NHKアーカイブス 「Nスペ 地球核汚染」(1995年)実況まとめ
- karitoshi2011
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NHKアーカイブス。ハンフォード再処理施設。プルトニウムだけでなく、プルトニウム抽出前の核燃料などを含む危険な物があった。核燃料棒の保存状態はずさんで、上にモップやバケツなどが落下していた。(映像つき)
2011-12-10 16:10:57NHKアーカイブス。ハンフォード。核廃棄物が周囲を汚染し、水素ガスが発生している。(ボコボコ水中から噴出する画像)爆発の危険もある。
2011-12-10 16:12:17NHK。ハンフォード周辺の住民は健康被害に苦しんでいる。住民の一人はハンフォード周辺の地域を「死の1マイル」と表現。その地域で健康被害が頻発している、家族も4人癌で死んだ、と語る。
2011-12-10 16:14:06NHK。ハンフォード周辺の住民が環境汚染を知ったのは、冷戦終結後だった。ソ連核武装直後、プルトニウムを作る際には必ず出る放射性ヨウ素が工場から排出された。細かく記録されていたが、住民には冷戦終結後、肝心の責任者や目的を隠した資料が公開されただけだった。
2011-12-10 16:17:04NHK.ハンフォード周辺の住民が要求、1995年に初めて、住民への公聴会が開催された。政府側「住民の皆さんの意見は聞くが、何も約束することはできない。」政府は、健康被害との因果関係を一切認めていない。
2011-12-10 16:18:44NHK。薬を飲み続けるハンフォード付近住民。「薬を飲まないと、昏睡状態になって、最後には死んでしまう」
2011-12-10 16:19:53NHK。ソ連に対して優位に立つために繰り返した核実験は1030回以上。国民に被害を出してしまった。柳田邦男「被曝者には、爆弾の被害者と、それ以外の人たちがいる」
2011-12-10 16:22:13NHK。核実験による影響の拡散。実験は公表されているだけで2037回(1995年番組放送時点)。北極の氷で放射性物質がいつどれ位降り注いだか、確認する。1986年のチェルノブイリ事故のもの。それよりずっと深いところで、それを上回るものが確認された。米ソの核実験のもの。
2011-12-10 16:26:03NHK。マーシャル諸島での水爆「ブラボー」を含む米国の核実験。ロンゲラップ島では、致死量の4分の1の死の灰が降り注いだ。
2011-12-10 16:27:25NHK。「ブラボー」実験の後、米軍はロンゲラップ島人全員が番号を付けられ、細かい健康調査を受けた。当時の村長の子どもは死んだ。父親には、無断で甲状腺摘出の手術も行ったが、白血病で死んだ。報告書には放射能の影響で死んだと思われると記録され、「水爆死亡第一号」と呼ばれている。
2011-12-10 16:30:09NHK。ロンゲラップ島民は、水爆実験後、バラバラに(別の島に)住むようになった。元村長の弟は、元日本軍の通訳。今は、別の島に住む元ロンゲラップ島民のまとめ役。その島にいる人々は恒常的な食糧不足。農作に適さない土壌。年に数回、米軍が食料を配給するが、不足することが多くなる。
2011-12-10 16:32:54NHK。米国は世界各地でで死の灰の影響を調べた。世界中から人骨を集め、ストロンチウム90の蓄積量を調べた(サンシャイン計画)。目的をかくしたまま、20の国から1万人以上の骨を集めた。
2011-12-10 16:36:12NHK。「大気圏内核実験から3年後には成長期の子どもの骨に影響を与え始める」という実験結果を米国は出し、科学者から大気圏内核実験を中止するように言われたが、政府は科学者の意見を無視した。
2011-12-10 16:38:19NHK。米国はマーシャル諸島で、今でも健康調査を毎年行っている。島民代表が「検査だけではなく治療をして欲しい」と米国政府に手紙を出したが、返事は来なかった。(健康調査だけで、治療無し!!)
2011-12-10 16:39:58NHK。ある研究機関によると、核実験で何らかの健康被害を受ける人は2000万人になるだろうと、予測。
2011-12-10 16:40:53NHK。広島の被曝者のデータ。数年後からガンが増え始め、被曝30年後に胃がんが増える。(そこまで行かないと、影響の広がりがつかみきれなかった)
2011-12-10 16:43:03NHK。ウクライナ。チェルノブイリ事故後の様子。事故直後死者は31人。周辺に新たな被曝者を生み続け、少なくとも66万人に上る。
2011-12-10 16:44:10NHK。1995年現在、ウクライナでは甲状腺がんが増えた。甲状腺がんは比較的早い時期に出始める影響。(他のガンよりは、早く増え始める、と言う意味)
2011-12-10 16:45:23NHK。チェルノブイリ原発の石棺。管理責任者を映す。技師が撮影した石棺内部の映像。鉄板と鉄板の間には1000箇所以上の隙間ができている。外部への汚染が進んでいる。内部では、核燃料がコンクリートと混じっていて、そこに染み出した雨水が燃料を溶かし、地下に溶け込んでいるかもしれない。
2011-12-10 16:48:13NHK。ウクライナ。今も新しい避難地域が出来続けている。チェルノブイリから30キロの外側に新しく避難(指定)地域が出来続けている。
2011-12-10 16:50:08NHK。ウクライナ。10歳(1995年時)の娘を心配する母親。免疫力が落ち、甲状腺の異常が発見された。
2011-12-10 16:51:47NHK。ウクライナ放射線医学センターのニャグ博士。ウクライナの人たちの精神疾患の増加を見て、放射線の脳神経に対する影響を危惧。
2011-12-10 16:54:15NHK。チェルノブイリ事故周辺の地域に戻る人々「サマショール」(頑固者)。ここ(1995年)数年で、サマショールの墓石が増えている。
2011-12-10 16:55:53NHK。「サマショール」の女性「あんな土の無い町で何の仕事をすれば良いの?ここにはたくさん仕事(農業)があります」自然界の5倍の放射能が残る村。(日本で言えば、0.2μ毎時位?)
2011-12-10 16:58:24