介護がちょっと楽になる気づき。認知症の方の繰り返しの話に相槌、、、あっ、これ「演劇の○○」に似ている!
認知症の短期記憶障害は「何度も同じ話をする」と言ったら分かりやすい。思わずさっき聞いたよ!と言ってしまいそうになるのだが、ご本人は初めて言ってるつもり、なので指摘すると落ち込んでしまったり怒ったりと、ストレスになってしまう。(そもそも指摘してもその後も同じ話になることも。)→
2023-10-10 06:20:14ストレスは認知症を悪化させる、、なんて聞くので初めて聞いたように答える。これはご家族には大変なことだろう。私は介護職で慣れているが、昼も夜もと思うと、冷静に対応できるかどうか。 だが「何度も繰り返される同じ話を初めて聞いたように反応する」はある状況で同じ行為をしてる事に気づいた→
2023-10-10 06:27:29それは演劇の稽古場。一般的なストレートプレイ台本なら、同じシーンを何度も感情を入れて繰り返す。私は社会人劇団に所属し、昔舞台に出た経験から思い当たった。 稽古をはたから見たら滑稽かもな、、と思うこともあった。 オッケーが出るまで同じセリフ、同じ感情を何度も繰り返し演じてるのだ。→
2023-10-10 06:31:00これ、認知症の方の繰り返される話と同じじゃないか? なぜ片方は積極的になされ、片方は嫌がられるのか。 稽古には終わりがある。また、そこで評価する演出家がいる。そして最終的に舞台で発表するという大目標がある。 認知症の方との対応に疲れた時、「演劇の稽古みたいだな、、」と→
2023-10-10 06:34:04その状況を客観化できると少し気が楽になったりうまく返事できるかもしれない (もちろん息がつまる位大変な状況は助けを求めるべきですが) そこで、繰り返される対応を上手になさってる方がいる。それは同じ認知症の短期記憶障害のある方。お二人で話してると、「あら、あなた私と同じ年なの?!→
2023-10-10 06:37:01と同じ話で何度も新鮮なリアクション。何故なら先刻の話を忘れるから。 日常生活では困りごとに繋がる障害が、「繰り返す話を感情をこめてリアクションする」というフレームの中では達人となる。 これは同じ位の障害程度でないと成立しないが、デイサービスなど施設の有効性はこういう所にもある。(終)
2023-10-10 06:41:27