#UTNetReal 第6回
学術俯瞰講義のスライドのフォントがなかなかおしゃれでいいな,と思ってたらどうやら「国鉄っぽいフォント」という書体らしい。なんだこの名前はw
2010-05-20 16:22:44廣瀬「前回の質問に答える。倫理的問題と切り離されることは無いのでは、という質問。それはその通り。技術の発展で何かが『できる』ようになったとき、それは必ずしも『してよい』ということと重ならない」
2010-05-20 16:25:54Q「動画の次はどういう質的ネ変化が?」A「3D,そしてさらに一次元と上がっていく。さまざまなことが一つの場所で同時に起こる空間が作れるかも」
2010-05-20 16:31:59技術で出来ること、してはいけないことを考えて行くのは、どっちかというと僕らの仕事だと思うんだよなぁ そこまで技術者に求めていいものなのか #UTNetReal
2010-05-20 16:32:34廣瀬「前回はVRとは何かを説明した。新しいインターフェース技術や、臨場感という観点から見たVRを紹介した。五感が大事であるという話をした。今日は工学系の苦手な形の話をする。」
2010-05-20 16:32:50廣瀬「ロケットを例をあげると、打ち上げて月にいくのがミッションだが、工学系の人はロケットを打ち上げるまでに興味を持ち、いざ打ち上がると興味を失ったりする。僕の友人の村井という男も、インターネットがつながるまでが好きで、つながってからはどうでもいい、という感じだった」
2010-05-20 16:34:38廣瀬「立花隆曰く体験の価値は大きい。そのことを可能にするVR、実際に体験できない世界を近く可能な世界の枠組みに入れるという意味において、VR技術は単なるシミュレーションの域を超えている」
2010-05-20 16:36:30廣瀬「VRは可視化技術である。本来見えないものを見えるように、体験できないものを体験できるようにする。立花隆さんはVR技術を見学にきたとき、『百聞は一見にしかず、百見は一体験にしかず』と言った。」
2010-05-20 16:37:00廣瀬「日本の宇宙技術は遅れていると言われるが、かぐやにハイビジョンカメラを積むなど、ある点では進んでいる。そこまで高精細のカメラを積む必要はあるのか、と仕分けられてしまうかもしれないが(笑)、これも可視化の重要性の一つの現れである。映画が説得力を持ちやすいというのも一例。」
2010-05-20 16:40:59廣瀬「この情報爆発時代に可視化技術の役割は大きい。感覚の範囲に情報を落とし込むことで問題を自分の問題としてはっきりと意識できるようになる。」
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