【超キモイ】P-47の後退翼改造案

こいつが震電と空戦してる光景は激アツ
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蛇乃目伍長 @boffin_side

今さら始めてみました。使い方や作法がまだよく分からないので反応無かったりトンチンカンな返しをするでしょうからまずは御容赦を HP→janome555.web.fc2.com pixiv→pixiv.net/member.php?id=

blog.livedoor.jp/janome_gotyou/

蛇乃目伍長 @boffin_side

カーチス・ライトが開発した高速プロペラですって(1946年)。 見ての通りP-47でテストされたそうで。 pic.twitter.com/Nh0Lg0GRye

2023-11-19 22:42:07
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蛇乃目伍長 @boffin_side

検索してたらP-47の後退翼案というのが出てきたのですが… やべぇ、プラモ仮組み中にこういうのやってたでしょ?皆さん。😅 pic.twitter.com/1nwePSk8Ys

2023-11-19 22:44:23
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蛇乃目伍長 @boffin_side

なんかP-47の改造案というのはこれらジェット化案みたいなぞんざいというか安直な見た目なのがけっこうありそうだなぁ pic.twitter.com/GsgboJyD79

2023-11-19 22:46:43
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Project 667 K-423 @hounds02

@boffin_side 高速化するから重心位置は後ろの方が良いってのは解るんですが低速時は思いっきり負の安定性になるんで着陸がおぼつかないという。

2023-11-20 01:40:13
ウチューじん・ささき @uchujin17

特定外来宇宙人です。

ウチューじん・ささき @uchujin17

これはさすがに安直だけど、史実のP-47Nは主脚も含めた主翼内側に延長翼を噛ませてスパンを延長しているし(だから主脚や翼銃の間隔が異様に広い)、YB-60はB-36の主翼をほぼそのまま傾けて取り付けて後退翼化した(だから重心が後ろに寄って尾部に4本目の脚が生えている)なんて実例があります。 twitter.com/boffin_side/st…

2023-11-20 01:31:39
ウチューじん・ささき @uchujin17

WW2時の戦闘機は主翼の桁構造そして・主脚・翼銃・弾倉・燃料タンクの配置にそれぞれの特徴があります。P-47は前後2本桁構造で、桁のあいだに主脚・その外側に翼銃・さらにその外側に弾倉を並べています。燃料タンクは脚や機関銃を避けた「コの字」に置かれており、主タンクは胴体側にあります。 pic.twitter.com/8Gf4nlqJPr

2023-11-20 01:45:56
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ウチューじん・ささき @uchujin17

そのP-47の航続距離を延伸するためにはどうするのが良いか?ババーン!P-47Nでは主脚格納庫の内側を延長して内翼燃料タンクを拡大し、延びすぎた弾倉外側の翼端を切り落としました。よく見るとプロペラ直径に対して異様なほど翼銃が外側に離れています。 pic.twitter.com/nqUMNPrqYj

2023-11-20 01:47:44
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ウチューじん・ささき @uchujin17

当然、主脚も異様なほど外側に離れています。安直といえば安直、でも合理的ではあります。P-51HやF8Fなど「最後のレシプロ戦闘機」たちが軒並み間に合わなかったなかで、P-47Nは太平洋戦線さいごの数ヶ月に実戦参加しました。 pic.twitter.com/aw25GruP2Y

2023-11-20 01:51:26
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ウチューじん・ささき @uchujin17

グラマンF6Fの場合。2本桁構造だけどP-47ほど極端に前後に離してはいません。前桁が主桁でもあり、折り畳みヒンジもここに付きます。燃料タンクは胴体から中央翼にかけて左右2個(72.9gal x 2)と操縦席の下に1(62.5gal)、燃料タンクの外側に後方引き込みの主脚、その外側に翼銃と弾倉。 pic.twitter.com/iX6HZzkhKu

2023-11-20 05:23:39
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ウチューじん・ささき @uchujin17

P-47Dの燃料タンクは操縦席前方のメインタンク205gal+座席下100gal、上で示した「コの字に配置された燃料タンク」は翼根部を延長しタンクを増設したP-47Nのものでした。D型は翼内に全く燃料タンクを持たないドライ・ウイングだったようです。 pic.twitter.com/ZwGVzwGPqL

2023-11-20 05:29:08
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ウチューじん・ささき @uchujin17

P-51はF6Fより更に主桁が後ろ寄りの単桁構造(フラップ/エルロン手前に補助桁が付きます)で、主脚は桁前方の空間に収納、主桁と補助桁のあいだが燃料タンク、隔壁を隔てて外側が翼銃と弾倉と言う構造です。翼内タンクは92+92gal、操縦席後方に+85galの増加タンク。 pic.twitter.com/gEJFTAHRjs

2023-11-20 05:35:49
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ウチューじん・ささき @uchujin17

P-40は3本桁構造。操縦席下の前桁と主桁のあいだに29.2gal+主桁後方に42gal、操縦席後方に51.5gal。主脚は燃料タンク外側へ後方引き込み、その外側の主桁後方に翼銃と弾倉。 pic.twitter.com/WAh2JfIeZy

2023-11-20 05:42:35
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ウチューじん・ささき @uchujin17

こうやって並べてみると「引き込み脚ってすっげー邪魔だな」と思います。燃料タンクを設置したい重心ちかくの「おいしいところ」の容積をババーンと占拠しちゃうわけです。

2023-11-20 05:45:57
ウチューじん・ささき @uchujin17

P-51の翼内タンク容量が大きい理由が「中央部の厚さを取れる層流翼型だから」というのも殆ど関係なくて、主桁を下げてその前方に脚を引き込む構造にしたから、ということもわかりますね。その副作用で翼銃格納庫の厚みが不足して、D型以前では機関部を斜めに寝かせることになりました。 pic.twitter.com/BKeK1ad5jY

2023-11-20 05:48:31
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