織の直下に作成される。(既定でランダムな数字が付く) → シンプルな名前に変更するち管理が楽になるとな。 ※EDBファイルが作成されるのはサーバ単位あるが、組織全体で1つのファイル名として管理。コマンドレットで叩く場合でも命名規則を付けよう。 #mstep
2011-12-07 11:08:34EDB 制限タブにある既定サイズ=警告を表示するサイズ 1,991,680 KB, 送信を禁止するサイズ 2,097,152 KB, 送受信を禁止するサイズ 2,411,520 KB // バックアップ計画にも影響するので管理者は意識しよう。 #mstep
2011-12-07 11:10:44メールボックスの保存期間 規定値=削除済みアイテムの保存期間 14日、削除済みメールボックスの保存期間 30日。 // 会社にあったものへ適宜変更すること。メールに対するモチベーションによって生産性が変化する場合などw #mstep
2011-12-07 11:12:02メールボックス データベースのオンライン保守について、バックアップ時間とバッティングしないように。バッティングした場合はバックアップが優先される仕様とな。 #mstep
2011-12-07 11:13:32Exchange 2007 と比較して I/O が 70%削減されパフォーマンスがよくなった、10GB 以上のMBOX をサポート、ストリーミング バックアップをサポートしなくなった(ボリューム単位でバックアップ) #mstep
2011-12-07 11:15:02パブリック フォルダーを SharePoint へ移行することをマイクロソフトは推奨しているが移行ツールは出していない。サードパーティ製品を使ってくださいと。 #mstep
2011-12-07 11:16:04メールボックス サーバは、他のコンピュータと通信に MAPI (RPC) を使用するが、【メッセージを配信する機能は持っていない】 と。メールボックスサーバを配置する ADサイトにはハブ トランスポートサーバが必須。 #mstep
2011-12-07 11:17:43