そうか、桃太郎て今まで「出自不明の主人公がピンチらしいピンチもなくスルッと成功して帰る」ていう今一ピンとこない話だと思ってたけど、お爺さんお婆さん視点で考えると「子供が持てなかった自分達に突然出来た息子ができて手柄を立てて故郷に凱旋して来る」てめちゃくちゃ夢のある話だったんだなあ
2023-10-21 13:01:38「高スキルを持って異世界転生」「空から女の子が」ばりに夢がある…なるほどそりゃ語り継がれる訳だ…
2023-10-21 13:09:46そう考えると、桃太郎の翻案って、「桃太郎モチーフのバトル物主人公」とかが多かった印象だけど、むしろ「老いた主人公に突然桃太郎モチーフの有能娘/息子(的ポジションのキャラ)が」とかの方が案外人気出たりはしないかなw
2023-10-21 13:34:18この話の続きだけど、割と唐突に出て来るのに定番の『日本一』の旗指物も、鬼ヶ島の「財宝を持ち帰って来た」て部分が妙に強調されるのも、"息子を眺める視点"だと考えるとよく分かる…。『息子が日本一だ』としっかり近隣や世間に知れ渡り、資産を形成して親元へ帰ってきた、て部分が肝だったんだなあ
2023-10-21 21:09:26@Rima_tk 理間さんのポストを読んでて、そう言えば赤毛のアンも マシュ―・マリラの視点から見ると孤独な兄妹の元へ間違いで風変わりな孤児の女の子がやって来て、それを大切に育てたら地域一番の優等生になって親孝行してくれた……って構造は桃太郎と同じなのに気づきました
2023-10-21 13:45:05@foca_snark ああ、なるほど! 長く愛されてる作品には、意外と「保護者キャラ目線で眺めてみると(また違った)魅力が見えてくる作品」っていうのも多いのかもしれませんね…
2023-10-21 13:48:20@foca_snark すごい納得です。惜しむらくは鬼退治して凱旋する前にお爺さんが他界してしまう点でしょうか…(マシューは十分だったよ、と笑うかもしれませんが…)
2023-10-21 17:36:55@Rima_tk 異世界転生ものが人気なのは氷河期世代の人生詰んだ状態の現実逃避先として、、ってのがレールに有るなら、この先、主人公が親/老人目線ってのは案外アリなのかとも。。
2023-10-21 17:00:18@hectopascal1013 「まずは転生して若返り」ってのと、案外語り手の願望のスタート地点としては近いのかもですね
2023-10-21 17:26:22@Rima_tk @jade_jp 昔話割りとおじいさんとおばあさんがから始まるの多いから なろうの転生トラック並みにテンプレだったんでしょうね…
2023-10-21 22:03:08@nobody0270dawn おじいさんおばあさん世代が語り継ぐことで残ってきた話は多いだろうから、自然とその世代に受ける構造が多く残ったのかもですね…
2023-10-21 22:12:42@Rima_tk 山に住んでいる(都は平地にあるので、その対)ということで、典型的な社会的弱者という設定なんですよね 昔話あるあるの設定です
2023-10-21 22:12:52@Rima_tk かぐや姫(竹取物語)もお爺さん(竹取の翁)の体験談という視点なんですよね。 その視点を裏返したのが高畑勲の『かぐや姫の物語』で。
2023-10-21 22:16:25@Rima_tk なるほど、視点が変わると貧乏な老夫婦が祝福を授かって幸せになるタイプに収まるんですね。 花咲か爺さんやネズミ長者(おむすびころりん)などのジャンルに入るのは目から鱗でした
2023-10-21 23:02:07@xUGkdn8O8uWsmTF あー、カテゴリーとしてはそっちに近くなりそうですねえ
2023-10-21 23:03:16@Ni_Go_Ten 古くはそちらのバージョンが多かった、とは言いますね…
2023-10-21 23:15:50